【2025年11月16日追記：2017年に書いた有料記事を、フォロワーさんへの感謝企画として、2日間限定で無料公開します】

昨日～今日は幻冬舎の編集者・箕輪さん
＆元シナプス社長・田村さんと
高知県に行っていた。

箕輪さんはポルカで高知への旅費（6万だったかな？）を集めていて、

支援してくれた人には
「イケハヤさんが仮想通貨について
語る動画を届ける」というリターンを設定していたのだけど

その動画の撮り方が割と適当でびっくりした。

（途中で切れてるか、撮れてないかもしれないけど
まあいっかー的な…）

「えっ…そんな感じで…いいんですか…？」と
おそるおそる言うと

箕輪さんとイケハヤさんの二人に

「はあちゅうさんは
どうしてそんなに一生懸命リターンを
返そうとするんですか？」

と逆にびっくりされて、私、再びびっくり。

箕輪さんやイケハヤさんは
ポルカとかクラウドファンディングとかを
お金を使った「コミュニケーション」だと考えていて、

500円もらったら、あえて
10円分くらいしか返さないことで、

「この人はしょうがないな～…」と思わせ、
それによって、支援してくれた人との間に
「特別な絆が生まれる」という考えの持ち主らしい。

私は500円をもらったら
1,000円分返さなくちゃいけない、
払って良かったと思わせなくちゃいけない…！！！と思ってる人で、

だから、
（他の人にそう見えてるかどうかわからないけど）

人からお金をもらうと
その2倍責任を感じるから、重い。

クラウドファンディングも一回やったけど
真面目に対応しすぎて疲れきったからもう二度とやりたくない。

新サービスが大好きで、なんでもいち早く試す私が、
ポルカだけはまだ一回も使っていない。

気軽に身内から集金なんて出来ないと思ったからだ。

でも、箕輪さん・イケハヤさんの

「人の好意に甘えることはコミュニケーション、
不完全は逆に愛される」

という考え方に触れて

私のこの真面目さのほうが
今の時代に合っていないんじゃないかと思った。

人間なんてみんな不完全だし、
いろいろ雑にやっても許してもらえるなら
そのほうが楽だよなぁ…。

私のこの毎日ハゲそうなストレスは
いろんな人に貰ったものを返さなくちゃと思いすぎることによって
勝手に生まれている「病み」なのでは？

しかもそれが良い方向ではなく逆に働いていて、

せっかくの
「人＆人」のつきあいがうまれるチャンスを無駄にして
「店＆客」という苦しい関係を自ら作っているのでは…？？

箕輪さんはポルカで旅費を貰ったくせに、
財布をイケハヤさんと会っていた場所に忘れてきて
ご飯代のカンパまでポルカでやっていて、
結局1万6千円追加で儲けていた。

しかもリターンはまるでナシ。

「カツオが食べたい。500円くれた人にはカツオのうまみを伝えます」的な、

それもうお金貰ってるじゃん…
なんにも返してないじゃん…。

https://polca.jp/projects/wL8rKb31LXx

真面目な私は見ているだけで、胃が痛かった。
でもそれで1万円が瞬時に集まっていて、
支援した人がみんな楽しそうなのが今っぽいなぁ…！

昨日、箕輪さんとイケハヤさんの考え方に触れて、
私はなんだか悔しかった。真面目にやっている私、バカみたい。
真面目な私のほうが損してる、と思ってしまって。

私も、もっと甘えたい。甘えて甘えて甘えまくりたい。
真面目に生きているせいで、人の雑さ（雑さではないのかもしれませんが、あえてここでは「雑さ」と書きます。人のゆるさ？いい表現が思いつかない）が
気になって気になってしょうがなくて。

例えば誰かと共同で企画をすれば、投稿し忘れたことのあるメンバーには「明日は投稿日だから投稿してね！」とリマインドを送ったり
セミナーの運営は必ず私の役割で、
気づけばパートナーの2倍の稼働量だったりもして…

私が気になる側なんだから自分の作業が多くなるのはしょうがない、と思っているけど、その分お金を多く貰っているわけでもなく、自分の熱量や仕事量が相手と同等ではない気がして、たまに損している気になる。

その上、私がリーダーと話し合って決まったわけでもないのに、細かなことが気になるゆえに、指示を出すことで、リーダーっぽくなっていることに、相手が不満を持っているかも…、とつらくなり、でもその気持ちをなかなか相手には言えない。

そういうの本当は疲れるんですよ。
なんで全部、何もかも気にしなきゃいけないんだ。
だからしょっちゅう胃炎になるんだろうな、私…。

この間も、ショールーム、
毎朝頑張って配信してるのが
たった1日…睡眠不足がたたって寝坊したら、

「待ってたのに配信がなくてとても残念」
というツイッターがとんできて
寝ないででもやればよかった…と勝手に病んだ。

これ、逆に毎日配信がないことが前提なら
たまに配信したら、
「今日は配信があった！やった！」って
思って貰えるんだろうな—…

真面目に毎日やっている私の努力は、全部裏目に出ている。
不完全なまま愛されているイケハヤさんと箕輪さんを見ていたら、ますます落ち込んでしまった。

生きるハードルを低くしたい。
もっと我儘に適当に生きて、それでも愛されたい…！

お願い事をするたびに「貸しを作ってしまった…！」と思わずに、
「わーい、やったーヾ(*´∀｀*)ノ」と無邪気に人の好意を受けられる人間になりたい。

そんなわけで、私は決めました。

自分を変革させる実験として、11月のnoteは甘えようと。

私、noteに生真面目に毎日投稿していて
1,000円で毎日記事が届くなら、
安い～お得～！！って思われたかったけど

これは、お金の分だけ
返していくサービス設計ですよね。
借金返済型であって
コミュニケーションではない。

だからやめます。

SNS時代は、「サービス」ではなくて
「コミュニケーション」がウケるんだと思う。

私、甘え上手デビューします。

不完全力…適当力…
（「家入さん力」という言葉も思いついたけど…）

どんな呼び方でもいいのだけど、
不完全とか適当だとちょっとネガティブニュアンスだから
「甘え上手」って呼んでみようかな。

noteの月刊はあちゅうも
バリューパックも既存のルール
（月刊はあちゅう2日に1回、バリューパック1日1回更新）

を一回撤回して

11月は、購読者の皆さんに「甘える」試みで…
書いた時に、書けたものを、届けるスタイルでもいいですか…！

配信できない日は「ごめんなさい…」と思わずに
みんなに私の不在を思い出してもらおうっと…。

…と言いながらなかなか
甘えられないのが目に見えているけど、

とりあえず11月はテーマもルールも無視して
「なんかやります」というだけのnoteにします。

皆さん、一ヶ月、私の「脱・真面目」計画につきあってください。
（その後の更新スタイルはまた今後考えます）

そんなわけで、（まだあと2日あるけど）

「サービスを提供する」ではなくて
「コミュニケーションをする」が
11月のnoteのテーマになります！

あ、でも真面目にやりそう…
いや、真面目はダメ…

私もどうなるかわからないんですが、

こんな風に長いものを書いてしまうから
また時間がかかってしまった。

明日は久々の4時起きなので寝ます。（4時か…つらいな…。）
※8時半くらいからＮＨＫ生放送にちらっとだけ出てます。

※この記事は久々にコメント欄をオンにしています。