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厳しい私立大の懐事情「入学金返還は収支に関わる」 急速な少子化も追い打ち

2025年11月16日 05時10分 (11月16日 05時10分更新)
 私立大の合格者が支払う入学金は、入学を辞退した場合に返還すべきか否か。中日新聞社が中部9県の私立大に入学金の取り扱いについて聞いたアンケートでは、受験生の経済的な負担軽減に理解を示しながらも、少子化が進む中で学費収入の減少を懸念し、身動きが取りにくい大学の実情が浮き彫りになった。(酒井博章、芝野享平、服部桃)

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入学金実態を調べた結果を公表する入学金調査プロジェクトのメンバー=1月、東京都千代田区で(同プロジェクト提供)

 「入学金の返還は(大学の)収支に関わる大きな問題。すぐに対応することは難しい」。岐阜県内の大学の関係者はこう語る。
 国からの運営費交付金が主体の国立大と違い、私立大は入学金や授業料、施設設備費といった学生からの納付金が収入の多くを占める。急速な少子化に伴って入学者が定員を下回る「定員割れ大学」が全体の半数を超す今、入学金減少の影響は小さくない。中日新聞社のアンケートでは、約7割の私立大が辞退者に入学金を返還しないと回答した。...

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