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元幹部が語る松本璽暉氏とアレフの闇

カルト・リークス独占インタビュー第一弾
 
元幹部が語る松本璽暉氏とアレフの闇
カルトという現象は特に宗教組織でよく見られるものですが、企業やさまざまな団体の中にもカルト的な形態が形成されることがあります。多くの場合、それがカルトだと気づかないまま深く関与してしまう人々が少なくありません。今回のインタビューでは、実際のカルト組織の実態を知ることで、その害悪を暴き、カルト思考から自由になるための手助けとなる情報をお届けします。
 
今回は、オウム真理教(現アレフ)の元幹部であるTさんに直接お話を伺い、現在のアレフの問題点と、二代目教祖である松本璽暉氏について詳しく語っていただきました。
 
インタビュー開始
カルト・リークス: 今回は取材をお受けいただきありがとうございます。犯罪撲滅のえんじんという方のXの投稿を拝見し、アレフ問題について興味を持っておりました。アレフの現状と松本璽暉氏の実態について、是非詳しくお聞かせいただけたらと思います。
Tさん: こちらこそ、取材の機会をいただきありがとうございます。松本璽暉氏とアレフの実態について、教団内には多くの閉鎖的で欺瞞に満ちた問題がありますので、信者だけでなく、世間の皆さんにも広く知っていただきたいと思っています。
 
アレフを辞めた理由
カルト・リークス:まず、Tさんは教団内ではどのような立場だったのかを教えていただけますか?
Tさん: 出家信者でした。その中の「師」というステージで、世間で言ういわゆる「幹部」ですね。
カルト・リークス: では教団の内情についてはかなり詳しく知っている立場だったわけですね?
Tさん: はい、そうですね。教団運営に関わっていましたから。
カルト・リークス: そんなTさんがアレフを辞めることになった理由について教えていただけますか?
Tさん: 一番の理由は松本璽暉氏への疑念と失望です。彼は自分をグル(指導者)と自称しているわけですが、非常に傲慢で、常に人を見下すような態度を取ります。何か小さなミスがあれば、必要以上に相手を追い詰める。精神的に追い込むまで、理不尽な理由をつけて責め続けるんです。仏教でいうところの慈悲の心など全くなく、ただ支配欲と自己満足のために動いているように私は感じました。
また、彼は父親である松本智津夫氏(麻原彰晃=以下、尊師)以上に過激で、政府と戦うことが趣味のようなところがあります。それに加えて、すべてが曖昧で、結論を出さない性格で、未来のビジョンを提示することもできません。自分の興味のあることだけを追いかけ、組織全体をどうするかという大局的な視点が欠けています。その他にも様々な人格的、能力的な問題を感じ、そのような人物に対してグルとして帰依をするのは無理だと判断して、脱会を決めました。
 
松本璽暉氏との初対面
カルト・リークス: 松本璽暉氏に直接お会いしたことはありますか?
Tさん: はい、あります。
カルト・リークス: そのときの印象を教えてください。
Tさん:初めて会ったときの印象は、「若いのになぜこんなに太っているのか?」というものでした。しっかりヨーガを修行していれば、特に若いうちは簡単に痩せます。さらに、顔や体にはアトピーが目立ち、それも教団の教義に反しているように見えました。教団ではアトピーを「嫌悪のカルマの象徴」とし、地獄や動物界のカルマとされています。自らその教えを説き、グルを名乗る人物が、自分のアトピーすら治せないことには大きな疑問を感じました。これでは自分自身のカルマ(業)もまったく浄化されていないように思えますし、痩せることすらできないのは、まともにヨーガ修行をしておらず、生活がだらしない証拠であると感じました。
顔つき自体は父親である尊師にそっくりで、「尊師が生き返ったのか?」と錯覚するほどでしたが、中身はまったくの別物で、性格は陰険で冷たい印象を受けました。
 
松本璽暉氏の問題点
カルト・リークス: 松本璽暉氏を指導者として見ると、どのような問題点がありますか?
Tさん: 一言で言うと、グルとしての条件をまったく満たしていない人物なのです。

  • 最終解脱していない

  • 悟りを開いていない

  • 神通力(超能力)がない

  • 他心通(人の心を読む力)がない

  • 慈悲がない

  • 人を救済しようという気がない

これらの点は、仏教の教義において非常に重要な要素です。しかし、松本璽暉氏はそのどれも持ち合わせていません。信者の心情を理解することができないため、的外れな指示や行動を繰り返します。もし彼に他心通があったなら、私が疑念を抱くこともなかったでしょう。
さらに、性格面でも問題が多いのです。無慈悲で意地が悪く、自分に逆らう者には容赦しません。
また、松本氏は信者を「修行」という名目で八潮道場(出家信者が長期的に修行するための施設)送りにし、いつ戻れるかもわからない状態に追い込むこともあります。まさに「北朝鮮の金正恩」のような存在なのです。
 
教団内の実態
カルト・リークス: 教団内では、松本璽暉氏はどのように扱われていますか?
Tさん:教団内での松本璽暉氏の存在は、まるでハリーポッターに登場する「名前を呼んではいけないあの人」のようです。信者たちは彼の名前を口にすることすら恐れ、多くの場面で「例のあの人」のように呼ばれています。
教団の合同会議でも、彼の意向は絶対視されており、司会者が「例のあの人の指示です」と一言発するだけで、議論の余地なく決定が下されます。
また、松本璽暉氏は、自分のことを話題にするとタントラ(密教)の破戒にあたり地獄に落ちる、と幹部信者を脅していました。
このような扱いをされているため、幹部を除くほとんどの信者は、一度も彼と会ったことも話したこともありません。
そのように全く実態を知らない、特に在家信者たちは、実態とは大きくかけ離れた、「松本璽暉氏は素晴らしい指導者であり、いずれ教団に戻って尊師のように導いてくださる存在」だと刷り込まれています。しかし、実際にはそのような兆候は一切見られません。
 
松本璽暉氏が教団に戻る可能性
カルト・リークス: 兆候は見られないということですが、松本璽暉氏が今後教団に戻るという可能性はあるのでしょうか?
Tさん: 絶対にありません。松本一族は非常に卑怯で、自己保全を最優先に動いています。本来ならば教団の後継者として表に立ち、信者を導くべき立場にありますが、責任を取りたくないがために陰に隠れているのが現状です。教団の財産や人材を自由にコントロールできる立場にいるので、表に出る必要がないのでしょう。
 
現在の教団の実態
カルト・リークス: 現在の教団の状況について教えてください。特に松本璽暉氏がどのように関与しているのかが気になります。
Tさん: 松本璽暉氏は、今や教団の実質的な最高意思決定者です。ただし、彼の名前は一切表に出ることがありません。彼は自分をオウム真理教の二代目教祖、つまりグルと称していますが、彼の指導スタイルはまさにサイコパス的なパワハラそのものです。
教団の中では、彼に対する恐怖が蔓延しており、信者たちは常に怯えています。松本氏に逆らうと、前述のように八潮施設での長期修行を命じられたり、最悪の場合は破門されることもあります。このような状況により、信者たちは彼に従わざるを得ないのです。
本来、本当に人を導く力のある指導者であれば、指導を受けることで精神的・霊的に成長し、幸福になっていくはずですが、松本璽暉氏の指導の元で幸福になった人を私は一人も見たことがありません。ただただ恐怖により思考停止させられて従わされているだけなのです。まさにカルト集団と言えるでしょう。
 
教団の意思決定プロセスと次男の影響
カルト・リークス: 教団内での意思決定はどのように行われているのでしょうか?また、松本璽暉氏がどのように関与しているのか、詳しく教えてください。
Tさん: 教団の表向きの意思決定機関は「合同会議」というものです。合同会議は一見すると合議制で運営されていますが、実際には松本氏が裏から完全に支配しています。
松本氏は「裏合同会議」と呼ばれる非公式な会議を主催しており、そこで重要事項がすべて決められます。この裏合同会議は通信アプリを通じて行われ、合同会議のメンバーが参加します。表向きの合同会議での議論や決定は、実際には裏合同会議で松本氏が決めた内容を追認するだけの形式的なものとなっています。
 
裏合同会議の詳細
カルト・リークス: 裏合同会議とは具体的にどのようなものですか?その内容や運営方法について教えてください。
Tさん: 裏合同会議は、松本氏が通信アプリを通じて合同会議のメンバーを招集し、自分の指示を伝える場です。最初は宗教的な話題や質疑応答が中心でしたが、次第に公安調査庁への対応や教団の資産管理といった実務的な内容が議論されるようになりました。
この会議での決定はすべて松本氏のトップダウンで行われ、他のメンバーの意見はほとんど反映されません。そして、その内容は次の表合同会議で形式的に採択される仕組みになっています。つまり、裏合同会議が実質的な教団の最高意思決定機関なのです。
 
信者に対する影響とパワハラ
カルト・リークス: 松本氏の支配下で、信者たちにはどのような影響が及んでいるのでしょうか?
Tさん: 信者たちは松本氏のパワハラによって非常に大きなストレスを抱えています。松本氏の意向に反する行動を取った場合には八潮施設での長期修行を命じられたりするわけですが、本来そのような修行の指示は宗教的な理由とされていますが、実際には罰としての意味合いの方が強いです。
さらに、合同会議のメンバーや他の信者は、松本氏に個別に呼び出されて指示を受けることがあります。これらのやりとりも通信アプリを通じて行われるため、非常に閉鎖的で、外部からは実態が見えにくい状況になっています。
また、現在教団は再発防止処分によって施設の使用及び贈与を受けることが禁止されていますが、この処分が出されたのは、教団に義務付けられている公安調査庁に対する報告を、松本氏が提出させないように幹部達に圧をかけ続けていることが原因です。
幹部の何名かは、再発防止処分がかかってしまえば教団に未来が無いことがわかっていましたので、報告を提出しないことについて反対しましたが、反対した人は松本氏のパワハラで処分され、誰も反対できない状況が作られました。
結果的に教団はまともに活動ができなくなり、それによって既に何名もの出家信者が教団に失望して脱会したと聞いています。
在家信者もこの再発防止処分によって現在ほとんど活動ができなくなっていますが、そのようなことは松本氏には全く見えていないようです。それよりも裁判で争うことが優先で、そのために出家信者は在家信者の対応をあまりしないように圧をかけられています。
しかし実際には教団の裁判は負け続きで、全く勝てる気配すら無いのですから、本当にバカバカしい話です。
 
公安調査庁の対応について
カルト・リークス: 公安調査庁は教団に対して立入検査を行っていると思いますが、松本氏への対応はどのようになっていますか?
Tさん:公安調査庁は定期的に教団施設に対する立入検査は行っていますが、松本氏の自宅や彼の具体的な関与についてはほとんど調査されていません。松本氏は教団の実質的なリーダーであるにもかかわらず、その存在が隠されているため、調査が不十分なままです。
彼は教団名簿に名前を載せておらず、公式には教団の一員ではないとされています。しかし、実際には教団の意思決定において99%もの影響力を持つ存在であり、事実上の最高幹部です。すべての重要事項は彼の指示によって動かされています。このような状況が放置されていることは、教団の問題を解決する上で大きな障害となっています。
なぜ公安調査庁は松本氏の自宅に立ち入りを行わないのか、とても疑問です。
これら一連の問題について弁護士に相談してみたところ、「これは松本璽暉氏と公安調査庁が結託して教団を潰そうとしているようにしか見えない」と指摘をされました。こうした疑念が浮かぶほどに、現状は不透明で、解決にはさらなる調査と適切な対応が求められます。
 
カルト・リークス: 最後に、松本氏や教団の現状について、世間に伝えたいことがあればお願いします。
Tさん:松本氏のような人物が裏で教団を支配している現状は非常に危険です。まずは、彼の存在を明らかにし、教団内部で実際に何が起きているのかを正しく理解することが重要です。そして、信者たちが自由な意思を持って行動できる環境を作るためにも、外部からの介入や徹底した調査が必要だと思います。
信者の皆さんにお伝えしたいのは、最近、中沢新一氏の『虹の階梯』というチベット密教の本を読み返した際に読んだ、正しいグル(指導者)の選び方についての内容です。その中で、「絶対に選んではいけない偽物のグル」の条件が挙げられていたのですが、それに松本璽暉氏がすべて当てはまっていることに驚きました。グル選びを間違えると、選んだ人自身が地獄へ落ちるという教えがあります。本当に恐ろしいことだと思います。
カルト・リークス: 貴重なお話をありがとうございました!
 

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