引き寄せに対する間違った解釈
「引き寄せの法則」という言葉を知らない人は希でしょう。引き寄せの法則と言えば、「思ったことは現実化する」「今の感情や波動に合ったことが起きる」等が決まり文句です。
「思っただけで・・・」と言われていますが、これには大きな誤解があります。思っただけで現実化しますか?するわけがないですよね。
人間は肉体があるわけですから、行動するということは当然のこと。その行動も「一生懸命」「人事を尽くして天命を待つ」といった努力をしてはじめて現実化するわけです。
ただ喜んでいれば良いのか?
また、「喜んでいること、楽しむこと、とにかく今の感情が重要ですよ」と言います。これを短絡的に考えると、無理をすることはない、自分の感情が良い気持ちになればよいと思い、自分にとって都合の良い解釈をし、努力を怠り苦労をすること、リスクを避ける人もいます。
これらのことは引き寄せの法則を唱える人たちですら、誤解して解釈している人を見受けます。苦労は必要無いなどと言う人もいます。自己肯定するあまり、今のままで良いなどと言う人もいます。
そういう人は摩訶不思議なことを言うのが好きです。しかし、そんなことを繰り返していても、「何も変わらなかった」となるでしょう。
何故、人は心配するのか?
人は先々を心配します。「職を失ったらどうしよう」「病気になったらどうしよう」「老後動けなくなったらどうしよう」等と心配します。考えない人はいません。
ある学者は、不安は人間が作り出した時間概念から来ると言います。過去も未来も目の前に存在していませんが、存在しない事に怯えているのです。
過去、現在、未来をつながる一直線で考える思考が問題だと・・・。たしかに、実際に存在しているのは「現在」だけですから。
しかしどう解釈しようが、必ず、「何かが終わるときは来る」のです。仕事も会社も、健康も寿命も永遠に続くことは有りません。問題は、そのときを不安で迎えるのか、嬉々として迎えるのかということです。
嬉々として迎えられる人は、日頃の努力をおしまない人です。不安は何故来るのでしょうか?「やるべき事をやっていない」「やらねばならないことを先送りしている」そういう人は引き寄せの法則以前の問題です。
喜んでやっていますか?
私事で恐縮ですが、仕事で一番上手くいっていた時のことを思えば・・・仕事が楽しくて仕方がない、三度の飯より嬉しい。最高の部下に恵まれた。自分の部下は世界一・・・と思っていました。おそらく皆さんもそういう経験があると思います。
そうした心の状態を維持することが大事です。一生懸命はわかるのだけれど、努力しているのは良いのだけれど、「あなたは今、喜んでやっていますか?」という質問を、常に常に自分の「心」に投げかけます。その質問も頭に質問するのではなく、心に質問するのです。
頭ではそうしているつもりなのです。「そう思っているよ」という答えが返ってきます。しかしそれは、「つもり」だけです。ちゃんとやっているつもり、愛しているつもり、感謝していますけどね~などなど。つもりでは心が動きません。(ちょっとした違いです。自分では気付かないことが多いです。)上手くいっているから喜ぶのではなく、喜んでいるから上手くいくのです。
信じれば成る
心配しすぎると心配した通りになります。そのような自分の波動が望まない現実を引き寄せているのです。
心配すると崩れていきます。その反対は「喜ぶこと」であり、「希望に燃えること」であり、「信じること」です。
そのためには信じるに足りる「行動」「実践」を起こすことです。心配になるのは、心配になる行動しかとっていないことです。心配が出てくる前に行動することです。
憂い、不安、心配は自分の運を下げてしまう感情です。永遠性のあるものは、喜び、希望、愛です。そして信に帰ります。
25/08/31