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馬医者残日録

サラブレッド生産地の元大動物獣医師の日々

Nerve blocks in equine lameness examination 神経ブロック 基本と実例と

2025-02-15 | technique

これはPretoria 大学の動画。

Pretoria って南アフリカだそうだ。

Nerve blocks in equine lameness examination

近位部から神経の走行をきちんと説明している。

実際の、重度の跛行馬の動画も示されている。

(どうも途中で動画が左右反転されているように思う)

よく使われる下肢部の穿刺ポイントも説明されている。

そして・・・疼痛部位が特定され、X線撮影で跛行の原因が判明した!

             ー

骨折の疑いがある場合は神経ブロックよりX線撮影を優先させた方が良い;笑

そして、DRが普及した現代では、X線撮影はかつてより簡便に省力化して短時間に即時的に行うことができる。

神経ブロックと画像診断のどちらを先行して行うかはその状況で判断して良いだろうと思う。

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瀧落ちて群青

 世界とどろけり

           ー

怖いような深い水の色、そして周囲にひびく水による振動

「世界」という表現も好いね

 


Equine Distal Thoracic Limb Palpation 馬の前肢下肢部の触診と解剖構造

2025-02-13 | 馬臨床解剖学

こちらはTexas M&A大学の解剖学の先生が提供してくれている動画

Equine Distal Thoracic Limb Palpation

2/10に日獣でやった実習と重なる内容だ。

まず、よく触ってみて触診の練習。

皮膚の上からでも関節、腱、靱帯、骨のでっぱり・凹み、を触知できる。

動画では皮膚を剥がして、解剖構造を説明している。

実習では、その間に、針を刺す、という操作をやってもらったので、もっと積極的に能動的に下肢の構造を認識することができた、はず。

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芭蕉と曾良。

これは宝珠山立石寺にある像。

芭蕉が旅に出たのは46歳だったそうだ。

旅から戻り51歳で亡くなった。

曾良は旅の後半に体調を崩し芭蕉と別れている。

 

 


Detecting Lameness in Your Horse 研修の復習 跛行診断の基本

2025-02-13 | technique

研修では基本から何もかもを勉強するわけにはいかないので、テーマの部分だけを選択的に扱うことになる。

基本は自分で勉強する必要がある。

今はYoutubeも勉強の1つの方法だ。

馬の跛行診断の基本

Detecting Lameness in Your Horse

この動画は、スペイン語なまりの英語で語られているが、英語字幕付きなのでリスニングの練習にもなる。

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研修の翌日、お昼前に皇居一周ランを楽しんだ私が向かったのは・・・・

高い所は嫌いじゃない。

めったに東京は来ないし、こういう所は天気も選ぶからね。

巨大な日時計だな。

450mの眺望は一見の価値があった。

かつての東京タワーは高層ビルに囲まれて、タワーとしての役割を果たせなくなった。

それも時代というものなのだろう。

              ー

そのあと羽田へ向かったが、なんと千歳が大雪で予定の便は欠航。

そのあとの便を空席待ちするか

わずかに席が残っているもっとあとの便へ変更するか

今日はあきらめてホテルをさがし、明日の便を予約するか・・・

どれか1つしか選択できない。

              ー

結局、4時間ほど遅れて、深夜11時に千歳へ着いた。

やれやれ・・・・

 

 

 


全国公営競馬獣医師協会 神経ブロック・関節穿刺 講義と実習 その後に

2025-02-12 | 講習会

わたしは日本獣医生命科学大学は初見参。

歴史のある獣医科大学だ。

              ー

今回は参加申し込みがかなり多かったそうだ。

・場所が那須より行きやすい

・泊まりでなくても参加できるので、特に学生さんが参加しやすい

・大学で行われるので、抵抗感がなく、安心感がある

・北海道のNOSAIからの参加があった(費用補助があった)

くらいが参加者が増えた理由かと思う。

今回は私はサブの講師で、あくまで助手。

午前中は講義室で講義。

参加者の馬臨床経験のレベルが、学生からベテラン獣医師までいろいろなので難しい。

            ー

お昼は急いで実習の準備をして、近くの松屋で牛丼を掻き込んで、午後は実習。

解剖肢で、関節穿刺、神経ブロックの練習。

業者さんの協力でX線撮影も。

そして、剥皮、解剖して解剖構造の確認。

              ー

臨床獣医師に必要なのは、知識と技術と経験。

しかし、学生さんも、経験が少ない獣医さんも、知識も技術も経験も不足しているから積み重ねていく必要がある。

実馬をまったく使えないのは、この研修としては残念。

私たちは神経ブロックの実習では、実習馬に後遺症が残らない方法で跛行を作り(これには経験で開発したHow toがあるのよ)、参加者に神経ブロックを体験してもらってきた。

初めて神経ブロックをやる人にやってもらっても、効果は明瞭に出る。

細かい注意事項になると技術にしても解釈にしても難しい話になるが、やってみればうまく行く。

神経ブロックによる跛行診断は、欧米の獣医学教育のDay One Skillのひとつなのだ。

獣医科卒業生は、卒業した日にできるようになっているべき手技ということ。

今回の研修が、さらなる普及の機会になることを願う。

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研修の翌日は、東京駅へ向かい、皇居一周ランに挑戦。

ランナーが多くて驚いた。

ランナーが速くて驚いた。

みんな本格的なシューズを履き、本格的なウェアで走っている。

近所に住んでいる人は多くはないだろうから、走ることを目的に来ているのだろうな。

私は追い越される一方だったので;笑 

他の人のフォームを後ろから観察していたが、

・ほとんどの人が厚底シューズを履いている

・フォアフットストライカー(足底の前部で着地する人)が増えた?かなり居る

・膝や足首が内外に沈み込む人がかなり居る

と、馬医者的な観察眼で観ながら走って退屈しなかった;笑

私が走ったのは5.6km

 

 

 

 


全国公営競馬獣医師協会 獣医師生涯研修 神経ブロック・関節穿刺 その前に

2025-02-12 | 講習会

例年、那須で行われていた全国公営競馬獣医師協会の獣医師生涯研修が今年は日本獣医生命科学大学を借りて行われた。

日本獣医生命科学大学を訪れるのは私は初めて。

JR中央線、武蔵境、と聞いても、関東に土地勘のない関西人にはどのあたりやら??;笑

中央線をずっと行くと、どん詰まりは高尾だ。

ということで、前日に朝の飛行機で行って、高尾山に登ることにした。

なにせ、高尾山の年間登山者数は260万人で世界でいちばん多くの人が登るのだそうだ。

もっと言うと世界で登山をする人は年間700万人、そのうち260万人が高尾山だという数字も。

といっても登り始めるのは昼になるし、夜の会食に間に合うように登りは・・・・・リフトで;笑

小規模のスキー場のリフトより長くて高度差もある。

体がむき出しなので慣れてない人や子ども連れは怖いかも。

山頂部に上がると東京の街が遠くに見える。

              ー

お昼を食べないまま羽田から来たので、お団子を買い食いした。

空きっ腹になかなかよろしい。

              ー

そして

山頂から富士山。

             ー

これも修行だからね。こころに留めるべきはこういうことかな。

               ー

下りはケーブルカーで。

リフトやケーブルカーで上り降りすると登山かどうか微妙な気もするが、楽しい一日を過ごせるんだろうな。

クマ除けスプレーとナイフを身につけて歩く北海道での山歩きとはだいぶちがう;笑