【看病/生理痛】彼女想いの彼氏心。一人で我慢しないで。
<概要>
彼女は気を遣うタイプで、体調を崩した時でさえ色々気にしてしまう。他の人には頼みにくい事でも、俺には気にせず頼ってくれていいんだよ。辛そうな君を放っておけないから…。体の力を抜いて、何でも相談してほしいな。
◇彼or旦那さん…細かい事によく気付き、特に彼女の体調の変化には敏感。
◇彼女or奥さん…真面目で気を遣うタイプ。一人で抱え込んでしまう時、いつも彼が助けてくれる。
- 26
- 32
- 2,000
()…状況や動きの説明
〔相手:〕…相手のセリフ
【】…SEについて(あるとより良いが、なくても可)
<本編>
(生理痛で寝込んでいる彼女の元へ)
これは、こっちのテーブルに置いてっと…。
あ、起きてたか。お腹痛いのどう?薬効いてきた?
…んー、顔色悪いし、まだ辛そうだな。
あ、体起こさなくていいからそのまま寝てろよ。
これ、豆乳のホットミルクね。きな粉も入れてみたから、飲めたら飲んで。
それから、ヨーグルトも置いておくよ。鉄分が入ってるやつ買ってきたんだ。
あとは、腹巻とモコモコの靴下!体、温めた方が楽になるんだろ?
他に必要な物はない?
(彼女が頷きお礼を言う)
そっか。何か必要だったらいつでも言って?
ん?…もう!お礼なんていいから。とにかく今は、ゆっくり休んでね。
俺は、キッチンにいるからさ。ここから姿は見えるし、何かあったらすぐ呼んでくれればいいから。
しっかり毛布かけてっと…。おやすみ。
(キッチンで料理中、トイレに行く彼女を介助する)
えっとー、夕飯は食べやすい物がいいよなー。
雑炊とかがいいかな。それから、フルーツポンチでも作ってやるか。
ん?おお、どうした?トイレ行くの?
だったら、支えてやるから俺の腕につかまって?
え?大丈夫じゃないって。めっちゃフラフラしてるもん。体重かけていいから。
…はい、トイレ着いたよ。行ってらっしゃい。
よし!まずは白玉作っちゃおうかな。確か白玉粉があったはず…。
(しばらく後、トイレから戻ってこない彼女の様子を見に行く)
(トイレ掃除をしている彼女)
…あれ、そう言えばトイレから戻って来てないな。ずいぶん経つけど…。まさか倒れたりしてないよな…?
なあ、大丈夫…って、やっぱり!
そんなしゃがみ込んで…気持ち悪い?もしかして吐いちゃった?
…って、え?なんで?
気分悪くて籠ってるか倒れてるかのどっちかだと思ったら…。トイレ掃除してんの?
(ため息)はぁ~…。
具合悪い時にそんな事しなくていいって。俺がやっとくし。
ね?もっとしんどくなるから部屋に戻ろう?
ほら、つかまって?
〔彼女:油断して汚しちゃって…。〕
え?油断して汚しちゃった?トイレマットとスリッパか。そっかそっか。
生理中なんだから、そんな事もあるよ。大丈夫だって。
それで、気にして掃除しようとしたの?まあ、確かに俺には言いにくいかもしれないけど…。
でも、そういう事も言ってくれていいんだよ。彼氏なんだから。
こんなに体調が悪い時は尚更…。無理しちゃダメだよ。
(自分の汚れを他人に掃除させる事はできないと譲らない彼女)
ん?他人に掃除させるわけにはいかない?
んー、まあ、君は気になるかもしれないけど…生理中って分かってるから。別に驚かないし。
それより、そんな状態で無理される方が心配。ほんとに倒れちゃうよ…。
それに、さっきより顔色良くないんだよね…。体、辛いんでしょ?
トイレは冷えるし、部屋に戻るよ。あとは俺がやっとくからさ。
(それでも譲らない彼女を説得)
…ダメなの?んー、困ったな。
生理に関する事って、男には分からない事も多いから気を遣うのは分かるよ。
でも、生理だろうが風邪だろうが、体調が悪い彼女を放っておけないのは同じ。
…それにさ、君にとって俺は“他人”?
君の言う通り、赤の他人に頼むのは気が引けるかもしれないけど、俺だよ?
俺は、“他人”じゃないよ。彼氏なの。お互いの事は何でも受け止める関係でしょ?
俺は、君の全部を受け止めたいって思ってるし、君も俺の全部を受け止めてくれるって思ってる。
だから遠慮しなくていいんじゃないかな?大丈夫だから。
ね?
(彼の気持ちを聞いて、彼女がようやく譲る)
(抱っこして彼女を部屋に戻す)
…ふふ。よかった。
これでも頷いてくれなかったらどうしようかと思った。
さあさ、早く戻るよ!抱っこしてあげるから大人しくして?
…はい、ちゃんと毛布かけて休むんだよ?
それじゃ、トイレ掃除してくるね。君は、しっかり休む事!
…ん?何?
〔彼女:便座も汚したかもしれなくて…。〕
…そっか。便座も汚したかもしれないんだね。
どっちにしても、トイレ全体を掃除してくるから気にしなくていいよ。
それと、トイレマットとスリッパの事もね。
トイレマットは洗えばいいし、スリッパはそろそろ買い替え時だな~って思ってたんだ。
ちょうどいいよ。便座も、むしろピカピカにする良い機会になったって感じだし。
だから、ほんとに気にしないで。そんな事で気を遣ってたら、余計にしんどくなっちゃうよ。
(彼の優しさに泣き出す彼女を宥める)
…って、え!?どうした!?急に泣き出して…。
そんなにお腹痛い?それとも気持ち悪い?
…え?俺が優しいから涙が出たの?
ふふ…。そっかそっか。
俺はいつでも優しいよ?特に君にはね。知らなかった?
まだお腹痛いんでしょ?そんなに泣くともっと痛くなっちゃうって。
ほら、お膝に座る?ぎゅーってしてあげよっか?
うん。それじゃ、ここおいで?
(彼女を膝に座らせ、寝かしつける)
よいしょっと…。毛布かけておこうね。寒くない?
このまま背中を撫でててあげるから、寝ちゃっていいよ。
よしよーし…。痛いのも治まるといいなー…。
ん?このゆらゆらが落ち着くの?なんかあやそうとすると自然に揺れちゃうんだよね。
わかった。それじゃ、よしよしと一緒にゆらゆらもしてあげるね。
よしよーし…。大丈夫だからねー…。
薬も飲んだし、痛みも治まるはずだから。
よしよし…。
(しばらくすると彼女が眠る)
…お、寝たかな。そっとソファーに寝かせてっと…。
ふぅ~…。一人で抱え込み過ぎだよ。俺にできる事はやってあげるから。
もっと俺を頼っていいって事、知ってほしいな。
寝てる間に君の好きなフルーツポンチ作っておくから。
楽になったら一緒に食べようね。
☆完☆