渋沢栄一の精神を全国に発信する取り組みを進めている深谷市は、地元のベンチャー企業「株式会社渋沢栄一学」と、AI(人工知能)やデジタル技術を使って栄一の思想を教育などに生かす取り組みを骨子とする連携協定を結んだ。AIに「道徳経済合一」を説いた栄一の著作や、関わった企業の歴史、研究成果などを学ばせて、栄一の思想を体系化させ、令和の時代に「AI版渋沢栄一」をよみがえらせる試みだ。
連携協定では、AI版渋沢栄一などをもとに、学校教育、渋沢精神の普及啓発、産業・経済の振興に生かすことを掲げている。当面の目標として、2025年度中に高校生向けの学習プログラムを開発。近い将来には、AI版栄一と、対話形式で気づきやヒントを提供するプログラムを開発したい、としている。
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