女性は、データ管理室での日々を「誰かがそばにいて質問できる状態であればより理解も進みますが、質問すらもメールでのやり取り。何をどう質問して良いかもわからない状態で右往左往」と振り返った。
「時折り、教授や秘書さんがどのあたりまでできているかとの確認にやってくるのですが、『できていること、できていないことをリストにしてメールください』と言われるだけ」
その結果、前述の通り、試用期間の最終日に「能力が足りない」との理由で退職を促された。女性は「一体何が起きているのか」と困惑し、労働組合に駆け込んだというのは無理もない。
データ管理室での業務は本来、女性が就く予定だった事務サポート職とはかけ離れていた。そもそも座席もろとも、もう一人に奪われた。これについて女性は、その人物が「予算の都合で勤務継続できないので採用をお願いされた? な感じかと」と推測する。そして、
「おそらく、もう一人の方が来ることになって、(中略)私は不要になってしまったけれど、直前のことで採用を断るわけにもいかず、端から辞めてもらえるように追い込んでいたとしか思えませんでした」
と、心境を明かした。
【前編はこちら】採用されたのに“追い出し部屋”勤務に 配属初日から「1人きりの別部屋勤務」「業務指示はメールのみ」の仕打ち
労組も呆れる「あの学部では頻繁に起きていることだ」
研究室側の説明によれば、もう一人の採用者がランチ会での女性の発言を「気に入らない」と感じ、二人を同じ部屋で働かせるのは難しいと判断したためだという。女性は、
「いち事務員の発言がそこまで効力を持つなんてあり得ないので、おそらくその方は頭の上がらない方からのご紹介だったのでしょう」
と推測する。女性は労組の担当者を交えて話し合ったが、女性の担当業務は「利益相反にかかる業務」と指摘され、それから1か月後の4月末に退職した。
一方で女性は、労働組合の担当者から「あの学部では頻繁に起きていることだ」と聞かされたそうだ。
「仲間はずれにしたりネグレクトをしたり過小業務に追い込んだり……追い出し方がひどいそうです。でも労組にバレたらしれっと態度を翻したりもするそうで」
と憤る。また、「知っていたら転部したりしなかったのになあ……といっても後の祭りでした」と投稿を結んだ。
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