ニコニコ大百科

またしても田中先生をここまでコケにしてくれたな…許さねえ…細切れにしてやる…切り刻んでやるぞブルアカ民！

田中角栄とKBTITという組み合わせ自体のインパクトだけで押し切ろうとしていて、肝心のストーリーが薄い。ネタの強さに頼りすぎていて、作品としての厚みがまるでない。

史実エピソードと怪文書ネタを混ぜる構成は面白くなりそうなのに、実際は投げっぱなしの小ネタを並べただけで、物語の流れが全然つながっていない。コントの寄せ集め感が強すぎる。

1～2分の短尺で終わるため、毎回“オチを付けた風”で終わるだけで深みも余韻もない。笑いどころが薄い回は本当に一瞬で終わってしまう。

拓也が何でも二つ返事でやる設定のせいで、キャラがただの都合の良い動かし方になってしまい、感情移入がまったくできない。政治家コントにしても雑すぎる。

外交シーンでの水中ブリッジや射精ネタなど、“不条理ギャグの皮を被った下ネタ”に頼りすぎて、笑えるどころか寒い。奇抜さと面白さは別物だと痛感させられる。

田中角栄を題材にしているのに、政治的な皮肉や時代背景の深掘りがほぼなく、歴史ネタを使い捨てにしているだけ。題材のポテンシャルが全然活かされていない。

拓也との“信頼関係”がテーマのはずなのに、関係性の描き方が雑で、友情なのか師弟なのかギャグなのかが曖昧。作品として軸が定まっていない。

同人拓也、AI拓也などネットネタを次々と放り込むものの、単なるファンサービスに見えて、物語に必然性がない。とにかく“知ってるネタ出しとけ”という印象。

全18話完結とはいえ、終盤のまとめ方が急すぎて、構成が崩壊気味。シリーズを締める力がなく、盛り上がりより“これで終わり？”という虚無感が勝つ。

全体的に「これ面白いだろ？」というノリだけが先行していて、実際の笑いの質が追いついていない。勢いはあるが、作品としては薄味すぎて物足りない。

たかだか声真似淫夢の動画に評論家気取りしてるの恥ずかしくならないですかね