ペンギンです。

港町で海鮮丼とあら汁を食べました。
ウマすぎて写真を撮るのを忘れたので口頭で失礼します。

あら汁って、美味しいですよね。
魚のだしが詰まっていることが目に見えてわかるので、余計に美味しい。
仮に同じ味だとしても、魚の切れ端みたいなのが「実際に」入っているのと、何も入っていないのとでは、入っている汁の方が「だしが効いている」という感じがします。
情報は味を引き立てる。

美味しいんだけど、小骨を「喰らう」率がかなり高いので注意すべき食べ物でもあります。
あら汁に入っている魚の切れ端って、「僕全然"身"食べられますよ～」っていう顔をしているじゃないですか。
もちろん実際食べられるんですけど、箸でつついて身をほぐすとほぼ確実に小骨もまとわりついてきます。
最初のうちは一生懸命小骨を取りながら味わうんですが、段々リズムがついてくると「小骨、こんな一生懸命取らなくても良いかも」っていう気持ちになって、少しだけ工程をスキップしてしまう。まだ骨あるかもしれないけど見逃して食べちゃう。

すると絶対、骨が刺さる。
その瞬間に、スキップを後悔。でももう遅い。
そしてまた、ちまちま小骨を取ることにする。

小骨を取る「苦労」が、身の量/うまさといった「対価」を超えた時点で、身を食べるのをやめます。
食べにくい食べ物は、こういう「苦労」と「対価」を常に天秤にかけながら食すことになる。

たとえばカニは、「苦労」も尋常じゃないですが、「対価」も非常に高スコアなので、ギリギリ「苦労＜対価」のまま推移するので、身をほぼ余すことなく食べ終えることができます。
しかしあら汁は、早々に「苦労＞対価」になってしまう。魚の身を食べることで得られる「量」もたかが知れているし、「うまさ」はそもそもあら汁の汁の方で得られるわけだし。苦労に対して対価がそうでもないことに気づいて、身を取るのをやめる。

でも、最初の数回は身にチャレンジしちゃうんだよな。いつも。
それで小骨が刺さって、やめる。
学習しない。

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マイ・パソコンが、壊れようとしている。

もう6年以上使っている、LAVIEのノートパソコン。
本業でも平均で週5（以上）使い続けているし、記事を書くのももちろんこのパソコン。
使用頻度・延べ時間でいったら相当だろう。

もう覚えていないくらいかなり前からバッテリーがかなり貧弱になっていて、電源なしでカタカタやっていると1時間も経たずに「ﾌｳｳﾝ」と落ちる。ノートパソコンなのにほぼ有線状態。
タッチパッドもずっと前から不調で、「カチッ」としても反応せず「カッッッチイィィ」くらいしてあげないといけないので、外付けのマウスを使っている。
キーボードは、「8」「9」「F7」のキーが随分前から使えないし、逆に「E」は効きすぎて「EE」ってなっちゃうこともままある。「8」なら「はち」と打って変換すればまだ何とかなるが、エンターキーとかスペースキーがダメになったらどうしようとヒヤヒヤしている。
あと画像を扱う重ための作業をしていると、うんともすんとも言わなくなる時間が結構ある。保存ボタンを押し忘れていた場合、とても悲しいデータ消去が発生することもしばしば。
そしてここ1週間くらい、液晶モニターが急に黒い横線で覆われることがある。液晶が割れてるみたいな感じだが、時間が経つと元通りになるので、完全な破損ではなく経年劣化的なやつだろう。

という具合に、どれもこれも「今すぐなんとかせねば」という症状ではないけど、地味～にしんどい症状。
普段作業している時にもちょいちょいストレスが溜まるし、何よりも「いつ壊れてもおかしくない」状態なのが恐ろしい。
正直、本業もオモコロでの記事書きも、パソコンがないと本当にどうしようもないし、本業でパソコンが使えないとほとんど欠勤と同じ状態になる。欠勤だけなら良いけど、何か大事な仕事をすっ飛ばす可能性も常に孕んでいる。
すごい嫌だ。

メーカーの保証期限も過ぎているし、1つ1つの修理実費を積み重ねるとほとんど新調費用と変わらなくなる。
これは、もう「買い替え」の時期なのかもしれない。
パソコンが生命線である以上、黙って見過ごすわけにもいかない。

なんだけど、パソコンを選ぶのって本当にしんどい。
僕はiPhoneユーザなのに、PCだとなんとなくMacのUIが苦手でWindowsを使っている。
Macだったらほとんど選ぶ余地がないが、Windowsの選択肢って「無限」に近い。
選択肢どころか「軸」自体が無数にある。
CPU、メモリ、SSDだかなんだか、画面の大きさ、重さ、バッテリー駆動時間、ポートの種類と数、キー配置、キーの押し心地、耐久性、保証、メーカーサポートの質、その他諸々。
書いているだけでおえってなる。パソコンには詳しくないのに「軸が多い」ということだけは何となく知っているから一番タチが悪い。
こんなの決められる気がしない。
選ぶ余地があるからこんなに迷うんだ。
選べないようにしてほしい。勝手に買われる仕組みになってほしい。実際に勝手に買われるのは嫌なんだけど、「そういうルール」に全国一律でなっているなら従わざるを得ないのでそれで良い。

chatGPTに相談してみたら、なんだかわかったようなわからないような結果が返ってきて、具体的にこの機種はどうですかというおススメもされている。「Fujitsu LIFEBOOK U9312系」「Lenovo ThinkPad T14s / X1 Carbon 系」「HP EliteBook 840 系」と言われた。
へえ。
もうこれにしちゃっても良いんだけど、詳しくはないので、このサジェストが実際に「合って」いるのかという検算もできない。
検算できないことを最初からAIに聞くべきではないのかもしれない。

頑丈で軽くて普通に動く、そこそこの値段のパソコンが良い。
っていうだけなんだけど。
この「っていうだけなんだけど」が、詳しい人からすれば「だからそれが難しいんだって」ポイントなんだろうなあと想像する。なので詳しい人に自分から訊きに行くことはためらう。
それに「普通に動く」がド素人すぎて自分でも嫌になる。
何もしてないのにパソコンが壊れたって言いそう。
何もしてないのにパソコンが壊れたって言う人は、多分「普通に動くパソコンなら何でも良い」って言いそう。

電器屋の店員さんに訊きに行くしかないのか。
しかし、素人だと看破されるとものすごく「損」しそうな気がする。こんなの誰も買わないよっていうモデルを押し付けられてしまう気がする。それを（正当に）断る勇気があるのかどうかも自信がない。
付け焼刃の知識を振り回して「詳しい風」でいくしかないのだろうか。でもそれじゃ訊きに行く意味がないじゃないか。

詳しくて優しい人が一緒についてきて選んでくれるサービスがあったら、全然お金払える。
それは向こう数年の「納得」を買うお金だから。
安心ではない。納得。選ぶプロセスに必要なのは、納得。
ジャイロもそういう感じのことを言ってた。

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