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Vol.554「高市早苗の異形外交」

(2025.11.4)

【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…高市早苗が日本史上初の「女性首相」となって2週間。わずか2週間で高市は、これまでの男性首相には決してできなかった異形の外交を、嬉々としてやってのけた。そして日本の国内においては、誰もこれを「異形」とは思いもせず、特に「自称保守」に至っては大絶賛している有様だ。SNSでは、高市に批判的なことを書けば大炎上、褒めたり擁護したりすれば大絶賛という状態になっている。属国関係を強固にしただけとしか思えないあのパンパン外交のどこに、ここまでベタ褒めするだけの「成果」があったのか?一方で高市に対して批判的なフェミニズムの限界も明らかになってきた。安倍政権時代のような、全体主義の息苦しい悪夢の時代が再来しつつあるが、それでもわしは「王様は裸だ!」と言い続ける。
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…米国の原子力空母に乗り込んだ高市首相が、トランプ大統領の隣でぴょんぴょん飛び跳ねてまわったり、腕を組んでエスコートされたりするのを見て、ドン引きしてしまった。高市の姿は「トランプさんに気に入られたよ!」と大喜びではしゃいでいるようにしか見えなかったし、腕を組んで体を寄せる様子は、ベッタリと媚びているようにしか見えず、一国の首相として、とても対等の態度には見えなかった。だが、自民党支持層は大喜びで、マスコミからも高市のふるまいは絶賛。SNSでは、高市の態度を「媚びている」と批判すると、政治家だろうと一般人だろうと、男系カルトのネトウヨによって炎上させられるという現象が起きている。日本の憲政史上初の女性首相が見せた、外交での振る舞いから読み取れることとは何か?
※特別寄稿!茅根豪…前回のゴー宣DOJO『そもそも保守とリベラルの差って何だ?』(令和7年10月25日開催)をご視聴いただけただろうか。視聴した方々は「リベラル」が分かっただろうか。「保守」との差が掴めただろうか。私は登壇させてもらった身分で言うのも変だが、かなりモヤモヤが残った。そこで今回は、そのモヤモヤを完全に晴らしたい。それを皆さんと共有したい。今、世に言われている「リベラル」の捉え方とは、実はここ数十年間の流行りに過ぎなかったのである!!本来の「リベラル」とは何か?そしてどのように変遷してきたのだろうか?


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1. ゴーマニズム宣言・第583回「高市早苗の異形外交」

 高市早苗が日本史上初の「女性首相」となって2週間。
 わずか2週間で高市は、これまでの男性首相には決してできなかった異形の外交を、嬉々としてやってのけた。
 そして日本の国内においては、誰もこれを「異形」とは思いもせず、特に「自称保守」に至っては大絶賛している有様だ。

 10月28日、高市は来日したトランプ米大統領と共に米軍横須賀基地を視察した。これこそが、今まで見たこともない国辱・異形行為だった。
 まず高市は、東京都港区六本木の米軍ヘリポートから米大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」にトランプと同乗して、横須賀へ向かった。もうここからして最大級の国辱だ。
 六本木のヘリポートは、米軍が終戦後に旧日本軍の敷地を接収して作った米軍専用施設「赤坂プレスセンター」内にある。同施設は2万7千平米の敷地内に事務所や宿舎などもあり、米軍が管理権を持ち、ヘリポートを離着陸する米軍機は航空法の適用を受けない。首都のど真ん中に治外法権の外国軍基地が置かれているわけで、これこそ日本が戦後80年を経てなおアメリカの占領下にあるという事実の証明なのだ。
 周囲は高層ビルが林立する一等地で、東京都や港区は「基地の存在が周辺のまちづくりの障害になっている」として全面返還を国に長年にわたって繰り返し要望しているが、国はそれをほぼ無視し続けている。

 高市はそんな米軍ヘリポートでトランプと一緒に大統領専用ヘリに乗り込み、その写真をXに載せた。

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 日本が完全なる属国であることを証明している米軍六本木ヘリポートから、日本の首相が米軍機に乗って飛び立つということに何の屈辱も感じず、違和感すら持たず、それどころか大喜びでやってのけ、その様子を自らXに上げて世界中に見せびらかしたのだ。
 赤坂プレスセンターの全面返還をアメリカに要求するつもりなんか、さらさらないと宣言したにも等しい。
 それどころか、「日本は永遠の属国です! 米軍様、どうか未来永劫、この首都の一等地を占領したまま、自由に使ってくださいませ!」と宣言したようなものである。

 そして横須賀米軍基地に停泊中の原子力空母「ジョージ・ワシントン」における高市の舞い上がり方といったら、もう目も当てられないような有様だった。
 空母の艦上での演説中、トランプが高市を呼び込んで「この女性(this woman)は勝者だ」と紹介。トランプの横に並んだ高市は何度も拳を突き上げ、ぴょんぴょん飛び跳ねるはしゃぎっぷり。

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 トランプは高市と腕を組んだり肩を抱いたり、そして高市はこんな表情まで見せた。

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 これが対等な国の首脳同士のツーショットだと、誰が思えるだろうか? まるでバブル期の成金オヤジとイケイケギャルだ。
 今回の日米首脳会談で、高市は一方的にアメリカの得になる80兆円の投資などを約束した上に、ノーベル平和賞にトランプを推薦することまで表明し、媚びて媚びて媚びまくった。
 やっていることは安倍晋三と変わりはないのだが、それを女がやると、ここまで媚びへつらいや従属感が露骨に出るものなのかと、唖然とする以外になかった。

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baris

今号はゴーさんの記事が良かった。リベラルの歴史についての説明があり、リベラル=武士道がなるほどなぁーと、ちょっとだけ腑に落ちた感じがしました。

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かずず

ゴーさんの特別寄稿読みました!リベラルと保守が対立概念じゃないことが、理解できた気がします。難しいっす。 リベラルと保守の定義が、時代で変わり使う人で変わる概念なのに、リベラル派や保守派って分ける意味あるのかなって思いました。

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希蝶

言葉の意味はかわってしまうけれども、語源を探るのは大事なのでしょう。自分としては保守の態度で、リベラルの精神を保つところに、閉塞した世界の解決策があるのかも知れない、と述べておきます。 あまり大した感想ではないですが、記してみました。

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希蝶

すでに次号が配信されてしまいましたが、茅根豪さんの記事についての感想を少し。 リベラルの意味の相違について、時代と地域を追って、順番に改札されており、非常に分かりやすかったです。自分も不勉強だな、とも感じました。 要は、基準となるものが異なるから、本来は比較できないものが、現代に…

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