青い日記帳 

TB&リンク大歓迎です!
国内最大の古典籍オークション「東京古典会 古典籍展観大入札会」
朝ドラ、大河ドラマ関連の貴重な品々も多数出品される国内最大の古典籍オークション「東京古典会 古典籍展観大入札会」が開催されます。


「令和7年度 東京古典会 古典籍展観大入札会」

「古典籍展観大入札会」は、年に一度この日のために集められたよりすぐりの逸品を一般公開となる貴重な機会です。

今年は約1,670点もの善本・稀覯本が出品され、博物館ではケース越しに眺めることしかできないものでも、ここでは全て手にとって観られます。

更には、そうした品々を購入できるチャンスも!少しでも興味ある方は会場へ足を運んでみて下さい。

【今年の注目出品物】

小泉八雲・セツ手記(こいずみやくも・せつ しゅき)


ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲と妻セツによる創作ノート。

『怪談』などの執筆のための八雲晩年の手記。多くの日本の物語をセツが語って聞かせ、八雲の執筆活動を献身的に支えたことが知られています。

青楼絵本年中行事(せいろうえほんねんちゅうぎょうじ)


吉原遊郭の年中行事を本の形式で描かれています。

当時人気の十返舎一九の文章と喜多川歌麿の絵で構成。書袋に包まれて販売され、その残存のほとんどない書袋がついているのは大変珍しい。

遊女の品定め、遊郭心得、廓の慣習などを記述。本書は上総屋という版元が出版したものですが、当時はこぞって遊郭に関する書物が多く出版されました。

源九郎狐出世噺(げんくろうぎつねしゅっせばなし)


「草双紙」と呼ばれる江戸期の小説類のひとつで、漫画のルーツともされ、赤本(あかほん)からはじまり黒本(くろほん)・青本(あおぼん)~黄表紙(きびょうし)と移り変わります。

本書は青本と表紙の色で分類され、植物性顔料を用い、元々の青色が褪色して藁色と化したものです。

極めて残存数も少なく、そのほとんどが表紙や丁数が欠落しており、今回の出品されているような当時の装丁がそのまま残っている状態のものは稀。日本が誇る文化の一つである漫画のルーツをここで見ることができます。

歴史に名を刻んだ豊臣秀吉ほか、大名・武将たちの書状・文書


「豊臣秀吉禁制(とよとみひでよしきんぜい)」は、秀吉が天正17年12月に駿河国御厨竹下村に発給した文書で、小田原北条氏討伐に進む軍勢が、その地域にて狼藉などを行うことを固く禁じています。

現代でいえば住民に向けた統治者からの安全保障書で、天下取り目前の秀吉による地域支配の実情を伝えています。

そのほかにも豊臣秀吉、徳川家康といった天下人をはじめ、伊達政宗、真田信繁(幸村)といった名君名将、文化人としても名を成した細川藤孝(幽斎)や古田重然(織部)らの書状など、当時の政治史・文化史を解き明かす貴重な第一次資料が多数出品されます。

百仏銅牌(ひゃくぶつどうはい)


中国、金の時代に作られた100体の仏像が象られた銅版。

表面には縦10体×横10体の仏像が並び、裏面には由来を示す銘文が鋳造されています。銘文からはこの作品が西暦1148年に現在の山西省南部にあった平陽府で李稀(りき)という人物によって作成された事がわかります。

金代では、二代皇帝太宗・呉乞買(うきまい)が仏教に帰依した事で仏教文化が盛んになりました。この作品は往時の仏教文化を今に伝える貴重な文物で、同じ物が北京の故宮博物館に収蔵されています。

そのほか、東京古典会公式サイト上にて全出品目録を掲載されています。
出品目録一覧:
https://www.koten-kai.jp/catalog/2025/


「令和7年度 東京古典会 古典籍展観大入札会」

日時:11月14日(金)10:00~18:00
   11月15日(土)10:00~16:30
会場:東京古書会館(東京都千代田区神田小川町3-22)
入場料:無料
出品物:古写本、古版本を始め、江戸時代の写本、版本、名家古筆、古文書、古地図、錦絵、絵巻物、かるた、書画幅や屏風、中国朝鮮本など、約1,670点
入札価格 :一口10万円以上
(但し、額・幅は20万円以上、嵩物は30万円以上、屏風は100万円以上)
主催:東京古典会
公式サイト:https://www.koten-kai.jp


Twitter:https://twitter.com/taktwi
Facebook:https://www.facebook.com/bluediary2/
Instagram:https://www.instagram.com/taktwi/
mail:taktwi(アットマーク)gmail.com

この記事のURL
https://bluediary2.jugem.jp/?eid=7885

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| その他 | 15:19 | comments(0) | - |
「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル」
東京都庭園美術館で開催中の
「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル—— ハイジュエリーが語るアール・デコ」展へ行って来ました。


https://www.teien-art-museum.ne.jp/

アール・デコの粋を宿す建築、旧朝香宮邸に、きらめく宝飾の芸術が息づきます。

「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル」は、1925年の「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称アール・デコ博覧会)」から100年を記念して開かれる特別な展覧会です。

フランスを代表するハイジュエリーメゾン、ヴァン クリーフ&アーペルが歩んできた創造と美の軌跡を、時代を超えた輝きとともに紹介します。



ヴァン クリーフ&アーペルは1895年、宝石商アルフレッド・ヴァン クリーフとエステル・アーペルの結婚をきっかけに誕生しました。

1906年、パリのヴァンドーム広場22番地にブティックを構えて以来、詩情あふれるデザインと革新的な技巧によって世界の女性たちを魅了し続けています。

アール・デコの華やかな時代に生まれたメゾンの美学は、幾何学と自然、機能と詩情、そして光と時間の調和にあります。



本展では、1910年代から1930年代に制作された作品を中心に、約250点のジュエリーや時計、工芸品が集結。

さらに、メゾンが大切に守り継ぐアーカイブ資料約60点も加わり、ハイジュエリーがいかに時代と呼応しながら発展してきたかを体感できる構成となっています。

展覧会の構成は以下の通りです。

Emergence of an Art Deco Aesthetic アール・デコの萌芽
Evolution towards a Singular Style 独自のスタイルへの発展
Modernism and Functionality モダニズムと機能性
Garden of Savoir-faire サヴォアフェールが紡ぐ庭


西澤徹夫建築事務所が会場を手掛けています。



第1章では、1925年のアール・デコ博覧会でグランプリを受賞した「絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット」(1924年)をはじめ、自然のモチーフを幾何学的に様式化した作品が並びます。

赤と白のバラが絡み合う意匠は、華やかでありながらも構築的で、アール・デコ特有の秩序と均衡の美を体現しています。



第2章では、プラチナとダイヤモンドを駆使したホワイトジュエリーが光を放ちます。

エジプトのファイーザ王女が愛した「コルレット」(1929年)は、165カラットものエメラルドを首元に配した壮麗な逸品。素材の重厚さと繊細な職人技が融合し、時代を超えてなお新鮮なモダニティを放っています。



続く第3章では、1930年代以降の社会変化を背景に、モダンで機能的なデザインが花開きます。

女性が外出時に必要な小物を収めることができる「カメリア ミノディエール」(1938年)、時計をブレスレットに見立てた「カデナ リストウォッチ」(1943年)など、実用性と洗練を兼ね備えたジュエリーが登場します。

これらの作品からは、女性の社会進出とともに変化していくライフスタイルに寄り添おうとしたメゾンの柔軟な感性が感じられます。



そして新館で展開される第4章「サヴォアフェールが紡ぐ庭」では、ヴァン クリーフ&アーペルが現代まで継承してきた匠の技に光が当てられます。

石を留める爪を表に見せずに宝石の滑らかな質感を実現する「ミステリーセット」技法や、ネックレスがジップを閉じるように変形する「シャンティイ ジップ ネックレス」(1952年)など、革新と詩情が交差するメゾンの象徴的作品が展示されます。

ここではまるで五つの庭園をめぐるように、光と色と素材が織りなす「匠の物語」を体感することができます。



本展の舞台である東京都庭園美術館は、1933年に朝香宮邸として建てられたアール・デコ建築の傑作です。

パリ滞在中に1925年のアール・デコ博覧会を訪れた朝香宮夫妻は、その経験をもとに自邸の設計を装飾美術家アンリ・ラパンに依頼し、ガラス工芸家ルネ・ラリックら多くの芸術家を起用しました。

大客室のシャンデリア、ラリックの扉、床の寄木細工──すべてがフランス装飾芸術の粋を集めた空間であり、当時のアール・デコの息吹を今日に伝える貴重な建築です。



その建物の中に、同じ時代のパリで生まれたヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーが展示されるという事実は、まさに時を超えた邂逅といえるでしょう。

光を受けて煌めくプラチナやエメラルドが、ラリックのガラス装飾や壁面のモチーフと響き合い、宝石と建築が互いに美を引き立て合う。

展示室に足を踏み入れると、アール・デコという時代の精神がひとつの空間に蘇り、まるで宝飾と建築が語り合っているかのようです。



宝石の輝きに封じ込められた「永遠なる瞬間」。それは単なる装飾ではなく、アール・デコが追い求めたモダンの理想、そして人の手が生み出す芸術の極みに他なりません。

ヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーが放つ光と、朝香宮邸が纏う光。その二つが重なり合うとき、私たちは“時代の美”を超えて続く「永遠」を目にすることができるのです。

「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル」展は2026年1月18日までです。アール・デコの夢が再び息づくこの展覧会へ是非!日時指定予約制です。


「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル—— ハイジュエリーが語るアール・デコ」

会期:2025年9月27日(土) - 2026年1月18日(日)
休館日:毎週月曜日、年末年始(12月28日 – 1月4日)
10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、24日(月・祝)、1月12日(月・祝)は開館
10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)、1月13日(火)は休館 
開館時間:10:00 - 18:00(入館は閉館の30分前まで)
11月21日(金)、22日(土)、28日(金)、29日(土)、12月5日(金)、6日(土)は夜間開館のため20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
会場:東京都庭園美術館(本館+新館)
(東京都港区白金台5-21-9)
https://www.teien-art-museum.ne.jp/
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、日本経済新聞社
特別協力:ヴァン クリーフ&アーペル
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
年間協賛:戸田建設株式会社、ブルームバーグ、ヴァン クリーフ&アーペル




Twitter:https://twitter.com/taktwi
Facebook:https://www.facebook.com/bluediary2/
Instagram:https://www.instagram.com/taktwi/
mail:taktwi(アットマーク)gmail.com

この記事のURL
https://bluediary2.jugem.jp/?eid=7884

JUGEMテーマ:アート・デザイン



続きを読む >>
| 展覧会 | 21:45 | comments(0) | - |
【調査結果】小中学生「芸術」に関するアンケート調査
ニフティ株式会社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「芸術」に関するアンケート調査を実施。その結果をまとめたレポートを公開されました。


「芸術」に関する調査レポート
https://kids.nifty.com/parent/research/art_20251001

【調査概要】
・アンケート実施期間
2025年8月12日(火)~9月15日(月)

・調査対象
小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者

・有効回答数
1,420件

・調査方法
インターネット調査

【調査結果】
1.芸術について興味はある?

86.1%が「ある」と回答しました。

2.【ある人へ】芸術の中で興味があるものはこの中でどれ?(複数選択)

芸術カテゴリに含まれるさまざまなジャンルの中で、最も多く選ばれた選択肢は「絵画」でした。また、「小説」「楽器演奏」「写真」「ダンス」も上位となりました。

3.今までに、学校の授業や行事以外で美術館に行ったことはある?

「ある」が52.3%、「ない」が47.7%とほぼ半々の結果となりました。「芸術について興味がある」と回答した人は全体の8割以上でしたが、芸術に興味があっても自発的に美術館へ足を運ぶとは限らないようです。

4.【美術館に行ったことがある人へ】だれと行ったのか教えて!(複数選択)

「おうちの人と」の回答が最多でした。
その他には、いとこをはじめ親戚と一緒に行ったという回答もありました。

5.【美術館に行ったことがある人へ】何を見に行ったのかおしえて!

○お母さんの好きな山下清さんの絵を見に行きました
○お絵描き教室の先生が描いた絵を見に
○ウィーンに行った時に、接吻(グスタフ・クリムト作品)などを見た
○ガラス工芸
○自分が部活でかいた作品。

絵画だけでなく、彫刻、ガラス工芸、書道、刀剣、庭園、アニメの原画など、多種多様なジャンルの芸術作品の名前があがりました。日本国内の美術館はもちろん、海外の美術館で作品を鑑賞したという人もいます。

また、自分自身や身近な人の作品が飾られたことをきっかけに美術館に行ったり、家族が興味を持つアーティストの展覧会に一緒に足を運んだりするという回答も集まりました。



6.好きな芸術家やアーティストがいれば教えて!

○フィンセント・ファン・ゴッホ
○J Kローリング
○Mrs. GREEN APPLE
○草間彌生、奈良美智
○バレエの先生!

海外の芸術家から日本のアーティストまで、ジャンルを問わずさまざまな人物名が寄せられました。特に「Mrs. GREEN APPLE」、「Snow Man」などの音楽アーティストは、小中学生も注目しているようです。

またYouTuberやVTuber、漫画家、ボカロPといったポップカルチャーシーンで人気の人物をあげる声もありました。さらに、習い事の先生など身近な存在のアーティストに憧れる傾向も見られます。

7.【6に回答してくれた人へ】その人は、この中でどのジャンルの人?

「絵画」ジャンルのアーティストが最も多く、続いて「楽器演奏」「小説」「ダンス」「合唱」の順となりました。

8.芸術やアートは、みんなの生活を豊かにしていると思う?

67.6%の小中学生が「思う」と回答しました。

9.【思う人へ】どんな時にそう感じるのか教えて!

○(豊かなのかどうかわからないけど、)疲れた時とかに芸術とかをみると、なんか疲れが少し楽になるから
○アートで家族の話題が広がることもあるから
○映画で生き方について考えさせられることがあるから
○カラフルなだけで元気になったりするから!
○触れ合うことによって様々な視点から物事を捉えられるように感じる

「疲れたときにアートに触れると癒やされる」「音楽がないと寂しく感じる」など、精神面での豊かさに芸術が影響を与えていると感じることがあるほか、アート鑑賞をきっかけに家族や周囲の人たちとの会話が生まれたり、新たな視点の考え方に気づいたりすることもあるようです。

10.この中で、興味がある・やってみたい活動はある?(複数選択)

他の設問でも人気だった「絵画」や「小説」、「楽器演奏」などが上位を占めました。

今回の調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、芸術への興味や、好きなアーティストなどについてアンケートを実施し、1,420人から回答を得ました。

「芸術について興味がある」と回答した小中学生は86.1%で、最も人気な芸術ジャンルは「絵画」でした。

また、67.6%の小中学生が「芸術はみんなの生活を豊かにしている」と感じていることがわかりました。

疲れたときにアートから元気をもらったり、作品を通じて人とのコミュニケーションが生まれたりする経験は、小中学生にとっても身近なことのようです。


大塚国際美術館
https://o-museum.or.jp/


Twitter:https://twitter.com/taktwi
Facebook:https://www.facebook.com/bluediary2/
Instagram:https://www.instagram.com/taktwi/
mail:taktwi(アットマーク)gmail.com

この記事のURL
https://bluediary2.jugem.jp/?eid=7883

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| その他 | 21:34 | comments(0) | - |
『日本美術をひらく: 山下裕二論考集成』
小学館より刊行となった『日本美術をひらく: 山下裕二論考集成』を読んでみました。

【BOOKS】『日本美術をひらく 山下裕二論考集成』 あの「超絶技巧」の生みの親が、40年以上にわたる図録や雑誌への寄稿から厳選した論考集

編集した小学館文化事業局書籍編集室の磯貝晴子さんと編集者の藤田麻希さんにお話を伺ったインタビュー記事です。


日本美術をひらく: 山下裕二論考集成
山下 裕二 (著)

日本美術の魅力を“現在形”で語り続けてきた美術史家・山下裕二氏。

その40年以上にわたる歩みを総括する待望の論考集が『日本美術をひらく 山下裕二論考集成』として刊行されました。

本書に収められた81本の論考は、膨大な寄稿歴の中から厳選されたもので、日本美術の再評価が加速したこの数十年の軌跡を、その只中に身を置いてきた山下氏自身の視点でたどることができる、稀有な一冊です。



特徴的なのは、その射程の広さです。江戸から明治・大正・昭和、さらには現代アートまで、時代もジャンルも横断し、絵画・工芸・彫刻・マンガに至るまで「日本の美」を総体としてとらえ直しています。

たとえば、氏の代名詞ともいえる“超絶技巧”の再発掘や、知名度と実力のギャップがある作家を積極的に紹介してきた姿勢は、本書の随所に刻まれています。

美術館・コレクション・展覧会の現場と並走してきた山下氏ならではの、作品と時代をめぐる“呼吸”が一つひとつの論考から伝わってきます。



収録された論考は、単なる評論の集積ではありません。作品との出会いを丁寧に紐解き、日本美術史の文脈を踏まえつつ、作家の個性や魅力がどのように立ち上がってくるのかを的確に示してくれます。

その語り口には、批評でありながら「作品を応援する」という氏の根本的な姿勢が貫かれています。

それはかつて“忘れられた作家”として扱われていた人々を再び光の下に引き出し、多くの読者や鑑賞者へ手渡していく行為にほかなりません。



また、1982年から2023年までの論考を時系列で俯瞰することで、この40年間に日本美術がどのように受容され、どの方向へ広がっていったかが自然と見えてきます。

いわば本書は、近年の日本美術ブームの背景を読み解く“歴史資料”としても機能しています。

展覧会レビューを書く者、あるいは日々美術館を訪れる鑑賞者にとって、過去と現在を往還する思考の軸を補ってくれるはずです。



装丁に大岩オスカールの作品「フラワーガーデン」が使われていることも象徴的です。

その意味するところは二人の対談で明らかに。詳しくはこちらのレポートで

伝統と現代、地域と国際、学術と大衆文化――そのすべてを横断してきた山下氏の姿勢と響き合い、本書の“開かれた”姿勢を視覚的に物語っています。



880ページに及ぶ大冊ではありますが、論考一つひとつは平易で読みやすく、どこから開いても日本美術への新たな扉がひらかれます。

展覧会を見るとき、図録を読むとき、また新しい作家に出会ったとき等々…そんな瞬間に寄り添い続ける一冊となるでしょう。

日本美術をめぐる思考の地図を鮮やかに描き直す本書は、いまの時代にこそ必要な論考集です。

ページを繰るごとに、山下裕二という“案内人”とともに、日本美術の見方がひらけていく。その豊かな読書体験を是義味わってみてください。


日本美術をひらく: 山下裕二論考集成
山下 裕二 (著)

「日本美術応援団」団長、40年の総決算
日本美術ブームの火付け役である美術史家、山下裕二氏の美術論考集。著者は、時代やジャンルにとらわれず、既存の価値観を一度取り払い、自分の目で心の底から良いと思った作品を、世に出し応援することを続けてきました。明治学院大学で教鞭をとりながら、「円山応挙展 江戸時代絵画 真の実力者」「The ドラえもん展」「江戸絵画ミラクルワールド 奇想の系譜展」など、20 近い展覧会を監修。赤瀬川原平さんとの共著『日本美術応援団』シリーズ、『岡本太郎宣言』、『日本美術全集』全 20 巻など数々の書籍に携わり、展覧会、書籍、テレビ、雑誌など、あらゆるメディアを駆使しながら、自身の応援する作家・作品を世に周知することを徹底してきました。本書は、美術専門雑誌の記事や、展覧会図録の論考など、現在入手困難なものを中心に、著者本人が40年以上かけて執筆した1000近い候補から81本を厳選して収録します。雪舟に関する学術論文から、伊藤若冲などの江戸絵画、マンガ、現代美術に関するテキストまで、作品の時代順に掲載し、全体を通して著者流の日本美術史が通観できる1冊です。





Twitter:https://twitter.com/taktwi
Facebook:https://www.facebook.com/bluediary2/
Instagram:https://www.instagram.com/taktwi/
mail:taktwi(アットマーク)gmail.com

この記事のURL
https://bluediary2.jugem.jp/?eid=7881

JUGEMテーマ:アート・デザイン



| 読書 | 20:52 | comments(0) | - |
「アール・デコ100年展」
大阪中之島美術館で開催中の
「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」へ行って来ました。


https://nakka-art.jp/

大阪・関西万博が注目を集めた2025年からちょうど100年前にパリ万博(「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」通称アール・デコ博)が開催されました。

その節目に合わせて開催される「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」は、アール・デコというスタイルを“女性像”の変容とともに読み解く、非常に意欲的な展覧会です。

装飾美術の国際的潮流を紹介するだけでなく、当時の女性たちが社会の中でどのように生き、どのように可視化されたのかという視点を強く打ち出しており、近年のジェンダー研究とも深く響き合う構成となっています。



1925年パリ博覧会が生み出した“デコ・スタイル”の精髄は、直線と幾何学を基調とし、アフリカやアジアの意匠を取り込みながら、装飾美術が機械時代と接続していくダイナミズム。

ここで示されるのは、単なる様式の変遷ではなく、時代が求めた「スピード」「合理性」「新しさ」という価値の結晶そのものです。


ジョルジュ・バルビエ「クロチルド・サカロフとアレクサンドル・サカロフ」1921年 サントリーポスターコレクション(大阪中之島美術館寄託)

広告の中に描かれた女性像ほど、その時代が女性に期待し、また女性自身が望んだ姿を鮮やかに映し出すものはありません。

短いスカートで街を闊歩し、旅へ向かう大胆な視線を向ける女性たち。

身体は“見る対象”から“行動する主体”へと変わりつつあり、都市の中で彼女たちが獲得した自由の息遣いが、ポスターの色彩と線の躍動にそのまま現れています。



さらに、1935年製のBMWロードスターの展示が象徴するように、移動の自由は女性の社会的自立にも深く関わっていました。

自動車・鉄道・航空機といった近代のスピードは、女性を家の内側に留めてきた歴史を大きく揺さぶり、旅行・レジャー・スポーツといった新しい文化の享受者へと押し上げていきます。



香水瓶やファッションにもアール・デコ的造形が宿り、女性の内面に寄り添う日用品が“モダン”を纏うことでライフスタイルの変革が促進されていったことがわかります。

展覧会の構成は以下の通りです。

第1章 アール・デコ博とデコ・スタイル
第2章 スピードの時代と女性
第3章 ヴィーナスたちのファッション
第4章 ヴィーナスたちの仕事とレジャー
第5章 最高のヴィーナス、それは私!
第6章 ヴィーナスたちの憧れ!ジュエリーと摩天楼




最も刺激的だった第5章では、アール・デコ時代に登場した“新しいヴィーナス像”が、スター女優たちを描いた大型ポスターを通して立ち上がります。

女性が「見られる存在」であるだけでなく、“自分をどう魅せるか”を主体的に選び取るようになっていく、その変化を視覚化した章と言えます。


G・K・ベンダ 「ミスタンゲット」1930年 サントリーポスターコレクション(大阪中之島美術館寄託)

象徴的に紹介されるのが、ムーラン・ルージュの大スター、ミスタンゲットです。長いまつげと大きな瞳、ショートボブに真紅の唇という彼女の特徴は、当時の“美の記号”であり、ポスターではそれがさらに強調されます。

黒地に緑文字、濃いピンクの薔薇をくわえた顔のみを大胆に配した構成は、アール・デコ期のグラフィックが追求した構成美を端的に示すものです。

パリの街角でこのポスターが放ったインパクトは相当なものだったに違いありません。



一方、ポール・コランが描いたブランシュ・モンテルのポスター原画は、より“日常のヴィーナス”を思わせます。

白いシンプルな服、軽いパーマのショートヘア、赤い口紅の微笑みは、スターでありながら現代にも通じる自然体の魅力をたたえています。

ここには、スターの華やかな仮面ではなく、アール・デコ期を生きる若い女性のリアルな姿が投影されています。

当時のパリではポスター文化が最盛期を迎え、「ポスターの三銃士」と称されたカッサンドル、シャルル・ルポ、ポール・コランらが、都市を飾る視覚言語を刷新しました。



彼らが描いた女性像は、都市に生きる女性たちを“新しい時代の主人公”として提示し、見る側にも「自分もこうありたい」という自己演出の欲望を生み出しました。

この章で展示されるポスター群は、単なるスター肖像ではなく、女性の美・主体性・都市文化が交差した地点を証言する資料です。

“最高のヴィーナスは私自身”という価値観が芽生えた瞬間を、100年前のグラフィックが鮮やかに伝えてくれます。


ユップ・ヴィールツ「ヴォーグ、今年の冬の香水はこれだ」1925年 サントリーポスターコレクション(大阪中之島美術館寄託)

アール・デコが花開いた100年前の世界は、技術革新、都市文化の成熟、価値観の転換が重なり合った時代でした。本展は、その熱を単に回顧するのではなく、私たちの現在にまで連続する“モダン”の源流として照らし出してくれます。

装飾と機能、美と主体性、生活とデザインが交差する地点に、アール・デコは新しい時代の表情を刻み込みました。



展示空間を歩き終えたとき、100年前のヴィーナスたちの自由な佇まいが、現代の私たちをどこか軽やかに後押ししているように感じられるはずです。

「アール・デコ100年展」は2026年1月4日までです。今なお色褪せることのないアール・デコの魅力と、その精神の豊かさに触れられる充実した展覧会です。是非~


「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」

会期:2025年10月4日(土)~2026年1月4日(日)
開場時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)、12月30日(火)~1月1日(木・祝)
※10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・休)は開館
会場:大阪中之島美術館5階展示室
[大阪市北区中之島4-3-1]
https://nakka-art.jp/
主催:大阪中之島美術館、朝日放送テレビ、朝日新聞社
協賛:ブシュロンジャパン





Twitter:https://twitter.com/taktwi
Facebook:https://www.facebook.com/bluediary2/
Instagram:https://www.instagram.com/taktwi/
mail:taktwi(アットマーク)gmail.com

この記事のURL
https://bluediary2.jugem.jp/?eid=7879

JUGEMテーマ:アート・デザイン



続きを読む >>
| 展覧会 | 21:54 | comments(0) | - |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< November 2025 >>
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
ロマネスク美術革命 (新潮選書)
ロマネスク美術革命 (新潮選書) (JUGEMレビュー »)
金沢 百枝
11~12世紀のロマネスクこそは、ヨーロッパ美術を大きく塗りかえる「革命」だった。宮廷文化から民衆文化への流れのなかで、知識より感情を、写実よりかたちの自由を優先する新たな表現が、各地でいっせいに花ひらく。古代ギリシア・ローマやルネサンスだけがスタンダードではない。モダン・アートにも通じる美の多様性を、豊富な図版を例に解きあかす。
+RECOMMEND
『フェルメール展』公式ガイドブック (AERAムック)
『フェルメール展』公式ガイドブック (AERAムック) (JUGEMレビュー »)
朝日新聞出版
記事書いています。是非お手に取ってみて下さい。
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
若冲の描いた生き物たち
若冲の描いた生き物たち (JUGEMレビュー »)
小林 忠,小宮 輝之,湯浅 浩史,佐々木 猛智,本村 浩之,秋篠宮 文仁
若冲と学研がコラボした画期的な若冲本!レビュー→こちら
+RECOMMEND
叢 小田康平の多肉植物
叢 小田康平の多肉植物 (JUGEMレビュー »)
小田 康平
「人の間にあるサボテン-自由な美しさ、見たことのないトーン。自然と人との関わり、その不思議を小田康平さんは知っている。とても豊かだ」レビュー→こちら
+RECOMMEND
+RECOMMEND
名画のネコはなんでも知っている
名画のネコはなんでも知っている (JUGEMレビュー »)
井出 洋一郎
ゴッホ、ミレー、ゴーギャン、ゴヤ、ルノワール、歌麿、北斎、国芳などの天才画家たちの思想を、まさかのネコ目線でひも解く、新感覚な名画解説書。
+RECOMMEND
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
美術館で働くということ 東京都現代美術館 学芸員ひみつ日記 (メディアファクトリーのコミックエッセイ) (JUGEMレビュー »)
オノユウリ
アートに囲まれて働く美術館学芸員。優雅な職業のイメージだけど、実際は日々、ドタバタの連続なのです!? 展覧会の舞台裏から、学芸員のお仕事のリアルまで。美術館の知られざる一面を描くコミックエッセイ!
+RECOMMEND
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556)
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史 (角川選書 556) (JUGEMレビュー »)
山本 聡美
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
+RECOMMEND
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル)
千年の翼、百年の夢 豪華版 (ビッグコミックススペシャル) (JUGEMレビュー »)
谷口 ジロー
ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画。オールカラー豪華版。
+RECOMMEND
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス)
美術館のなかのひとたち(1) (バンブーコミックス) (JUGEMレビュー »)
黒田 いずま
美術館で働く学芸員の近江さん。個性豊かなメンツが解説、展示、監視などの仕事を通して、日々様々な工夫をしながら楽しく来館者をお出迎えする日常をユーモラスかつ鋭いツッコミで描いた作品。
+RECOMMEND
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡 (JUGEMレビュー »)

普段は単眼鏡で済ませていますが、どうしても隅々まで観たい作品の場合はこの双眼鏡を使ってます。
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書)
西洋美術史入門・実践編 (ちくまプリマー新書) (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
美術史の実践方法が最後にまとめられています!世界が変わる、名画の見方。前作「西洋美術史入門」からさらに一歩奥へ。池上英洋 著

レビュー→こちら
+RECOMMEND
+RECOMMEND
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection)
ウォーターハウス夢幻絵画館 (ToBi selection) (JUGEMレビュー »)
川端 康雄,加藤 明子
夏目漱石をイチコロにしたウォーターハウスの文学性と蠱惑的な魅力を余すところなく紹介!

レビュー→こちら
+RECOMMEND
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福
池永康晟画集 君想ふ百夜の幸福 (JUGEMレビュー »)
池永康晟
日本画の異才“池永康晟”がベールを脱ぐ!

レビュー→こちら
+RECOMMEND
すゞしろ日記 弐
すゞしろ日記 弐 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
画家・山口晃のエッセー漫画第2弾。

面白きことも無き世を、面白く!

画家・山口晃の“どーでもいいけど楽しげなこと”満載
レビュー→こちら
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
宮下規久朗
宮下規久朗先生の最新刊!絵画に描かれた代表的な「モチーフ」を手掛かりに美術を読み解く、画期的な名画鑑賞の入門書。カラー図版150点を収録した文庫オリジナル。
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工
日本美術図解事典―絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 (JUGEMレビュー »)

「これ一冊で日本美術を鑑賞する際の知識が全て揃う」
レビュー→こちら
+RECOMMEND
+RECOMMEND
アイテムで読み解く西洋名画
アイテムで読み解く西洋名画 (JUGEMレビュー »)
佐藤 晃子
西洋絵画を鑑賞する際に必要となる宗教画,神話画の50のアトリビュートを紹介。ありそうで無かった絵画ファン待望の一冊。
レビュー→こちら
+RECOMMEND
美術鑑賞手帳
美術鑑賞手帳 (JUGEMレビュー »)

美術鑑賞の楽しみをさらに広げるこれまでになかった手帳です。ミニガイドと書き込み式の鑑賞の記録ページが一緒に。

自分もお手伝いさせて頂きました。レビュー→こちら
+RECOMMEND
画家の食卓
画家の食卓 (JUGEMレビュー »)
林 綾野
画家たちが楽しんだ26のレシピを再現。クレー、フェルメール、セガンティーニ、メムリンクの暮らしと創作現場を巡る旅。
レビュー→こちら
+RECOMMEND
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い
美術品はなぜ盗まれるのか: ターナーを取り戻した学芸員の静かな闘い (JUGEMレビュー »)
サンディ ネアン
とかく扇情的に扱われる美術品盗難。だが実際は、麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく場合が多い。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書。 レビュー→こちら
+RECOMMEND
江戸の献立 (とんぼの本)
江戸の献立 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
福田 浩,松井 今朝子,松下 幸子
レビュー→こちら
+RECOMMEND
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻))
日本美術全集2 法隆寺と奈良の寺院 (日本美術全集(全20巻)) (JUGEMレビュー »)
長岡 龍作
法隆寺金堂内陣は、普段は大変暗い上に太い円柱に加え、金網が廻らされており、その詳細はなかなか見ることができません。今までに撮影された写真も鮮明さということでは満足のゆくものではありませんでした。今回は最新の撮影技術により、南面(正面)のみならず、北面(背面)からも撮影。その結果、全く見たことがない写真を目の当たりにすることになりました。仏像の質感と量感、豊かな色彩に感嘆し、感動をおぼえる一冊となっています。
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
山口晃 大画面作品集
山口晃 大画面作品集 (JUGEMレビュー »)
山口 晃
8年ぶり、待望の最新作品集。11月26日発売!予約しないと!!

+RECOMMEND
+RECOMMEND
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本)
運慶: リアルを超えた天才仏師 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
山本 勉,ヤノベ ケンジ,橋本 麻里,みうら じゅん
レビュー→こちら
+RECOMMEND
知識ゼロからのキリスト教絵画入門
知識ゼロからのキリスト教絵画入門 (JUGEMレビュー »)
池上 英洋
池上英洋先生が易しく紐解く『聖書』の世界。レビュー→こちら
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
芸術家の家: 作品の生まれる場所
芸術家の家: 作品の生まれる場所 (JUGEMレビュー »)
ジェラール=ジョルジュ ルメール,ジャン=クロード アミエル
レビュー→こちら
+RECOMMEND
+RECOMMEND
フェルメールへの招待
フェルメールへの招待 (JUGEMレビュー »)

不肖・私がフェルメール30作品の解説執筆と全体の編集に携わった一冊です。オールカラーB5版。96ページから成る、これまでにないフェルメールパーフェクトガイドです。主に「フェルメール初心者」に向け丁寧に噛み砕いた表現で綴られているので、美術の専門用語を知らずともフェルメール作品について一通りの知識を得ることが出来ます。

お手に取って頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件
偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件 (JUGEMレビュー »)
レニー ソールズベリー,アリー スジョ
来歴さえあれば、たとえ贋作でも「ほんもの」になる。詐欺師は驚くべき方法で美術史を捏造した。美術界を震憾させた事件を追うドキュメンタリー。レビュー→こちら
+RECOMMEND
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース) (JUGEMレビュー »)
林 綾野
林綾野さんの待望のフェルメール本!レビュー&インタビュー→こちら
+RECOMMEND
ヴァチカン物語 (とんぼの本)
ヴァチカン物語 (とんぼの本) (JUGEMレビュー »)
塩野 七生,藤崎 衛,石鍋 真澄
レビュー→こちら
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
野兎の眼
野兎の眼 (JUGEMレビュー »)
松本 典子
レビュー→こちら
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105
Vixen 多機能単眼鏡 マルチモノキュラー4X12 1105 (JUGEMレビュー »)

掌に収まる単眼鏡は、必要なときにサッとポケットなどから取り出して使える便利な、美術館・博物館必須アイテム。
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
+RECOMMEND
日本美術のことば案内
日本美術のことば案内 (JUGEMレビュー »)
日高 薫
レビュー→こちら
日本美術鑑賞の際に、よく出てくる言葉を満載。絵画、彫刻、工芸品などの具体的な写真をふんだんに使い紹介
+RECOMMEND
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ