僕は現代において絵の観方や絵に対するある種の闘争……
回りくどいのであえてストレートに言いますが、絵を嗜まない大衆と絵が好きで考察したり、絵を描いたりするグループの対立を産む原因は義務教育における美術の鑑賞方法や美術の歴史をまるっきり教えなかった事に起因していると思っています。
知識を有する存在を「特権階級」と称する時点で正にこれが浮き彫りになっています。
別段趣味人は知識を秘匿などしてないのですが、大衆はそもそも鑑賞方法や美術の歴史の知識をどうやって修得していいのかが分かっていないのだと思います。
だから『秘匿している』と感じるのでしょうが、実際にはネットで調べればそういった知識はちゃんと出てくるんですね。
テレビ番組でも『日曜美術館』や『美の壺』などの番組を視聴してるとちゃんと情報が出てきますし学べます。
ファッションだって『ファッション通信』観てると何となくモードというものが理解できるようになります。
そういう意味では『情報に触れる努力』は必要ではありますが、本来その後ろ支えが『義務教育』な筈なんです。