Champagne

シャンパーニュ級戦艦　シャンパーニュ

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
･基本性能

･アップグレード

･消耗品

ゲーム内説明

シャンパーニュは、ガスコーニュ級に類似した戦艦の設計案です。本案に採用されている三連装砲塔と 406 mm 砲は、フランスで 1930 年代の後半に開発されたものでした。
設計年：1939

解説

• 概要
  連続ミッション「勝ち取った勝利」キャンペーン*1にて実装中の
  フランスTier7プレミアム戦艦。
  開始その日から課金ですっ飛ばして入手も可能だがその場合、26,000ダブロンも消費する。
  同格フランスプレミアム戦艦のガスコーニュと船体がほぼ同じだが、走攻守すべてが差別化されたステータスでありその使い勝手は別物。
  ちなみにフランス戦艦としては最初にしてようやくの16inch（40.6cm）砲を搭載した戦艦である。

• 抗堪性
  HPはなんと本艦実装の前にイベント配布されたオーディンよりも低い52,600。アップデート4.9で強化され、57,100となったが、相変わらず同格戦艦の中ではワースト。
  同格大型巡洋艦はおろかティア6戦艦よりも低いという有様なので立ち回りには非常に気を付ける必要がある。
  幸いにも？、船体の艦首艦尾の船体装甲がPC版の25mmから32mmへと強化されており、15inch（38cm）砲に強制貫通される可能性は無くなった。中央甲板も同様に32mmだが、それでも32mmでありHE耐性は皆無と言って差し支えない。
  前述した低HPが足を引っ張っている事と戦艦としてのタンク耐性はほぼ無いに等しいため、迂闊に突っ込むと上述の脆さ故にあっという間に沈む可能性がある、何度も言うが過信せず慎重に立ち回るように。
  以上の事から抗堪性能に関してはT7どころかMM帯を見渡しても全戦艦中最弱クラスである。
  　
• 主砲
  こちらはTier7中最強クラスどころか主砲の性能だけで言えば全戦艦砲の中でも5本の指に入るほどの強力さ。簡潔に言えば高精度高貫通高速弾。
  門数は6門と同格でもっとも貧弱だが、装填時間は26.6秒で同格16インチの中では最も装填時間が短い。特化すると19秒を切る事さえ可能である。
  一方でAP弾最大ダメージは12100と16インチでは最も低いため、単純なダメージだけで言えば同格内では少し遅れを取ってしまう。
  しかし、そんな砲門数とAPダメージを補ってこの船の16インチ砲は同格どころかレジェンダリーマッチであってもあいつを超える最強クラスの貫通力を誇る。→PC本家の小ネタ参照
  それに加えて、フランス戦艦の悪い散布界計算式ではなく「シュペー散布」が採用されており、砲弾の集まり具合を示すシグマ値も2.0と良好。
  さらに強力な点がこの主砲をフランス戦艦お馴染みの高速低弾道で18.2km先まで届けることができるという点。
  これは全艦艇の中でもトップクラスの数値であり、あのニュージャージーすら凌ぐほどの長射程である。
  このおかげで艦長スキルで乱闘を使用しても射程が16kmを軽く超えてくるので、他の戦艦と比較してもほとんど遜色ない射程を維持できるのは大きな利点。
  おまけに装填ブースターまで2回使えるため、門数の少なさと独特な砲塔配置をクリアできれば凄まじい攻撃力を誇るだろう。
  HE弾と副砲について

  HE弾の威力と発火率がイギリス戦艦に比肩するレベルである。特に発火率は49%とあのレジェンダリー戦艦であるConquerorより1%高い。
  しかしAP弾が強力すぎるので対駆逐艦以外では出番はあまりないだろう。近くの防御態勢を取った敵を狙うより遠くの側面を見せている敵を狙った方が良いシチュエーションもあるはず。
  この辺はGascogneを扱ったことのあるプレイヤーなら判断できるかもしれない。
  　
  副砲はGascogneから舷側の10cm両用砲が追加されており、片舷に152mm砲9門と100mm砲12門を指向できる。
  が、如何せん本体の耐久性が絶望的かつ100mm砲が同格以上の駆逐艦の船体にダメージを出せないため、ほとんど放火専用になるだろう。
  理論上の副砲発射数は全艦艇中最強クラスなので、もし弾幕を楽しみたいという人がいたらその時はおとなしくAI戦に行こう。

  　
• 対空火力
  総合的に見ればガスコーニュと殆ど変わらない。長距離ダメージが増えた代わりに中距離が貧弱になった程度である。つまり総じて良好とは言い難い。
  　
• 機動性
  本艦はガスコーニュから装甲を削った分機動力はガスコーニュから強化されている。
  素の速力は34knotとすさまじくエンジンブーストを考慮しなければ全戦艦中最速、さらに速度旗込みで35.7ノットと愛宕並みになる上にフランスツリー戦艦同様有効時間長めのエンジンブーストでその最高速度は38.6ノットになる（旗無しでは36.7ノット）。
  フランス国籍のEmile Guepratte艦長を（フル強化して）乗せれば最大40.4ノットに達する。
  転舵所要時間は上方修正で14秒に強化されており機敏に曲がれるようになった。旋回半径は据え置きである。
  　
• 隠蔽性
  ガスコーニュより良い。
  最良で14kmはTier7では並みなので、下手に突出して集中砲火を浴びないように。
  　
• 総評
  生存性を犠牲にして火力と機動力に全てのリソースを当てたというフランス戦艦のコンセプトの具現化と言っていい存在だろう。同期のオーディン以上に生存性の低さはどうしようもないレベルであるため、基本的な戦闘スタイルは「殺られる前に殺る」この一言に尽きる。ヘイト管理はとてつもなくシビアであるため無理だと思ったら、早めに撤退しよう。主砲性能は遠距離向きだと言えるため、前線に積極的に出ずともプレイヤーのAIM力さえあれば充分に活躍はできる。

史実

公式での説明によれば本艦はガスコーニュ級の発展型となっているが、現時点ではそのような計画案は見当たらないのでWG謹製の架空艦艇として扱っても差し支えないだろう。ただし完全な架空ではないようで、主砲として搭載されている“406mm/50 Schneider”はシュナイダー(現:シュナイダーエレクトリック)社がソビエト連邦の要請に基づいて設計したものが原型であることが言及されている。ソ連関係の資料の収集能力に定評のあるWG
ちなみにアルザス級の計画時にも406mm3連装砲の搭載を検討していたことがあったりするので、“主砲が3連装のフランス戦艦”はそこまで不自然なことではない。

コメント欄