ゴッドマグナス
ごっどまぐなす
『トランスフォーマー』シリーズの一つ『トランスフォーマーカーロボット』の、後半エピソードから登場するキャラクター。カートランスポーター(キャリアカー)に変形する。
全長6m、重量15t。所属はサイバトロン、「機動隊長」の肩書きを持つ。
見た目や名前からウルトラマグナスがモチーフと思われる他、グレート合体の2号ロボであることと名称に「ゴッド」とつくことやメットパーツのデザインがゴッドジンライに近いことからゴッドボンバーもモチーフの一つと推測される。
一匹狼的な性格でファイヤーコンボイの双子の兄弟。どちらが兄かは当人達も分かっていないが、他のサイバトロンはマグナスが弟だと思っている。
当初は、エネルゴンマトリクスに関連する事柄でファイヤーコンボイを憎んでいたが、カーロボ三兄弟の末弟であるスピードブレイカーとの交流と、自らの身体の秘密を知ったのをきっかけに和解した。
スピードブレイカーからは「マグちゃん」と呼ばれて慕われており、マグナス自身もスピードブレイカーに言われれば素直に従ったり、カーロボ三兄弟が危機に陥った際は真っ先に彼を心配したりとかなり強い友情で結ばれているようで、後半ゴッドファイヤーコンボイに合体する際は「……ただし勘違いするな!スピードブレイカーに頼まれたからだ!」と断りを入れるのが定番となっていた。
「ブルーボルト」と呼ばれる大型の火器を装備しており、レーザーモードとバルカンモード、更に2つを併用したモードへと変形可能。
また、ファイヤーコンボイと「超巨大合体」することで、「究極司令官ゴッドファイヤーコンボイ」(英名:オメガプライム)となる。
当初はマグナスが一方的に握手して人格を乗っ取る為に合体していたが、合体シークエンスの都合上もあってか逆にファイアーコンボイに一方的に握手される事で勝手に合体させられてしまう事もあった。
最終話で戦い終えた後、サイバトロンが地球に留まる道を選ぶ中、自身とブレイブマキシマスは捕らえたデストロンガー(ゲルシャーク除く)を連行しながらセイバートロン星に帰還した。
- 声を当てた松山氏は『ビーストウォーズⅡ』でメガストームを担当していた。弟キャラであることも共通している。
- 海外版『Transformers Robots in Disguise』ではモチーフとされているウルトラマグナスの名で呼ばれている。
- これはゴッドの名が宗教上使いにくい問題もあるためと思われる。
- 玩具の型式番号は「C-023」ビークルモードではカーロボ三兄弟を搭載可能。
- その車両積載する部分を埋めるパーツがロボットモードには無い為、脚部に空洞ができてしまい、そのスカスカ感で後ろからの外観を大きく損ねる。前から見ても脚部が異様に長いので若干無理のあるプロポーションになっている。
- ファイヤーコンボイと合体させる際に双方の手を握手させるプロセスが再現されている。