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SNSで同名サービスが炎上、全身タトゥーの元祖“レンタルコワイ人”が明かす「意外すぎる依頼内容」

8月下旬、「レンタル怖い人」というサービスが突如SNSに登場し注目を集めたが、「諸事情」を理由にサービス終了をソッコーで発表した。 そんな炎上騒動を巻き起こしたサービスとは関係ないところで、2023年6月から個人のSNSアカウントで細々と「レンタルコワイ人」として活動をしてきたのが、丸山直流さん(X:@mnnk_kusuriya)だ。
丸山直流

丸山直流さん

ミュージシャンやYouTuberとしても活動している“全身タトゥー人間”の彼が、「レンタルコワイ人」を始めた経緯、印象的な依頼内容などを聞いた。

ほぼ同名のサービスが炎上、見た目は激コワだけど……

丸山直流――イカつい見た目と実際の物腰の柔らかさのギャップがすごいですね。 丸山:「レンタルコワイ人」も、この見た目とのギャップを活かせるような活動として思いつきました。僕は第一印象が激ワルらしく、街で職質されることも多いんですが、ビジュアル系バンドの活動にひと区切りつけるタイミングで、細々とでも何かおもしろいことに挑戦したいなと。 ――例の「レンタル怖い人」のサービスがSNSで炎上して、何か影響はありましたか? 丸山:実際いろいろな問い合わせや連絡がありました。最初はフォロワーさんから「丸パクされているよ」と連絡をもらい、「レンタル怖い人」のXアカウントを見たときは、フォロワー数も600人ぐらいだったんですけど。3日後とかにはあっちのXアカウントが2〜3万フォロワーとかになっていたので。 ――最初に丸山さんのSNSを拝見したときは、「レンタル怖い人」の関係者なのかと思いました。 丸山:全く無関係です。単純にアイデアが被っただけなのか、どこかで僕のアカウントなどを見たのか。結局よくわからないんですが、本当に怖そうな人たちのサービスが突如現れて、SNSで大きな話題を集めて炎上して……。何とも微妙な気持ちになりましたね(笑)。 ――「レンタル怖い人」は30分2万円、3時間5万円という高額料金を提示していましたが、丸山さんの「レンタルコワイ人」の料金は1時間5000円とのこと。依頼数はどんな感じですか? 丸山:少ないときは月2件、多いときでも6〜7件くらいです。普段は広告代理店のWebデザイナーとしてフル在宅勤務していて自宅にこもりがちなこともあり、いろんな知らない人と出会うこと自体が刺激的で楽しくて、本当に細々と続けています。依頼人は、インスタのフォロワーさんやYouTubeのチャンネル登録者の方などが多いですね。

「彼氏のフリをして」という依頼も

バンド時代

バンド時代(提供写真)

丸山:依頼内容はお悩み相談や会話の相手、「行きたい場所があるけど、一人で初めてだから同行してほしい」など、“コワイ人”という要素とはあまり関係ない内容が実際は多いですね。 ――トラブルを解決する系の依頼だと、どんな内容がありましたか? 丸山:2ヶ月だけキャバクラで働いた女性が働いた分の給料がなかなか入ってこないから、“彼氏”としてお店まで同行して“無言の圧力”をかけてほしいと言われたことがありました。 変に口を出すと脅迫罪になってしまうので、本当に1時間くらい女性の隣に立って話を聞いているだけだったんですが、最後はちゃんとお給料を払ってもらっていましたね。依頼人の女性の彼氏を装うパターンは比較的多いです。ホストクラブで担当にヤキモチを焼かせたいから一緒に行ってほしいという依頼も、今年は3〜4件ありました。 ――面倒なトラブルに出くわすことも多そうですね。 丸山:直近だと、依頼人の女性がいきなり僕の目の前でODして、ゲボゲボ吐き始めたのが一番ビビりました。ずっと介抱することになったんですが、本当に心配しましたね。 ――それはどういう依頼内容だったんですか(苦笑)? 丸山:その女性の依頼はそれが2回目で、その時は「一緒にごはん行きたい」という感じでした。1回目は「オンラインゲーム仲間とのオフ会に行きたいけど、なかなか帰らせてくれない男がいるから、彼氏のフリをして朝5時に歌舞伎町まで迎えに来てほしい」という依頼でしたね。
バンド時代

バンド時代(提供写真)

――ビジュアル系バンドでの経歴もあってか、女性からの依頼が全体的に多そうですね。 丸山:「レンタルコワイ人」とはいえ、SNSのフォロワーさんから「会いたい」という依頼が多いかもしれません。ただ、YouTubeで職質の動画がバズってからは男性視聴者の依頼も増えましたね。たとえば、「上京するから部屋探しに付き合ってほしい」という依頼がありました。いざ待ち合わせたら、顔までタトゥーが入ったスキンヘッドの男性だったんですけど、「田舎の出身で知らない人とうまく喋れるか不安で……」とのことで。 ――そんなイカつい見た目の男性が田舎に……(笑)。 丸山:本当ですよね。僕が利用したことのある高田馬場の不動産会社の方に事情を話し、全身タトゥーだらけの男2人で内見しました。 ――不動産屋の担当者が一番不安だったと思いますよ。 丸山:その男性は僕が最近まで住んでいた2.5畳の部屋の近所に住んでいましたね。
狭小物件

丸山さんが住んでいた2.5畳の部屋

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「何事も極端にやり過ぎちゃう」
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1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii

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