我が家恒例の誕生日の娘からの長いライン⋯
まあ、みんなくれるんですが二十歳の次女のラインはやたら長かったです。
今までの中で一番長いラインを貰ったと思います。
次女の柔美は一度高校をやめています。
最初にやめたいと言ってきたのはまだ一年生の夏休み前でしたが、それをすぐには了承しませんでした。
「やめたいならそうすればいいが、一年生だけは行っておけ」
その間に考えが変わることも期待しましたが、いずれ通信教育を受けるにしろ一年生の単位を取得しておけば少し展開が楽になるからです。
そして妹の詩美が受験生となり志望校を決めていく中で、同じ学校の同じ学科にすすみたいと申し出てきました。
それが小学校4年生から生活していた奄美大島の高校だったので
「二つ下の妹とクラスメートで、中学の同級生はもう最上級生だぞ」
それが大丈夫なのかを確認しましたが
「それも面白いじゃない」
と言うので、それならばと受験の準備に入ったのです。
現役の受験生が県内の高校を受けるのであれば中学で手続きをしてくれますが、現役でもなく地元の中学卒業でもない次女の受験手続きは少々手間取りました。
その柔美も春に三年生になり無事に卒業をしてくれそうです。
柔道部に入り有段者になってくれたのは、嬉しいおまけです。
御指導頂いた顧問の先生に感謝しております。
四男も高校を辞めそのあとすすんだプロレスも挫折してしまいました。
我が家がメディアに露出していることで色々言われましたが、彼にとっても世間を知るいい機会になったと思います。
「お前は二度、家族の期待を裏切った」
無理してまで私学に進学させたのも、退学してプロレスにすすむことを許可したのもそこに彼の意欲と家族の期待があったからです。
ですがその後……
福岡の三男のもとへ行ってバイトしながら兄貴の生活をサポートしてくれました。
源志が福岡に行ってからは吾輩は一度も二人のマンションの家賃を入れていません。
その功績は、我が家にとって大きいものがあります。
そしてこの春からは、盛岡の次男のところに身を寄せて一年は高校生の妹の仕送りを助けてくれます。
当たり前の過程を通過しながら生きて行ってくれれば親としては安心なのでしょうが、必ずしもそうではなくても構いません。
例え……
「こいつは本当に性根も腐っているな」
と思っても親はなかなか子供を見棄てられるものではありません。
ましてやそうでないのなら、少々の回り道をしようとも待つことも必要だと思います。
家族なのだから、その信頼はいつでも取り戻せるのです。
学校から家事まで本当によくやってくれたことを、有り難いと思っています。
親としてそれ以上に有り難いことはありません。









