路上で暴漢に襲われ出血した状態で襲われた状況などを話す立花孝志氏=25年3月14日=日刊スポーツ
路上で暴漢に襲われ出血した状態で襲われた状況などを話す立花孝志氏=25年3月14日=日刊スポーツ

逮捕されるはずないと考えた3つの“誤算”

 ただ、逮捕されて身柄を拘束されることまでは予想していなかったはず……ちだい氏がこう考える背景には、立花容疑者のこれまでの発言から浮かび上がる3つの“誤算”があるという。

 一つ目は、NHK党の齊藤健一郎参院議員が自民党会派に加わったことで、自民党という強力な後ろ盾を得たNHK党に対して警察は手を出しづらいと期待していたこと。二つ目は、静岡県伊東市長選への立候補を表明したことで、政治活動の自由を制限する逮捕のハードルが上がると予想していたこと。そして三つ目は、家宅捜索なしに突然逮捕されることはないと信じ込んでいたことだ。

 報道によると、兵庫県警幹部は立花容疑者逮捕の理由について、「政治活動に関しては最大限尊重されるべきだと認識している。その上で具体的に逃亡、罪証隠滅の恐れがあると判断した」と語っているという。

 ちだい氏は、立花容疑者の“誤算”について「どれも妄想といえるレベル」と切り捨てつつ、今後「再逮捕」がある可能性を指摘する。

「立花(容疑者)はこれまで名誉毀損をはじめ、逮捕監禁致傷、約3億5000万円の業務上横領などさまざまな罪状で刑事告訴されています。警察としては、ファーストパンチとして国民からの理解が得られそうな竹内さんの件で逮捕・勾留した可能性は十分考えられます。立花(容疑者)は23年に、NHK契約者の個人情報を不正に入手してネットに投稿した罪などで懲役2年6カ月・執行猶予4年の有罪判決が下っています。今回の名誉毀損で実刑判決が出て、再逮捕となる容疑も裁判で認められれば、しばらく刑務所から出られない可能性もあります」

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