2018.10.14.サタンの勢力と向き合う体験
聖書 使徒16:16~18、エペソ6:10~18
題 サタンの勢力と向き合う体験
「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」
はじめに
6~8日は「ウエルピア伊予」というホテルで、四国聖会がありました。
四国教区の私たちにとって、一年で一番大きな聖会です。なぜなら、個教会の礼拝を止めて、この聖会の礼拝に合流することになっているからです。今年は徳島の井桁先生と西宮アガペーキリスト教会のカン・イルソン先生が講師でした。最初から聖霊の臨在が深く、恵まれた聖会でした。私たちが霊的に成長したいと願うなら、このような聖会に参加するのが良いと思います。なぜなら、主の深いご臨在に触れられたり、または、触れたりして、主のご愛の深さを味わうからです。そして、主との人格的な交わりを深めていくことになります。
井桁先生は、アッセンブリー教団の始まりについて、また聖霊の働きについて教えてくださいました。エペソ6章10節~20節は[悪と戦う、祈りによって、この世を支配している悪霊と戦いなさい。」と言っています。
(Ⅱコリント10:3~4)「 私たちは肉にあって歩んではいても、肉に従って戦ってはいません。 私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく、神の御前で、要塞をも破るほどに力のあるものです。」
教会は日々、霊的な戦いをしています。
パウロは「肩書は不要で,霊的な働きをしている」と言っています。霊的な戦いとは「人々の魂を勝ち取り、救いへ導くこと」です。奇跡とは一人の人が救われることです。
魂の救いのために、サタンに立ち向かっていく神の軍隊となるべきです。それも整えられた軍隊です。祈り始めるなら、霊の世界が動いていきます。魂が救われていきます。私たちは「神の軍隊です。」とイエスの血潮によって、宣言していくことが大切です。
教会には地獄の門をも打ち破る力が与えられています。祈ることです。
祈るならば変革されていきます。
1.私たちの格闘
サタンと向き合うことが、祈りに真剣になる時ではありません。私たちは祈る時、すでにサタンと激しく戦っているということを意識することです。
目に見える戦いはほとんどないかもしれませんが、サタンは水面下で静かに働いているのです。
(エペソ6:12)
「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」
パウロはこのような霊の戦いを知っていました。彼はいつもほかのクリスチャンと共に一つになって祈り、とりなしの祈りにも加わっていました。そのために、ピリピで悪霊に捕らえられた一人の婦人を解放することができました。
2.パウロはサタンと向き合った
パウロはアジアで福音を語ることを禁じられ、アジア地方へ旅行することができなくなりました。
そして、導きを祈っていると「マケドニアに来て、私たちを助けてください。」という幻を見ました。そこで、マケドニアで一番大きな町であるピリピへやってきました。ここにはまだクリスチャンもいなければ、ユダヤ人の会堂もありませんでした。それで、安息日には川岸で集まって祈っている女性の集会所に行きました。集会場と言っても「祈る場所」なっている川岸です。
そこで、パウロは聖書を語り、イエスの十字架と復活を語りました。すると
紫布の商人であるルデヤという裕福な家庭の女性が救われました。そしてその家族も救われたのです。
その後、パウロたちはこのルデヤの家を拠点にして、宣教活動を始めました。毎日、この祈り場に行って、聖書の話をしました。すると困ったことが起こったのです。
パウロたちはこの祈り場に行く途中で、毎日占いの霊に取りつかれた若い女奴隷に出会いました。この女奴隷は、占いで、自分の主人たちを儲けさせていました。すなわち、彼女が占いをすると当たるわけです。それで多くの人々が彼女の所にきて、お金を払って、占いをしてもらいました。奴隷の主人たちは、それで儲けて、生活をしていました。この若い女性はパウロの後ろについてきて、パウロのことを宣伝するのでした。「この人は神のしもべで救いの道をあなたたちに教えています。」と。これは本当のことですが、パウロはこれが悪霊の業だとすぐにわかりました。何日もパウロにまとわりついて、宣教の邪魔をするので、パウロは困ってしまいました。そこで、この女の霊に向かって「イエス・キリストの御名によって命じる。この女から出ていけ。」
と命じました。すると即座に、この女から、霊は出ていきました。
占いの霊は偽りの父(ヨハネ8:44)、悪霊からのものです。なぜ、パウロが来た時、この女性が騒いだかと言いますと、聖霊が働く所には悪霊も興味をもって、引き寄せられるそうです。これは説明のつかないことですが、福音書の記事を見ても、証を聞いても、祈りのある所に悪霊も引き寄せられて、最後には打ち負かされるのです。福音書ではイエス様が行かれるところには、悪霊との戦いもたくさんあり、イエス様は多くの悪霊を追い出されました。
祈りや礼拝のあるところは天の関心を集めるだけでなく、汚れた霊の世界の注目も集め、ざわつかせるのです。つまり、祈り深い人たちが祈りだすと、隠れていた悪霊も落ち着かなくなって、表に現れてくるということです。
証でよく聞くことがあります。「ある教会には、悪霊の追い出しがあり、良く追い出される、と聞くのですが、私の教会では一つも悪霊の働きを見ることはありません。」と。または、「祈り始めたら、問題が起こり始めた」ということも、このような理由の一つでしょう。しかし、失望しないで祈り続けるなら、必ず、勝利するのです。なぜなら、
「私たちの戦いの武器は、・・・神の御前で、要塞をも打ち破るほどに力のあるものです。(Ⅱコリント10:4)」
3.サタンに打ち勝つ準備をいつもしておく
クリスチャンが集まって祈る場所は、とても大切です。祈りは悪の力を引き寄せることもあるかもしれません。不思議な形で現れることもあるかもしれません。ですから、クリスチャンは、いつでも、聖霊に満たされている必要があります。悪の勢力と常に向き合えるように準備されている必要があります。
神と生きた関係を保っている限り、サタンができることを恐れてはなりません。サタンに捕らわれた人は解放されなければなりません。祈りは、その解放のために強力な手段です。
(エペソ6:10~18)
「 6:10 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
6:11 悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
6:12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
6:13 ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
6:14 では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
6:15 足には平和の福音の備えをはきなさい。
6:16 これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。
6:17 救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。
6:18 すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい」
4.証(タンザニアで宣教をしている安川宣教師一家)
アフリカのタンザニアにはイスラム教徒が4割、キリスト教徒が3割、あとはアミニズム的な信仰をしている人たちが3割ほどいます。安川宣教師一家はこのタンザニアでインド系の住民に福音を伝えています。悪霊との戦いが目に見える形で現れる宣教地で神の国の拡大のために働いておられます。
まず、奥さんの美穂さんがタンザニアに行きました。
14歳の時、アフリカで宣教しておられる日本人宣教師の話を聞いて、感動しました。そしてその話を考えていたら、ある日、美穂さんはアフリカで働いている幻を見ました。しかし、美穂さんの家は改革派の教会だったので、夢・幻の話はまったくないクリスチャンホームでした。そういうことがもう一度あり、将来、アフリカに行く決心をして、スワヒリ語を専攻しました。ある日、タンザニアで働いていたビジネスマンと出会い、タンザニアの大学に留学することになりました。奨学金ももらいました。
大学を終えてから、現地で働いている時に、ものすごい体験をしました。それは
現地のイスラム系の女性が牧師の家にやってきて、「イエス様を信じる」と言いました。牧師が祈りだすと夫人は倒れ、震えだし、その中から悪霊が現れました。そして美穂さんは牧師先生たちの真似をして悪霊を追い出していました。すると、しばらくたって、彼女から悪霊が出ていきました。彼女は立ち上がり、まったく別人になり、顔が輝いていました。そしてジャンプして喜びました。その時、アフリカに導かれた意味が、福音を伝えるためだとわかったのです。2003年からタンザニアで活動するようになりました。
どのようにご主人の圭吾先生と出会ったか。
一人で宣教活動をしていましたが、結婚の導きも祈っていました。現地の教会で「もうすぐパートナーと出会う」という預言をもらいました。10項目を挙げて祈っていたら、ある兄弟の顔が浮かびました。それから、日本に宣教報告会に行ったとき、ある教会で彼をみかけたのです。10項目に照らし合わせると8項目は祈りの通りでした。後はタンザニアに行けるか、自分を好きになってくれるかだけでした。それで、彼にこう言いました。「私と結婚の導きと、タンザニアに一緒に行ってくれることをセットで祈ってください。私は1か月後にはタンザニアに帰るので、一カ月以内に返事を下さい。」
これを聞いたご主人はびっくりしましたが、タンザニアの話を聞いているうちに心が燃えてきました。ご主人は3週間後には美穂さんにプロポーズしていました。このご主人もタンザニアに行って、初めて、悪霊追い出しのミニストリーにかかわることになりました。
聖書の言葉を宣言するだけで効果があります。その時、よく使い慣れたみ言葉を使って宣言することです。なじみがない言葉は悪霊に「フン」と鼻であしらわれます。
「御霊の与える剣である、神の言葉を受け取りなさい」(エペソ6:17)
日本では、悪霊は水面下に隠れて活動しているという感じです。特に、罪責感に縛られたり、自分自身に価値を感じられない人が、クリスチャンでもたくさんいます。「こういうわけで、・・・今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。(ローマ8:1)」を宣言した瞬間に変わった人がすごくたくさんいました。み言葉の宣言を聞いて、その人の心に信仰が芽生えてきたら、それがその人の解放に強い影響を与えます。この聖書箇所は日本で有効だと思いました。
イエス様は、①福音を宣べ伝え、②悪霊を追い出し、③病をいやし、④み言葉を教えられた。この4つを行うということです。また、悪霊追い出しというより、病の癒しが多いです。癒しのために祈っていたら、悪霊が出てきたりもします。安川先生たちの証では日本にも多くの悪霊が働いているそうです。十字架と復活のイエス・キリストの御名によって出て行けと命じると悪霊は出ていきます。偶像の前では偶像礼拝をしている先祖の罪の悔い改めの祈りをします。悪霊と下手に戦ってはなりません。そして、その地の所有権が創造主なる神のものであることを宣言し、祝福の祈りをします。