田村淳 松本人志の復帰に「お帰りって言葉に感極まったんだろうな」元相方・亮の復帰当時を重ねる DOWNTOWN+にも言及
タレント・田村淳が5日、都内で、著書「田村淳のお城の歩き方 ~マンガでタイムスリップ! 対決!! 日本の名城~」(7日発売。マイクロマガジン社)の発売記念会見を開催。会見終盤、自ら「誰も『DOWNTOWN+』のこと聞いてこないですね」と語り、1日にスタートした同サービスに言及した。 【写真】お城マニアの思いがたっぷり詰まった1冊をPRした田村淳 ダウンタウン独自の有料配信サービスとして作られた「DOWNTOWN+」は、活動を再開した松本人志の生配信からスタート。会員登録をしたという淳は、松本の生配信時は「たまたまキャンプに行ってた」とし「キャンプ場で僕が(生配信)見てたら後ろに人がたくさん集まってて20人ぐらいで松本さんの第一声を見るっていう、昔の力道山を見るような感じで見ました」と語った。 生配信では、松本が観客からの歓迎ムードに思わず感極まった様子も見せていた。その姿にかつて闇営業問題で謹慎した元相方・田村亮の復帰時を思い起こしたようで「田村亮さんが不祥事で謹慎期間を経て戻ってきた時のトークライブでお客さんに『お帰り』って言われた時に号泣してたんです。だから『お帰り』って言葉に松本さんはやっぱ感極まったんだろうなっていう風な感じで見てましたね」と語った。 サービスのコンテンツについては「しばらくは登録して見てようと思います。いろいろ(コンテンツがあって)面白い」とコメント。出演オファーの有無は「まだ声はかかってないですけどかかったらその時考えます」と笑顔で語った。 今作は日本各地のお城を巡り、現在13城のお城観光大使を務める淳ならではの初のお城ガイド本。子供向けに制作したといい「とても分かりやすく書けて、入門書としてはとても良い本ができた」と自信を見せた。 お城にハマったのは、小学4年生時に家族旅行で熊本城を訪れたことがきっかけだったという。「熊本観光で最初に行ったのが熊本城で、家族はそんな関心が無かったけど僕が魅了されちゃって、他の観光はいいから夕方に迎えに来てくれって言って置いてもらった」ほどで、「そこで出会ったボランティアのおじさんの解説がめちゃくちゃ面白くて、そこからお城にハマった」と説明。「おじさんの解説がなんで面白いかって言うと自分の知識をひけらかすんじゃなくて僕が興味関心を持ちそうな所を聞いて解説してくれるっていう形だった」といい、「この本にもボランティアのおじさんの手法が組み込まれていると思う」とアピールした。 全ページフルカラーで、イラストや図版、漫画を通して分かりやすさを追求。「原稿を娘に見せながら制作した」とも明かし「うちの小学3年生の娘がきちんとお城のことを理解できて、娘は娘でお城好きになってます。武田信玄が好きらしいです」と本の効果が身近で既に発揮されているようだった。