【LCC】春秋航空(9C)で上海に行ってきた
以前は1年に2回ほど遊びに行っていた上海。コロナ+ビザの壁で行けてなかったけど、25年12月までの予定でめでたくビザ免除になりました。延長すればよいけど急にやめる!ということも充分あり得るし、なんか最近世界情勢も悪くなる一方で……。善は急げと思い立って予約!
以下春秋航空についてレポートします。
ちなみに自分の中国語は中上級程度です。
以下の情報は少し航空機好きの自分目線で書いています。
興味のない方は*の2つ(予約時の注意、到着~入国)だけで十分だと思います!
LCCの春秋航空
中国行きでは初めてのLCC。タイミングを見計らえばかなり安く行けます。HPで直接予約しました。さすがLCCだなーと思うことは以下多々ありましたが、搭乗時間も短いし価格からみれば個人的には充分でした。
*予約時の注意!機内持ち込みサイズが小さい
機内持ち込みサイズは航空会社による、ということを今回初めて知りました。
予約クラスは3つ。預け荷物なし・機内持ち込み7㎏までなら追加料金なしの最安「ラッキースプリング」、これで往路を、復路は現地での買い物を考慮し預け荷物20kgの真ん中クラス「スプリング」で予約するつもりだったのですが、よくよく読むと機内持ち込みサイズが小さい!!30×20×40cmですよ!1泊2日か?これでは無理なので結局往復とも「スプリング」にしました。最初の表示にはサイズ表記がないのでご注意ください。
チェックイン
WEBチェックインはなく(今時そうなんだ)空港のカウンターのみです。2時間半くらい前に到着したのですが、すでに手続きを開始しておりスムーズにチェックインできました。パスポートと予約画面を提示。座席指定は有料だったのでしていなかったのですが、前の方の窓際でした。早かったから?
機内
機材はB320、3//3シート。とーーってもクラシカルな(笑)機材で、なんとおそらく全席背もたれを倒すことができない!(そんな機材あるんだ)でも前の奴がめっちゃ倒してくるトラブルがないからよいかな。モニターもひとつもなく、CAさんがしっかりデモンストレーションします。
言語は、人が話す場合は中国語と英語、録音の放送は中国語、日本語(AIっぽい間違いがある)、英語です。
ドリンクやミールは有料で、自分はしませんでしたが離陸前にスマホから注文できるみたいでした。オンタイムに離陸、しばらくすると有料ドリンクやミールの注文、配布。それが終わるやいなやマイクで機内販売の紹介が始まりました。中国語で声も大きくかなりの早口、TVショッピングばりのしゃべりが20分くらい続き、、正直うるさい。でもこれはリスニングの練習になるかも、とシートにあった冊子を目で追ってたらCAさんがやってきて「こちらのタブレットだとより詳しく画像もよいですよ~」的なこと(中国語)を言ってきて、お断りしたのですが、見続けてたら二人目が来たので見るのやめました。積極的でしたね。
*到着~入国(上海浦東空港)
ほぼ定刻通りに到着。ランディングがとてもとても滑らかで、心の中で拍手。隣の人も関心していました。
と、ここで気が付いたのですが、機内で入国カード配布してなかった!え?入国カード不要になった?
・・・必要でした。入国審査手前にカードを置いたカウンターがあってその場で記入。(予め機内で書きたかった。。)時間の惜しい方はパスポートとホテル情報をすぐ出せるようにしとくとよいです。記入ははこちらを参考にしました。
そばに外国人用指紋登録の機械があり、読み込みが遅く戸惑いながらも済ませ、出てきたレシートをもって審査へ。でも結局入国審査の際も指紋取られ、レシートを指しながら「済ませましたよ」と言っても取り合ってくれず。数か月前に行った知人は機械の登録しなかったけど大丈夫だったと言ってました。いらない?
昼過ぎの到着で入国審査の列の待ち時間は20分くらい。以前1時間くらい並んだこともあるので早くてよかった。
市内へ
今回はリニアモーターカーと地下鉄を使って市内へ。今回事情がありリニアを使いましたが、事前にダウンロードしていた百度地图にはリニアの経路は出てこなかったですね。利用してみてわかるのですが、いつ来るのかわからない上に本数も多くなさそうなんです。(20分に1本くらい?)しかも今は速度も抑えられて世界最速ではなくなっています。終点の龙阳路駅では地下鉄2号線に乗り換えるのですが、この2号線は空港から頻繁に出ているので地下鉄1本でもよいかな。
観光・食事
こちらは別に書きます。よかったら見てください!
復路
復路はざっくりまとめて書きます。
往復券を買っていたので帰りもリニアに乗りました。市内から乗った地下鉄2号線は龙阳路駅が最終だったので、毎回か分かりませんが地下鉄1本で空港まで行く場合も構内での乗り換えがあるかもしれません。
空港のチェックインカウンターではスタッフの方が容赦なく中国語で何か話してきて「なんかわかんないけど料金のこと言ってるなんで~?!」と思って「漫说一点(ゆっくり言ってほしい)」と伝えると、要は「あなたの席は真ん中だ」とのことで、窓や通路にしたければ追加料金を払え・・という案内でした。(払いません)
昼過ぎの便で、出国審査はほとんど並ばず順調でしたが荷物検査がけっこう厳しかったです。図入りの表示に従ってコートやスマホ、バッテリー等トレーに出しておく必要があり、バッグに入ったままだと指摘されます。
LCCのためか少し離れた電車?移動があるゲートだったので、やはり余裕をもって行った方がいいと思います。
復路のフライトも順調。喉が渇いたので離陸後水を注文してみました。機内冊子には5元と10元の水があったのですが、5元の水はないとのこと。空港のゲート近くのスタバの水は22元だったので10元でも良心的な方ですね。ちなみに往路うるさかった機内販売タイムはなかったので、あれは完全に帰国する中国人向けのようです。
まとめ
機材は古いですが、安く取れるならこれで充分です!
ただフルサービスキャリアの場合はだいたい預け荷物が23kgで2つまで可能でWEBチェックインできるし、ドリンクや軽食があることを考慮すると料金にあまり差がない場合はフルサービスキャリアがいいと思います。JL・NHなどの日系航空会社は高いですが、MU・CA・CZ など中国系はけっこう安いんですよね。
今気になっているのは吉祥航空、LCCかと思われがちなフルサービスキャリア。一度乗ってみたいです。
(情報は25年3月のものです。素人につき勘違い等あるかもしれませんのでご了承ください)


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