高市首相、非核三原則の文言堅持を明言せず「申し上げる段階でない」
高市早苗首相は11日の衆院予算委員会で、自らが指示した安全保障関連3文書の前倒し改定の際に非核三原則の文言を堅持するかをめぐり、「私から申し上げる段階ではない」と述べ、堅持するか否かの明言を避けた。
れいわ新選組の櫛渕万里氏への答弁。非核三原則をめぐり首相は「現段階で政府としては政策上の方針として堅持している」とする一方、3文書改定後については「3文書の見直しはこれから作業が始まる。今、このような書きぶりになると、私から申し上げる段階ではない」と述べた。櫛渕氏は「非核三原則は国是だ。維持すると明言しないことに驚いた」と指摘した。
非核三原則は、佐藤栄作首相が1967年の衆院予算委で「核を持たず、作らず、持ち込ませず」と述べた答弁がもとになっており、現行の3文書の中でも「非核三原則を堅持するとの基本方針は今後も変わらない」などと記されている。一方、高市氏は首相就任前の2024年の自民党総裁選の際に「(非核三原則の)『持ち込ませず』という部分をどう考えるか議論しなければならない」などと言及していた。
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