PLCプログラムでたまに「ラダー言語 vs ST言語」が話題にあがるけど、次のような原理で論争が起こるんじゃないかな。
ラダーはもともとリレー回路の代替から生まれたものだから、単純なシーケンス制御が得意。
一方ST言語は、通信・データ解析・機器インターフェース処理などの解析系が得意。(通信解析ではUnionなんかも使えるし)
結局この「ラダー vs ST」は、単純なシーケンス制御を前提に話している人と、データ処理や通信までPLCでやっている人とで、そもそも前提が違うから噛み合わないんだと思う。
そして、通信や解析までPLCで扱うような設備をやってきた者からすると、やっぱりST言語のほうが便利であり、慣れているからこそ「単純なシーケンス制御もSTで書いちゃえばいいじゃん」と思えてくる。
で、また論争が起こる、と…