10万分の2.8の確率

 

 

10万分の2.8

 

 

 

突然ですが、これ、何の数字がわかりますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25~29歳男性の大腸がん罹患率(2021年)の数字です。
 
 
 
 
 

図1: 年齢階級別大腸がん罹患率(2021年)
〈出典〉
 
〈参考〉
こんな細かい数字は元々知りませんでしたが、20代でがんになるなんてよほど運が悪くないと起こらないだろうと思っていたので、診断を受けたときはかなり衝撃的でした。
 
こんなおよそ普段目にしないような確率に当たってしまった私ですが、そもそも実感がわかないのでせっかくならと他のいろんな確率を調べてみました。
 

航空機事故で死亡する割合

ウェキペディアによると、
アメリカの国家運輸安全委員会 (NTSB) の行った調査では、航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率は0.0009%である。
とのことなので、だいたい10万分の1だとすると同じくらいの確率ですね。
 
すでにこの確率を引いているのでもう私は飛行機事故で死ぬことはなさそうです!
 
 

交通事故に遭遇する確率

内閣府の令和4年交通安全白書によると、人口10万人あたりの交通事故死亡者数(高齢者とそれ以外)はだいたい数人程度です。
 
図2: 人口10万人あたりの高齢者及び高齢者以外の交通事故死亡者数の推移
〈出典〉
これも航空機事故による死亡率よりちょっと高いだけでだいたい同じくらいなんですね。もう少しケタ違いに高いと思ってたので少し意外です。
 
(補足)
と思ったけど、アメリカの国家運輸安全委員会 (NTSB) の調査が出した割合は人口当たりじゃない(搭乗回数が分母?)からあんまり比較できないかもしれないですね。
 
 

宝くじでに当選する確率

あんまり人が死ぬ割合を見ていても悲しいので、今度は宝くじに当選する確率と比較してみましょう。
 

図3: 2018年ドリームジャンボ宝くじ第743回全国自治体宝くじの当選確率
〈出典〉
 
2018年のドリームジャンボ宝くじだと1等3億円は1000万分の1ですのでさすがに確率は低いですね。
ただ、3等の100万円なら10万分の1でおよそ同じくらいの割合です!
 
同じ10万分の1を引くなら大腸がんよりも宝くじが当たって欲しかったですね。
 
 
いかがでしょうか?
20代で大腸がんになる確率がどれくらい珍しいか分かってもらえましたでしょうか?
 

たまにはこういうライト(?)な内容も投稿したいなと思いますので、よかったらいいね押してもらえると嬉しいです。

 

それではこのへんで。

 

 

 

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