「第3回 ツアマスライブフォトコンテスト」に関するあれこれ
「第3回 ツアマスライブフォトコンテスト」とやらが開催されるようである。
概要ページ:第3回 ツアマスライブフォトコンテスト開催!『メガネ×アイドル』でライブフォトを撮影しよう!! | NEWS ニュース |【ツアマス】アイドルマスター ツアーズ 公式サイト【アケマス】
規約ページ:『アイドルマスター TOURS』第3回ツアマスライブフォトコンテストキャンペーン | NEWS ニュース |【ツアマス】アイドルマスター ツアーズ 公式サイト【アケマス】
そういえば、第2回のときは、色々と気になる点を述べた。
「第2回 ツアマスライブフォトコンテスト」に関するあれこれ|みけCAT
今回も、前回との比較も交えつつ、気になる点を見ていく。
前回から改善された点
概要と規約でのコンテスト名の数字の違いの解消
前回は、概要ページでは「第2回」、規約ページでは「第二回」と、表現が統一されていない問題があった。
今回は、概要ページ・規約ページともに「第3回」となっており、漢数字が消えてアラビア数字に統一されている。
応募方法の差異の解消
今回の概要ページの応募方法は、以下のようになっている。
①@TOURS_imas をフォロー
②マイページから下記内容を添えてライブフォトをX(旧Twitter)で投稿。
「#ツアマス」・「#ツアマスライブフォト」・「#11月ベストショット_対象アイドル名」
例)
#ツアマス
#ツアマスライブフォト
#11月ベストショット_星井美希
※お一人様何度でも参加いただけます
※マイページからの応募のみ選考対象となります
規約ページの応募方法は、以下のようになっている。
以下の手順に従って、ご応募いただけます。
①@TOURS_imas をフォロー
②マイページから下記内容を添えてライブフォトをX(旧Twitter)で投稿。
「#ツアマス」・「#ツアマスライブフォト」・「#11月ベストショット_対象アイドル名」
※お一人様何度でも参加いただけますが、1投稿につき、画像添付は1枚までとします。作品が複数枚ある場合は、ポストを分けて投稿をお願いします。
前後の表現に差はあるものの矛盾はなく、コアの部分らしい①②については一言一句同じになっており、差が目立った前回から改善されたようである。
無効判定の基準からプロデューサー名が外れる
前回の規約ページには、
プロデューサー名が入っていない#がついていない場合は無効となります
という注意事項があり、不明瞭として問題視した。
今回の規約ページの注意事項には
#がついていない場合は無効となります
という項目があり、「プロデューサー名が入っていない」という条件が無くなっている。
これにより、この項目の無効判定は「#がついていないかどうか」というシンプルなものになった。
前回から改善されていない点
概要と規約でのコンテスト名の違い
今回、概要ページと規約ページでの数字の違いは解消された。
しかし、よく見ると、
概要ページ (タイトル・告知画像):「第3回 ツアマスライブフォトコンテスト」
規約ページ (タイトル):「第3回ツアマスライブフォトコンテスト」キャンペーン
規約ページ (応募規約):「第3回ライブフォトコンテスト」キャンペーン
となっており、空白の有無、および「ツアマス」の有無が異なる。
なお、この差異は第2回でも存在した。
「#」(全角) がついていないことによる応募の無効
今回の規約ページの注意事項には
#がついていない場合は無効となります
という項目がある。
この「#」(全角) というのがハッシュタグのことを表しているのか、それとも別途「#」(全角) に該当する何かが求められているのかは、相変わらず不明瞭である。
「投稿」と「応募」
今回も、「投稿」という言葉と、「応募」という言葉が使われている。
一度投稿された画像と同様の画像による二度目以降の応募は、全て無効となります
という条件も健在である。
「投稿」には「応募」のためにするものも、そうでないもの (コンテストに全く関係ないものも含む) もあるだろう。
そもそも、自分の「投稿」でなくても「投稿」である。
「二度目以降の応募」についても、今回のコンテストへの応募のみを数えるとは限らないかもしれない。
さらに、二度目以降の応募でなければ (一度目の投稿であれば) 一度投稿された画像と同様の画像であることを理由とする無効を回避できる、とも限らない。(命題とその裏の真偽は一致するとは限らない)
画像を応募以外で投稿する前にまず応募することで、無効になる可能性を下げられるかな……?
「無効」と「選考対象外」
今回も、「無効」になる条件と、「選考対象外」になる条件が定義されており、その関係は不明瞭である。
「無効」になる対象には、「応募」と「当選の権利」がある。
(「当選の権利」が無効になる場合として、規約ページで、条件に該当する投稿が当選後に判明した場合と、賞品の受け取りに支障がある場合が定義されている)
一方、「選考対象外」になる対象には、「画像」と「投稿」がある。
(概要ページで「選考対象外の投稿」という表現がある)
対象を明示せずに「無効となります」「選考対象外になります」としている部分もある。
(たとえば、概要ページの注意事項で、アカウントの非公開は「無効」、フォロー外しは「選考対象外」とされている)
規約ページの「応募に関する注意事項」では、
次の場合には、応募が無効となりますのでご注意ください。
として挙げられている項目の一つに
⑧テーマに沿っていない画像は選考対象外となります
がある。
そのため、「テーマに沿っていない画像」(概要ページの「選考対象外の投稿」の項目では「必須テーマが映っていないもの」に相当する?) の場合は「無効」になるが、それ以外の理由による「選考対象外」(アイドルが判別できないなど) では「無効」にはならない (Wチャンスの参加判定では有効?) 可能性が考えられる。
AUTOの扱いが不明
今回の概要ページには、
「ルール」に
11月15(土)07:00~30日(日)25:59に本人が撮影した画像が選考対象です
「選考対象外の投稿」に
他のプレイヤーが撮影したもの
「注意事項」に
※必ず、ご自身で撮影した画像のみご応募ください。
とある。
そのため、たとえば認証を行ったプレイヤーはライブの操作に集中し、別のプレイヤーがスクリーンショットボタンを押す、のような協力プレイは不正であり、それにより撮影された画像は選考対象外となることが想像できる。(それが判別できるのか?黙ってればバレなくね?という問題は置いておく)
しかし、一人でプレイを行い、プレイヤーによる操作ではなくAUTO機能により撮影された画像の扱いは、前回に引き続き不明瞭である。
プレイ自体が「撮影」だとみなせば有効になりそうだし、撮影操作が「撮影」だとすれば選考対象外になりそうである。
応募以外の投稿により応募が無効になる可能性
今回の規約の「禁止事項」にも、前回に引き続き、
応募を通じて、以下のいずれかに該当する投稿を行ったアカウントからの応募は無効とさせていただく場合がございます。また当選後にこれらに該当する投稿が判明した場合も、当選の権利を無効とさせていただく場合がございます。
という条件がある。
前回の記事で問題視した「第三者に不快感を与える投稿」も健在である。
同一住所の判定方法が不明
前回も今回も、規約ページの「当選発表について」に、以下の条件がある。
同一住所にお住いの複数の方が当選された場合は1名様のみ当選とさせていただきます。
しかし、そもそも当選した複数の方が同一住所に住んでいるかを、どうやって判定するのだろうか?
応募の時点では住所の登録は行っていないので、判定は難しいのではないだろうか?
当選者の決定後に住所 (発送先情報) を要求しても、この条件があることがわかっているので、家族や親戚の家などを利用して登録する情報を分けてしまえばいいのではないだろうか?
とはいえ、今回はマイページから投稿することが条件となっているため、そこに紐づけられたバンダイナムコIDに登録されている住所で判定することができる可能性が考えられる。
リズムライブのライブフォトが有効かが不明
前回の記事では「規約ページの応募方法には『クリエイトライブモードで撮影した』という条件がある」としたが、この記事の執筆時点で前回の規約ページを確認すると、いつの間にかこの条件は消えていた。
一方、今回の概要ページでは、冒頭に「クリエイトライブを遊んで」、コンテスト概要に「クリエイトライブを遊び」という表現があるものの、規約ページには「クリエイトライブ」という条件はみられず、概要ページの「ルール」「選考対象外の投稿」「注意事項」にも「クリエイトライブ」という条件はみられない。
「マイページからの応募のみ」という条件があり、クリエイトライブかつ他の表示条件も満たした場合にはマイページに「フォトコン応募」ボタンが表示されるようだが、これが無くてもマイページには普通にXに投稿する機能がある。
今回は必須テーマに演出セットの使用があり、これらのカードはクリエイトライブでのみ使用できる。
とはいえ、リズムライブには「ライブアーカイブ」機能があり、これを用いることでクリエイトライブの演出を用いたプレイが可能である。
明らかに対象のアイドルでない場合の扱いが不明
今回の概要ページの「選考対象外の投稿」には、以下の項目がある。
対象のアイドルかどうか判別できないもの
条件は「対象のアイドルだと判別できない」ではなく、「対象のアイドルかどうか判別できない」である。
そのため、明らかに対象のアイドルでないと判別できる場合の扱いが不明である。
(もちろん、明らかに対象のアイドルであると判別できる場合の扱いも未定義である)
とはいえ、概要ページの「ルール」および規約ページの「応募に関する注意事項」で
テーマに沿っていない画像は選考対象外となります
という項目があり、概要ページの「テーマ」(その中の項目である「必須テーマ」ではない) に「対象アイドル」も含まれるため、明らかに対象のアイドルでない場合はここで弾かれそうだ。
応募規約の不自然な表現
前回の規約ページにも、今回の規約ページにも、「応募規約」に
以下、本キャンペーンいいます
という表現がある。
「キャンペーン」と「いいます」の間に「と」を追加したほうが、より自然な表現になるだろう。
実際、この節の他の部分では「以下、本規約といいます」「以下、応募者といいます。」と、「と」が入った表現になっている。
また、これらのうち、「本キャンペーン」「本規約」では句点がついていないのに、「応募者」の所だけ句点がついているのも不自然だ。
不自然な空白
前回の規約ページにも、今回の規約ページにも、「キャンペーン及び応募規約の変更等」に
アカウント上で通知 することにより
とあり、「通知」の後に不自然な空白が入っている。
今回新たに気になった点
アクササリー
概要ページの「テーマ」に、
必須テーマ①「下記眼鏡系のアクササリーを対象のアイドルが着用」
という記述がある。アクセサリーではなく、「アクササリー」を着用、という条件のようである。
2025年11月12日朝の時点では「アクササリー」であったが、同日夜には「アクセサリー」に変更されていた。
プロデューサー名の記載なしによる選考対象外
概要ページの「選考対象外の投稿」に
プロデューサー名、ハッシュタグの記載がない投稿
とある。一方、前回と違って、今回は応募方法で「ゲーム内プロデューサー名」や「プロデューサー名」を添えることは求められていない。マイページから投稿することで撮影者の情報もつきそうなので、これをもって記載とみなせる可能性があるし、みなせない可能性もある。もしかしたら、自分の名前ではなく、『アイドルマスター TOURS』の開発プロデューサーの箕浦氏の名前の記載が求められるかもしれない。
2025年11月12日朝の時点ではこの記載があったが、同日夜には
ハッシュタグの記載がない投稿
に変更されていた。
「日」の省略
今回の概要ページの「ルール」に、以下の記述がある。
11月15(土)07:00~30日(日)25:59に本人が撮影した画像が選考対象です
日付だけでなく時刻も明示されているのは前回より改良されている一方、前回は明示されていた開始日の「日」が省略されている。
一度投稿された画像による応募無効
今回の概要ページの「ルール」に、以下の記述がある。
一度投稿された画像と同様の画像による二度目以降の応募は、全て無効となります
さらに、今回の規約ページの「応募に関する注意事項」にも、以下の記述がある。
⑨一度投稿された画像と同様の画像による二度目以降の応募は、全て無効となります
これ自体は前回もあった条件であるが、今回は「新着リスト機能により、公開することを前提としていないものを含め、ライブアーカイブが他のプレイヤーに晒される」という要素が追加されている。
そのため、自分が応募する前に他のプレイヤーがライブアーカイブをプレイ・画像を投稿してしまい、それにより自分の応募が無効になってしまう可能性が、16進数8桁のIDを当てないといけなかった前回よりも高くなっている。
「投稿された」の意味は尊敬かもしれないし、受身かもしれないし、それ以外かもしれない。
もし受身だとすれば、自分の投稿だけでなく、他の人による投稿でも無効になる可能性が、十分高そうである。
「応募」ではなく「投稿」が条件なので、仮にライブアーカイブ (リズムライブ) 経由での投稿が選考対象外だったり、応募が無効だったりしたとしても、それはこの条件による無効に貢献しない理由にはならないだろう。
そのため、少しでも無効にされるリスクを下げるためには、プレイ後なるべくすぐに応募するのがいいだろう。
画像添付枚数の制限
今回の規約ページの「応募方法」に、以下の記述がある。
1投稿につき、画像添付は1枚までとします。
ところで、今回の応募方法はマイページからの応募であり、これはURLを貼る形になるだろう。
X (旧Twitter) において、「画像の添付」はインプレッション増に繋がる、「外部リンクを貼る」はインプレッション減に繋がるという主張があり、これらは明らかに違う行為である。
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X(旧Twitter)のインプレッションを増やす方法を解説!エンゲージメントとの関係性は?平均値や期待できるメリットもご紹介! - デジマクラス
よって、URLを貼るだけでは「画像添付」とはいえず、画像添付0枚で応募する可能性・意味が前回より高くなる。
作品が複数枚ある場合は、ポストを分けて投稿をお願いします。
ともあるが、あくまでお願いであり、「複数枚を1ポストに入れた場合は無効・選考対象外」のような条件は無さそうである。
加工による選考対象外
今回の概要ページの「選考対象外の投稿」に、以下の記述がある。
トリミング・その他加工したもの
「トリミング・その他加工」の対象は明示されていない。
今回はマイページからの投稿が応募の条件になっており、URLを貼る形での投稿であれば、画像の加工は難しい (サーバーへの不正な侵入が必要) だろう。
よって、画像以外の部分、すなわちXに投稿する内容の加工により投稿が選考対象外になる可能性が考えられる。
作品のタイトルやアピールポイントがあれば、投稿に添えてもOKですよ
とあるものの、どうOKかがわからない。
「運営としては、多少選考対象外が増えてもOK、むしろ選考の手間が減って良い」という考えかもしれない。
「作品のタイトルやアピールポイントを添える」以外の加工については、さらに選考対象外になる可能性が上がるかもしれない。
おわりに
今回も、様々な気になる点や懸念点がある。
特に、以下の点は重要そうである。
自分の操作ではなくAUTO機能で撮影された画像での応募が許される・有効かが不明
ライブアーカイブの新着リスト機能により、自分が応募する前に他のプレイヤーにプレイ・画像投稿され、応募が無効にされるリスクが前回より高くなる
とはいえ、もし当選すれば有効だったことがわかるが、当選しなかった場合は単に落選したのか、無効や選考対象外だったのかはわからない。
あまり気にすることなく、対策したいと思うだけ対策して、応募したいと思うだけ応募すればいいだろう。


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