Rockwellの新型PLCは、制御・安全・セキュリティ・開発の全要素を統合したアーキテクチャを目指したな。今までSiemensやBeckhoffがリードしてきた領域に本格参入したように思える。
以下に、技術要素とメリットを書いてみる。
■統合制御
単一CPUで、ディスクリート制御からロボティクスまでをシームレスに実行が可能になる。
【メリット】
複数コントローラ間のジッタや同期ズレが解消され、リアルタイム性と制御制御が向上する。
■SDS (Software-Defined Safety)
Safety CPUを別途用意せず、標準コントローラにSIL3/PLe相当の安全機能を統合。
【メリット】
安全のハード分離が不要になり、冗長設計やメンテも容易になる(のかな?)
■IEC 62443準拠
最近増えてきつつあるな。PLC自体がサイバー攻撃を想定したホストとして防御層となる。
【メリット】
上述したとおり。OTセキュリティが課題となる製造現場で、設計段階から防御を組み込むことが可能になる。
■DevOps的エンジニアリングサイクル
日本の製造業ではまだまだ馴染みが無いが、開発環境で設計・検証・運用・保守が一連管理できるようになっている。
【メリット】
上述した内容に加え、クラウドを活用したバージョン管理や遠隔開発が可能になり、ソフトウェア開発サイクルが高速化する。
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以上。
うーん、まるでPLC+OTエッジサーバという感じだな。