厄ネタ×二乗は一周回って厄ネタではない(白目) 作:ハゲチャビン
何故かね。続きはぼんやりと頭の中にあるのに書く気が起きなくて、指が一本も動かせなくてェ……(コログ並感)
そんなこんなでのらりくらりと過ごしていたら2週間超えちゃいました☆
……ほんと申し訳ありません。
道中キリエライトの必殺技? 的な何かが機能しないとか何とかをキャスターが(暴力的な方法で)解決させるという一幕がありつつ。俺達は洞窟の前についた。
で、洞窟で待ち構えていたアーチャーのサーヴァントを排除したはいい物の……この奥にいる『エクスカリバー』を持つセイバーのサーヴァントって、つまり……
「……その、アーサー王の聖剣が私に防げるのでしょうか」
ですよねー。
どうにもサーヴァントには知名度補正なるものがあり、古ければ古い程その英雄の持つ力が強くなる。ってことはさぁ……とんでもなく強いよね。その聖剣の持ち主。
キャスターは根性で乗り切るしかないっていうけどさぁ……相性がいいっていうけどさあ……。
「なに、聖剣に勝つなんて考えなくていい。アンタはマスターを護ることだけを考えろ。セイバーを仕留めるのは俺とコイツに任せときゃいい」
キャスターは俺の肩を杖で軽く叩く。
「警戒に値するがお前さんが手綱を握っているそいつ等は十分に仕事ができるだろ? 頼んだぜ」
「……最大限努力はします」
これが終わったら所長+その他大勢による尋問が待っているのも考えると憂鬱だ……。
洞窟の奥、大聖杯とやらまであと少しの所で休憩を取っていると、オルガマリー所長がこっちにやってきた。
「……この特異点が終わった後の事はわかっていますね?」
「……はい」
ああ~^^胃酸の味が口に広がる~。
冗談抜きで胃がキリキリ痛んできたゾ。
『にしても良く今まで時計塔に存在が特定されなかったね』
時計塔?
疑問符を浮かべた俺にDr.ロマニは時計塔という『魔術師の学院』について説明をしてくれた。
成程。封印指定ですか……。
俺、ギリギリの綱渡りをしていたってコト!?
いや、人理が修復されたら俺の存在露呈しないか?
・人理修復→多分国連は事態の詳細を求める→その過程で俺の存在露呈→コイツ何者だ!?→事情聴取→封☆印☆指☆定→幽閉(名目上は)されて実験体の日々。
……俺、人理修復終わったら逃げよっかな。あ、でも俺の家族が人質になるかも。
「つみです でなおしてまいれ」
こんな言葉が似あう状況にキリキリ悲鳴を上げていた胃袋がシクシクと泣き始めた。
『ま、まあ安心して! 君の情報は可能な限り編しゅ…』
「ロマニ、所長の私を介さずに情報を改ざんしようだなんていい度胸ですね」
『おっと』
「君の安全は今後の態度によって決まります。く・れ・ぐ・れ・も! ごまかしのないように!!」
「わかりました……」
最早ノックアウトされたボクサーの様に項垂れてそう呟くのが精一杯だった。
なら良いです。と所長が離れて再び休息に入る。俺は立ち上がって藤丸達とキャスターの元に向かう。
「おう、どうした?」
「……現状俺の影に居る連中の特徴を教えますんで、戦術を一緒に練りたいんですが」
「あ~……俺はそういったのは不得手なんだ。悪いな」
「ならせめて特徴だけでも共有させてください。藤丸とキリエライトも知って損はない……と、思う」
本当ならば合流した時点で話すべきだったが。
ラスボス前だし、ある程度連携を組むためにもお互いの事は知っておいた方がいい。
キリエライトの差し出すはちみつ入り紅茶で精神的ダメージを負った胃袋を癒しつつ知り得る限りの情報を提供しながら、取れるであろう戦い方を休憩時間ギリギリまで考案しあうのだった。
休憩も終わり、大聖杯のある最奥に着いた。んだが……魔力云々なんて毛ほども判らない俺でも肌身に感じる『圧』に全身が泡立つ。
それを放つのは死体の様に白い肌を黒い甲冑で身を包んだ騎士。流れ落ちる血の様な線が甲冑を彩り、負ければ俺達もその一筋になる様な気がしてならない。
「あれが、本当にあのアーサー王なのですか……?」
マシュの呟きに内心同意する。
手に持っている聖剣であろう得物も、同じように禍々しい。あれじゃあ聖剣というよりも最早魔剣だ。
『……変質しているけど、「彼女」は間違いなく聖剣の担い手アーサーだ。伝説とは性別が違うけど、多分玉座につくために偽装していたんだろう。マーリンはほんと趣味が悪い』
色々突っ込みたいところだが、取り得ず今は抑えておこう。
と、言うかあの細い腕であんな大剣扱えるのか?
「甘く見るなよ。アレは筋肉じゃなく魔力放出でぶん回してくる化け物だ。魔力量も多いから重たい一撃をバカみてぇに繰り出してくる。気を抜くと体が上下に泣き別れるぞ」
ですよね。扱えなきゃ聖剣に選ばれる訳が無い。
「奴を倒せばこの街の異変は消える。その後の事はお前さんたちの仕事だ。何が起こるかわからんができる範囲でしっかりやんな」
それまでこちらを静観していたセイバーは、会話が終わるのを見計らって口を開いた。
「―――面白いサーヴァントが居るな」
それなりに距離はあるというのにこちら迄その声は届いた。
キリエライトをどこか感心したような、或いは懐かしい者を見るような表情で見つめ―――その視線が俺に滑る。
「―――――――――」
先ほどとは一転した無機質なその視線に何が込められているのか。全く窺う事が出来なかった。
「なぬ!? テメェ、喋れたのか!? 今までダンマリを決め込んでやがったのか!?」
「ああ。何を語っても見られている。故に
……? どういう事だ? この場に他に誰かが居る? 俺達でも奴の陣営の物でもない、第三陣営が?
――いや、今は目の前に集中しろ。そんな余裕はない。
「だが―――面白い。その宝具は面白い。構えるがいい、名も知れぬ娘。その守りが真実かどうか、この件で確かめてやろう!」
言い終えるや否や、先ほどよりも重い圧がのしかかってくる。セイバーが地面に刺していた魔剣と化したエクスカリバーを引き抜き、構える。
特異点F、最後の戦いが幕を開ける。
オルガマリー所長は自分の保身と責任とを色々まぜこぜになっているので主人公に対して厳しい姿勢を取っています。人理がしっちゃかめっちゃかになっている状況で爆弾抱えている奴が居たらね? 是非も無し!
次回特異点F決着。ASAPで書きますのでご容赦を……。
オマケ:以下作者の貧弱なFGO知識と貧相な想像力で捏造した『何もない』のステータスとなります。
『何もない』(クラス:バーサーカー)
・LV120のステータス
攻撃13000 HP:18000
スキル
・無形の怪物(EX)……骨肉を纏い昆虫の様に変態するこの怪物に実体は無い。いくら攻撃を与えようとそこに『素材』がある限り怪物は何度でも姿を現す。
攻撃を受けない限り最大6ターンHP2000回復(回避、対粛正、無敵による攻撃無効も対象内)
弱体化無効
弱体化解除
毎ターンスター獲得(3T/10)
・自己改造(EX)
クリティカル威力UP・スター集中度UP(3ターン)
・怪力(A+)
自身の攻撃力をUP(1T/50%)
クラススキル
・狂化(E)……本来ならば理性無き怪物であるが、バーサーカーという枠にあてはめられ、後付けの狂気を付与されたことによって僅かながら理性を獲得した。しかし、結局後付けでしか無い為、精々が主人であり●●●である主人の指令を聞き、それを実行するだけの思考と理性しかない。バスター性能UP(2%)
・領域外の生命EX…異なる世界からの来訪者。ある青年を『門』として世界へ顕現している。この世界とは理が異なるからか魔術の影響を受けにくい。弱体化耐性UP(12%)、毎ターンスター獲得を付与(2個)
・RED無効…元の世界では物理に対し絶対的な耐性を有していたものの、神秘を秘めた攻撃に対しては多少の防壁にしかなり得ない。ダメージカット(200)。
・超速再生…毎ターン600回復
宝具『●●●●●抑止力解除、
『●●●●●・●●●●●●●●』の許可により拘束を解除され全力を出せる状態になった『何もない』による単純物理攻撃。
その一撃は恐怖と絶望を与えるに十分である。
バスター威力UP、宝具威力UP、攻撃力UP、敵全体に超強力な攻撃、攻撃後低確率で恐怖、混乱付与(宝具LVによって確率上昇)
フォーリナーでもよかったのですが、『こいつがフォーリナー……? バーサーカーの方が性に合うやろ』という軽はずみな発想によりバーサーカーにさせて頂きました。異論は認めます。
また、最初はバーサーカーの癖に『コイツに狂気に陥るだけの理性も知性も無い=元から狂気的な化け物だし狂化スキルいらんやろ』の精神でつけないでおこうかとも思いましたが、『せや、逆に狂化スキルを後付けされて指示を聞けるだけの知性と理性を得たという事にしよ!』という思い付きで急遽狂化スキルを付けました。
因みに『無形の怪物』スキルを持つアブノーマリティは設定的に『何もない』とあともう一体、同じく『06』に分類されている1.76MHzの二体だけです。でも1.76MHzは当作品には多分出ないと思います……。
ヤリスギィ! 又は突っ込みどころが多いんじゃワリャ! という声が多かったら都度修正致します。
今後の展開次第ですが、その時が来たら主人公にE.G.Oを付けていいか否か。
-
『武装』主人公も戦力を付けるべき
-
『非武装』そのままの方がおもしr、輝く