ぶつりのあとりえ。
ぶつりのあとりえ。
71 posts
ぶつりのあとりえ。
@butsurinoatorie
京都大学北部祭典で物理に関する寄稿記事の販売やポスター発表を行っています!
ぶつりのあとりえ。’s posts
記事⑤
「量子場の情報理論と時空の熱力学的性質」
量子情報理論を簡単にreviewし、量子相対エントロピーから熱力学的な議論が可能であることを確認します。
さらに、時空領域上の量子場の持つ量子情報が熱力学的性質を誘導し、Unruh効果やBekenstein限界といった現象を記述することを紹介します。
【記事の販売方法について】
販売方法は京都大学北部祭典にて配布する対面方式と、BOOTHにて配布するオンライン方式です。
・対面:書籍版
・オンライン:pdf版
価格:いずれも900円
ページ数:なんと豪華350ページ!!!
以下で詳細をお伝えします。
記事③
「無限量子スピン系のトポロジカル相と代数的場の理論」
量子スピン系上に現れるエニオン励起の作用素環論を用いた取扱いについて紹介します。
記事⑨
「有理力学入門」
空気、水、大地……私たちを取り囲むこれらの物質は皆「連続体」という概念で取り扱えます。連続体の力学を固体流体分け隔てなくより公理的に再構成したのが有理力学です。本稿では有理力学以降の連続体力学を説明した後に有理力学の金字塔たる構成方程式の理論を紹介します
記事②
「一次元離散力学系のカオスと普遍性」
生物の個体数の変化など、連続的に変化しない現象は漸化式を用いてモデリングされます。これらの漸化式の多くは「ファイゲンバウム定数」なる数で特徴づけられる性質を共有しています。自然現象を記述する漸化式が持つ不思議な性質について紹介します。
記事①
「相転移の物理」
マクロ系特有の現象である相転移は身近な現象から最先端の技術まで様々に現れます。本稿は相転移について熱力学と統計力学との視点それぞれから解説します。内容が簡単なのでコーヒー片手にのんびり読んでください。
記事④
「ループ量子重力理論」
Wheeler DeWitt方程式のAshtekar接続による表現やspin networkが導入されたループ量子重力の1990年代の研究発展を追い、ブラックホールエントロピーへの応用を紹介します。
なんと、本日の販売分がもう売り切れてしまいました…


予想以上に売れゆきがよかったため40部販売しました!
お買い上げいただいた方には感謝の気持ちでいっぱいです!
今日買い損ねてしまった方には申し訳ありません。明日以降のお買い上げをお待ちしております!
#京大NF2024
記事⑦
「複雑ネットワークと統計物理」
6人の知り合いを介せば、どんな人とも繋がることができると言われています。それを実証する実験から大きな発展を遂げた複雑ネットワークに統計物理の手法を用いて集団内のコミュニティを調べる方法を紹介します。人間関係を物理してみませんか?
Boothでも記事の販売を開始しました!
butsurinoatorie.booth.pm/items/6304629
現地に来られない方もPDFをお買い求めいただけます!
是非ご購入ください~!!!
記事⑪
「恒星の構造と進化」
僕は今「チ。地球の運動について」にハマっています。それに美しく描かれている通り、星は古代から研究されてきた対象です。
けれど星が物理で理解されたのは大きく見ても百年前です。基礎物理に基づいて恒星を理解する、人類の成果をお見せします。
記事⑥
「高次元ブラックホール入門」
5次元ブラックホールの解として重要なブラックリング解とMayers-Perry解を導入し、4次元ブラックホールでは成立していた一意性定理の破綻を確認します。
その後、トポロジーの力を用いていかにして高次元ブラックホールの幾何構造を調べていくのかを紹介します。