「自分で考えろvs早く相談しろ」の境目を攻略する方法が
①「相談しても大丈夫な70点の成果物」のレベル感を知っておく
資料の中身のレベルは、次の3つの条件を満たせるとよい。
・「Why=何のためにやるのか/目的は何か?」という問いに答えられる状態
・「What=目的達成のために何をやればよいのか?」に対して、「選択肢はAとBとC。で、こういう理由でBがいいと思います」と答えられる状態
・「How=で、どうやってやるの?」に対して、今後の具体的なやることを箇条書きで示せる状態
そして見た目のレベルは、美しいチャートとかはいらないけど「読めばわかるよね」と言える状態にはしておきたい。
②「次はどのタイミングで相談するとよいか」を握っておく
1回目の相談では期待値に届いたけど、時間がたつにつれて上司の期待値は右肩上がりになっていく、そのため、次の相談で「ん、どうなってんの?」と期待値を下回る反応をされることがある。
そこで、「次はどのタイミングでご相談すればよいでしょうか?ご指摘いただいた○○○とXXXの点を修正したタイミングで、また見てもらってもいいでしょうか?」と、次の相談タイミングも握っておけるとよい。
③10分手が止まったら、怒られてもいいから相談する
とはいえ、どうしても自力で70点レベルを超えられないときや、1回目の相談時に受けた指摘を修正できないときがある。
そういうときは、怒られる覚悟で「10分手が止まったら、人に相談する」をルールにするとよい。
確かに相談される側は時間を取られるわけだが、部下が手を止めてフリーズしている時間が長くなるほうがよっぽど迷惑なので、相談に乗ってくれるはず。