「独身の日」若者は冷ややか 爆買いに異変…中国で広がる“癒やし消費”
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■“癒やし消費”若者以外も「ミルクティー600円は高く感じるが…」
こうした“癒やし消費”は若者以外にも広がっています。 妻と2人の子どもとともに江蘇省で暮らす男性(35)に話を聞きました。案内された部屋には、1000体以上のフィギュアがずらりと並んでいました。 余駿さん(35) 「いろんな嫌なことを忘れられます」 これまでにかけた金額は、数百万円以上だといいます。不況により、仕事の売り上げは減っているそうですが、自身の癒やしにつながる消費は惜しみません。 余駿さん(35) 「ミルクティー600円は高く感じるが、フィギュア6万円は安く感じる。使った金額は確かに多いけど、お金はただ形を変えて一緒にいるだけです」 こうした盛り上がりを受け、中国市場に乗り出す日本企業もあります。 賽益商貿 代表・佐賀一哲さん 「(中国は)いろんなキャラクターをいろんな人が好きで、どんどん探してきて買っていく、ファンになっていくケースが多い」 中国市場にキャラクターを売り出しているこの会社は、通常ならば「セール品を買ってもらう」という戦略に出るところを、今年は社員がライブ配信でキャラクターの魅力を発信。独身の日をきっかけに今後の購買を広げたいねらいがあるといいます。 安いものより価値を感じる人が増えている“癒やし”の消費。独身の日のありかたも、変わり始めています。
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