ヘブライ語で「敵」、「反対すること」の意味を持つshatanaを語源とするサタンは、
地獄の支配者であり、すべての悪魔を統べる王であるといわれている。
だが、そのサタンとは何者なのかと云うことになると、あまりにも異なる意見が多くあり、
真実を見極めるのは、甚だ困難なこととなっている。
地獄の支配者であり、すべての悪魔を統べる王であるといわれている。
だが、そのサタンとは何者なのかと云うことになると、あまりにも異なる意見が多くあり、
真実を見極めるのは、甚だ困難なこととなっている。
ある者はルシファーこそがサタンの正体であると言い、
また、ある者はベルゼブブこそがサタンの正体であると言う。
更に、サマエルこそがサタンの正体であると言うあり様なのだ。
また、逆にサタンと云う名前の悪魔がいるのだと云う説もある。
そして、全く別の見方としては、サタンは固有の悪魔の名前ではなく、
悪魔たちの統率者を表わす、階級の名前であると云う説も存在しているのである。
これらの混乱に拍車をかけるのは、サタンの「敵」と云う名前の解釈についてだ。
それは、「神の敵」なのか、「人間の敵」なのかと云う問題である。
サタンに対する最大公約数的なイメージは、堕天使であり、神に反逆する者であるから、
一般的には「神の敵」と云うことになる。
悪魔たちの統率者を表わす、階級の名前であると云う説も存在しているのである。
これらの混乱に拍車をかけるのは、サタンの「敵」と云う名前の解釈についてだ。
それは、「神の敵」なのか、「人間の敵」なのかと云う問題である。
サタンに対する最大公約数的なイメージは、堕天使であり、神に反逆する者であるから、
一般的には「神の敵」と云うことになる。
しかし、旧約聖書『民数記』、同『ヨブ記』に登場する、サタンと名乗る存在は、
神の意志に従って人間に試練を与える、つまり、ある意味、神の協力者なのだ。
この場合、サタンの名前の意味は、ただ「人間の敵」と云うだけの性格が強くなるだろう。
神の意志に従って人間に試練を与える、つまり、ある意味、神の協力者なのだ。
この場合、サタンの名前の意味は、ただ「人間の敵」と云うだけの性格が強くなるだろう。
ーーー今後も、サタンの正体については、議論が続くものと思われる。
「天使」と「悪魔」がよくわかる本
西方世界の悪魔
