Prehistoriclifemanの日記

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【古生物イベント】大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

今回は、国立科学博物館で開催されている特別展「大絶滅展 生命史のビッグファイブ」をご紹介します。

レドンダサウルス&クリオロフォサウルス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:特別展「大絶滅展 生命史のビッグファイブ」

開催期間:2025年11月1日~2026年2月23日

主催者:国立科学博物館

料金:当日券 一般・大学生 2300円  小・中・高校生 600円

目玉展示:レドンダサウルスとクリオロフォサウルスの全身骨格 

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上野駅前です。

紅葉はもう少し先のようです。

上野駅

行先はもちろん、国立科学博物館

開催中の大絶滅展を見に行きます♪

ポスター

特別展入口から入りますよ~。

ちなみに事前にチケットは購入済です。

この入口から入った先で当日券も販売しています。

特別展入口

特別展会場はPrologueから始まり、Episods1~6で構成されています。

Prologue ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

Prologueでは、今回の特別展のテーマである"大絶滅"について化石展示を用いて解説しています。

こちらは"通常絶滅"を解説する貝化石の展示です。

60~80万年前の市宿層から発見された213種の内、6%にあたる13種が絶滅したということです。

Prologue 通常絶滅 約10%※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

一方、短い期間に複数分類群が一斉に絶滅する現象を"大量絶滅"と解説しています。

こちらは、その大量絶滅を示した脊椎動物の化石展示です。

この化石が発見されたのは、アメリカのK-Pg境界直下の化石産地であり、恐竜類が多数種絶滅していることが示されています。

Prologue 大量絶滅 約70%※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

続いて「Episods1 O-S境界 海の環境の多様化」です。

カンブリア爆発後の多様性やオルドビス紀末の大量絶滅が紹介されています。

Episods1 O-S境界(海の環境の多様化)※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

大型の展示会の傾向として、入場口近くのロングタイプの展示は、凄まじく混みますね。

こちらの「カンブリア爆発オルドビス紀の海」の展示も化石が横長にいくつも並べられていて、凄い人混みでした。

Episods1 O-S境界(海の環境の多様化)※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

Episods1から、見どころが充実しています。

まずはエーギロカシスです。

こちらは、なんと実物化石です。

Episods1エーギロカシス甲皮実物化石 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

そして、エーギロカシスの復元模型です。

常設展示では、大型の復元模型をあまり展示していない国立科学博物館ですが、特別展ではかなり力を入れています。

私は、化石も好きですが、この復元模型の力作たちも特別展の魅力の一つだと思っています♪

Episods1エーギロカシス復元模型※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

隣にはアノマロカリスの復元模型です。

当時の頂点捕食者ですね。

Episods1アノマロカリス復元模型 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

出ました!サカバンバスピス!

周囲の子どもたちは、この姿だけ見て名前を言い当てていました!
さすが人気者!

Episods1 サカバンバスピス復元模型※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

Episods1 サカバンバスピス復元模型※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

サカバンバスピスの実物化石も展示されていました。

Episods1 サカバンバスピス実物化石※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

Episods1の目玉はこちらのアクティラムスだと思います。

右側が化石のレプリカ、左側が復元模型です。

化石レプリカの方は、周囲にユーリプテルスの化石も複数いるのです。

比較すると、アクティラムスがいかに大きいか分かりますね!

Episods1 アクティラムス化石レプリカ&復元模型
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

三葉虫の展示コーナーもありました。

手前のアサフス類の実物化石は巨大ですね~。

Episods1 三葉虫と大量絶滅※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

続いて「Episods2 F-F境界 陸上生態系の発展」です。

デボン紀後期の多様性やデボン紀末の大量絶滅が紹介されています。

Episods2 F-F境界(陸上生態系の発展) ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

Episods2の目玉はダンクルオステウスですね。

こちらは、いつも常設にいる頭骨レプリカですね。

Episods2 ダンクルオステウス頭部復元模型
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

そして、こちらが実物化石です!

東京都市大学から出張したモロッコ産の化石です。

Episods2 ダンクルオステウス実物頭骨化石
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

こちらはワッティエザというシダ植物の仲間。

ここでは頂部のみの展示でしたが、この標本の全長は8mもあるそうですよ!

Episods2 史上初めての森は海の絶滅に影響したか? ワッティエザ化石レプリカ ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

魚類の展示コーナーもありました。

こちらは石炭紀シーラカンスの仲間であるアレニプテルスの実物化石です。

Episods2 石炭紀の魚 アレニプテルス実物化石
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

こちらも石炭紀の魚類 ロメロダスの実物化石です。

腹びれやしりびれがなく、イルカのような体形をしていたそうです。

Episods2 ロメロダス実物化石 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

こちらもインパクトある古生物です。

アースロプレウラの復元模型です。

全長は2mを超えていたとか・・・恐ろしい!

Episods2 巨大節足動物のくらす森 アースロプレウラ復元模型
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

アースロプレウラは実物化石も展示されています。

Episods2 巨大節足動物のくらす森 アースロプレウラ実物化石
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

その他、節足動物の実物化石が多数展示されていました。

Episods2 石炭紀の森の節足動物たち ムカシザトウムシの一種実物化石
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

続いて「Episods3 P-T境界 史上最大の絶滅」です。

ペルム紀に生息した生物の紹介や、ペルム紀の大絶滅について解説しています。

Episods3 P-T境界(史上最大の絶滅) ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

この特徴的な形・・・

ヘリコプリオンの実物歯化石です。

Episods3 ヘリコプリオン実物化石 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

ディアデクテスの実物頭骨です。

最古の陸生植物食脊椎動物として紹介されていました。

Episods3 陸上における植物食性脊椎動物の進化 ディアデクテス実物頭骨
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

コティロリンクスの全身骨格です。

大型の植物食の単弓類ですね。

頭部と胴体サイズのアンバランスさが凄い!

Episods3 ペルム紀の地上の支配者:単弓類 コティロリンクス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

出ました!ディメトロドンです!

こちらがEpisods3の目玉と見る方が多いかもしれません。

Episods3 ペルム紀の地上の支配者:単弓類 ディメトロドン全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

個人的にはこちらがEpisods3の目玉!

タツサウルスです。

Episods3 ペルム紀の地上の支配者:単弓類 ウタツサウルス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

立派なレプリカ展示とともに、実物化石も展示されています。

日本を代表する魚竜をたっぷりと観察できる機会です♪

Episods3 ウタツサウルス実物化石 (国立科学博物館)

Episods3 ウタツサウルス実物化石 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

続いて「Episods4 T-J境界 恐竜の時代への大変革」です。

三畳紀末の大量絶滅の解説と、ついに恐竜の登場です!

Episods4 T-J境界(恐竜の時代への大変革)
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

いきなり大型古生物2体の登場です!

レドンダサウルスとクリオロフォサウルスです。

Episods4 レドンダサウルス&クリオロフォサウルス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

周囲360度どこからでも見ることができます。

大型肉食古生物の共演は、大絶滅展全体を通しての目玉展示と言えるでしょう。

Episods4 レドンダサウルス&クリオロフォサウルス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

恐竜やそれに近縁の古生物たちがたくさん展示されています

こちらは三畳紀に生息したアジリサウルスです。

Episods4 主竜類の多様化と恐竜の出現 アジリサウルス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

こちらは三畳紀後期に生息した主竜類のエフィッジアです。

歯がなく雑食もしくは植物食だったとされています。

Episods4 主竜類の多様化と恐竜の出現 エフィッジア全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

エオラプトルです。

三畳紀の竜脚形類ですね。

Episods4 主竜類の多様化と恐竜の出現 エオラプトル全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

プロトスクスです。

三畳紀のワニの仲間ですね。

Episods4 プロトスクス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

ヘテロドントサウルスです。

ジュラ紀の鳥盤類ですね。

Episods4 ヘテロドントサウルス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

ステネオサウルスです。

吻の幅が狭くて長いですね~。

Episods4 ステネオサウルス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

続いて「Episods5 K-Pg境界 中生代の終焉」です。

ついに恐竜絶滅ですね。

Episods5 K-Pg境界(中生代の終焉) ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

K-Pg境界層の実物標本です。

デンバー自然科学博物館所蔵のものだそうです。

Episods5 K-Pg境界層実物標本 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

シファクティヌスです。

福井県立恐竜博物館からの出張組です。

Episods5 中生代の海洋変革:トッププレデター シファクティヌス実物化石
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

ティロサウルスです。

モササウルス類の代表種ですね。

Episods5 中生代の海洋変革:トッププレデター ティロサウルス頭骨レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

やはりいました!ティラノサウルス

頭骨のみでしたが存在感ありますね~。

Episods5 ティラノサウルス頭骨レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

その向かいにはトリケラトプスの頭骨です。

こちらも負けない存在感!

Episods5 トリケラトプス頭骨レプリカ ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

白亜紀後期の爬虫類のコーナーがありました。

こちらはカメの仲間のバエナ類です。

Episods5 白亜紀末期の陸生爬虫類 バナエ類実物全身骨格
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

スタンゲロチャンプサです。

白亜紀のワニ類ですね。

Episods5 白亜紀末期の陸生爬虫類 スタンゲロチャンプサ全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

K-Pg境界後の陸棲爬虫類の展示もあります。

こちらはワニの仲間のワナガノスクスです。

Episods5 ワナガノスクス実物化石 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

アクセステミスです。

実物の頭骨化石です。

Episods5 アクセステミス実物頭骨 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

続いて哺乳類化石展示です。

こちらはエオコノドンの頭骨レプリカです。

Episods5 エオコノドン頭骨レプリカ ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

カルシオプティクスの頭骨レプリカです。

これらはデンバー自然科学博物館所蔵の標本です。

Episods5 カルシオプティクス頭骨レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

最後に「Episods6 新生代に起きた生物の多様化」です。

新生代の生物たちが紹介されています。

Episods6 新生代に起きた生物の多様化~ビッグファイブ後の世界~
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

こちらはウマの進化に関する展示です。

まずは、始新世のシフルヒップスです。

とっても小さいですね!

Episods6 新生代の多様性 シフルヒップス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

続いて漸新世のメソヒップスです。

ちょっとだけ大きくなりました。

Episods6 新生代の多様性 メソヒップス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

続いて中新世のメリキップスです。

かなり大きくなりましたね。

Episods6 新生代の多様性 メリキップス全身骨格レプリカ
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

そして現生のウマです。

サイズだけ見てもその違いは一目瞭然ですね。

Episods6 新生代の多様性 ウマ全身骨格 ※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

こちらはウマの進化を四肢に注目し解説した展示です。

指の数が減っていき、現生のウマのような蹄に変わっていく様子が分かります。

Episods6 新生代の多様性 ウマ科の四肢の進化
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

こちらはステラーダイカイギュウです。

人類に狩られ絶滅してしまった哺乳類です。

なんと一部を除いて実物化石です!

Episods6 海の哺乳類の進化 ステラーダイカイギュウ実物全身骨格(一部レプリカ)
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

Episods6 海の哺乳類の進化 ステラーダイカイギュウ実物全身骨格(一部レプリカ)
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

こちらの頭骨も実物ですよ♪

Episods6 海の哺乳類の進化 ステラーダイカイギュウ実物頭骨
※大絶滅展 生命史のビッグファイブ(国立科学博物館)

今回も凄いイベントとなりましたね!

"ビッグファイブ"をテーマにした特別展ということもあり、幅広い時代・種の古生物たちに会うことができました!

貴重な化石標本や作り込まれた復元模型がたくさん展示されている大型特別展。

皆さんも是非見に訪れてみてください!

 

動画もご覧ください。