小野田紀美外国人共生担当相は11日の記者会見で、安倍晋三元首相の銃撃事件の背景について認識を問われ、「所管外だ」と述べ、「加えて、『テロリストには何も与えない、名前もだ』と言った人がいた。テロリストに対し、何かコメントすることはない」と語った。
気持ちの整理「一生つかない」
ニュージーランドのアーダン首相(当時)は、2019年3月に男が銃を乱射したテロ事件を巡り「私は今後、男の名前を言うことはない。ニュージーランドは男に何も与えない」と語っている。
安倍氏銃撃事件を巡っては、殺人などの罪で起訴された被告の男に対する裁判員裁判で検察側が、被告の母親が入信し、多額の献金を行った旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への恨みが犯行動機だったと指摘している。
会見でフリーの記者は、被告の男を「さん付け」で呼び、「安倍氏が統一教会を野放しにした」「テロリストといったが、家庭が経済的に破綻したのは自民党政権が野放しにした責任はないのか」などと質問した。
これに対し、小野田氏は「私から申し上げることは一つもございません」と語った。
別の記者からは令和4年7月に起きた事件について気持ちの整理がついたかどうかを問われ、こう述べた。
「一生、つきません。以上です」
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