結論から先に説明します。
サウジアラビアに神社がないのは、国家法がイスラームのみを公的宗教として定めているため。
日本にモスクがあるのは、宗教の自由が法的に保障されているため。
つまり、それぞれの法体系と国家理念の違いによるものです。
詳細は以外です↓
①国家体制:
サウジアラビアは「イスラーム国家」
サウジアラビアの憲法にあたる基本法(النظام الأساسي للحكم)第1条にはこう書かれています。
「サウジアラビア王国はアラブ・イスラーム国家であり、その憲法はアッラーの啓典(クルアーン)と預言者のスンナである。」
つまり、国家の法源はクルアーンとスンナ(預言者の言行)であり、イスラーム以外の宗教を公的に認める法的根拠が存在しないことを意味します。
※例外的な措置(在外大使館の礼拝)
外国人(外交官など)が私的に宗教行為を行うことは黙認されています。
たとえば、リヤドやジッダの西洋諸国大使館の内部では、キリスト教のミサや仏教の読経などが非公開で行われています。
ただし、公共空間や一般居住区では一切認められていません。
②日本は「政教分離・信教の自由」の国
日本国憲法第20条:
「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。」
第89条:
「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用・便益に供してはならない。」
つまり日本では、どの宗教も平等に扱われ、国が宗教を優遇または禁止することはできず、個人や団体が自由に宗教施設を建てる権利を持っています。
このため、イスラームのモスクも合法的に建てられ、約160箇所にまで増えています。
Quote
ちる
@justrelax171
Replying to @Hanapan8723
サウジアラビアに神社は建設できないのに、日本にモスクが建てられるのはおかしくないか?政治と強く結びついた宗教なのだから、当然批判の対象になるよ。排他性が強いのなら尚更