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世界で唯一のエンペラー日本の天皇陛下





文・M&C編集部

世界各地には20世紀初頭までエンペラー(皇帝)がいました。

ところが、革命の首謀者たちや戦争の勝利国によって徐々に数を減らされ、共産主義が広まるとともに日本を除いていなくなりました。

日本は世界で唯一のエンペラー(天皇陛下)を戴いている国であり、わたしは大変に誇りに思っており、そのことを日本国民はもっと誇ってよいと思っています。

世界史的に見ると「神の子孫」を称する皇帝・君主は非常に珍しく、日本の天皇陛下はその点で特異です。

ただし、「神の子孫」ではなく「神の化身」や「神に選ばれた者」を称するケースは、ヨーロッパやユーラシアでも見られます。

世界に存在したエンペラーを整理してみました。

これは令和7年のお盆、2025年8月16日での調査であり、間違っているかもしれません。これからも調べていきたいと思います。

1. 神の子孫を称した例(極めて少数)

●日本の天皇陛下
天照大神の子孫です。「日本書紀」「古事記」に書かれています。

血統は万世一系とされ、易姓革命や断絶の理論は存在しません。

●古代エジプト王(ファラオ)
太陽神ラーの子とされましたが、「化身」的要素が強く、代替わりのたびに神の子として生まれ直しました。

血統の連続性よりも即位儀礼が重視され、日本のような連続的な神話系譜は脆弱です。

2. 「神の化身」や「神に選ばれた者」

ヨーロッパ・ユーラシアでは多くがこちらのタイプです。

●ローマ帝国
初代アウグストゥス以降、一部皇帝が死後「神格化」され、神殿に祀られました。生前は「神の代理人」、死後に神となります。

●ビザンツ帝国
「地上における神の代理人」 であり、キリスト教的権威のもとに即位します。

●モンゴル帝国
チンギス・ハンの血統が天命を受けて即位。天そのものの子ではないが、天命を授かります。

●ヨーロッパ中世国王
「神から王権を授かった者」、所謂、王権神授説です。神の血縁ではなく、神の意志により選ばれた王です。

3. 中国

●古代の三皇五帝
皇帝が神の子孫という系譜伝承はあるものの、実際の歴代皇帝は易姓革命思想のもと、天命の有無が重視されました。神話的血統は政治的正統性の中心にはなりませんでした。

●漢王朝以降
前漢・武帝の時代に、陰陽五行説と儒教を取り込んだ新たな「漢代儒教」を構築しました。

天と人との間に秩序を作り、皇帝は天と人と媒介し、皇帝の行為は天意を体現するものとされました。

政治の善し悪しは天に影響を与えると考えられたため、皇帝は天に認められるような政治を行う必要がありました。

●インカ帝国
皇帝は太陽神(インティ)の直系子孫とされました。

皇帝は太陽神の現人神として民を統治し、帝国の支配の正当性を支えていました。

日本の天皇陛下と近い存在でした。

多くの国や文明では、皇帝は「神と人を結ぶ仲介者」と呼ぶべき立場です。世界的に見て「神の子孫」であることを一貫した血統で保持し続けている王朝は日本の天皇陛下が唯一です。

日本の場合は、神話的血統が切れないこと自体が権威の源泉で、ここが他の皇帝と決定的に異なります。







Posted on 2025-08-16 | Category : コラム, 日本の文化 日本のこころ | | Comments Closed
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