ソシャゲの掛け持ちをしまくった結果がこれだよ! 作:じゅうじキー
だれか続き書いてください。
「ふふふ……明日は休みや!さっさと帰ってガチャ引いて寝るぞ!」
ブルアカでガチャったらアクナイで理性溶かして、ニケのデイリー消化して……。
完璧なムーブだ。そう、今日は休むッ!俺は休むぞッ!〇ョジョーーッ!!
そう考えながら青信号の歩道を渡っていたのだが、突如赤信号の向こう側から1台の車が猛スピードで現れた。
「……ファッ?!信号無視!?……死んだわ\(^o^)/」
すごーい!走馬灯ってマジでスローモーションなんすねぇ〜(棒)
脇見電話しながらニッコニコで運転する逆走爺の顔がよぉく見えますよ!
死ぬ間際に見る光景がこれだなんてあァんまりだァァ……。
『先生っ!』
これから起きる運命を受け入れる刹那、眩い光と共に少女の声が聞こえた。
――――――――――
――――――
――
「……ん……い」
ううーん……いったい何が……?
「……ぶで……んせ……」
なんだか……誰かが体の上でブレイクダンスを踊っているような……。
「目を……けてくだ……せんせ……」
「先生っ!目を覚ましてください……!うわーん!」
目を開けると、目の前には見覚えのある少女二人が俺の体を揺さぶっていた。
「アロナ先輩、そんなに揺さぶっては先生の体に障りますよ。それに、先生も目を覚まされたようです」
「はっ!?せ、先生!良かった!起きられたんですね!お怪我はありませんかっ?どこか痛いところはありますか?!」
俺の体を揺さぶる青い髪の少女、それはいつもプレイしていたソシャゲに登場する――。
「アロナと……プラナ?」
「はい!このシッテムの箱のメインOS、先生の秘書のアロナです!先生、ご無事でなによりです!」
「間一髪でしたが、間に合ってよかったです」
体を起こして周りを見渡すと、空と水平線の広がる教室のような空間が広がっていた。
「知らないてんじょ……天井ないなぁ……」
現実か? 確かめてみよう……。
アロナの顔に手を伸ばしてみる。
「ふひゃ!……ふぇんへい?」ムニムニ
すごい、夢じゃなかった……このぷにぷに感、まさにブルアカ公式クオリティ……ッ!
「あー、プラナちゃん?」
「はい、先生」
「俺ってなんでここにいるのかな?というか、先生って俺のこと?」
「……?先生は先生です。先程、外の世界において先生に対し、高速で接近するミサイル攻撃を検知しました」
「防護フィールドでは防御が間に合わないと判断しましたので、強制転移シーケンスを起動し、先生をこの教室に救助させていただいたのです。……ご無事でよかったです」
ミサイル攻撃って……確かにミサイルに例えられる車種だったけどさぁ……。
というかやっぱりここ、ブルアカの例の青空教室なのね。
二人にも先生認定されてるし、あっ、ふーん(察し)。ブルアカの世界に転移したっぽいなコレ。
「そ、そっか。二人とも助けてくれてありがとうね」
「はい!先生の秘書として、当然です!」ニコー
おお……守りたいこの笑顔……。
でも70連勤(?!)明けだから、はやく帰ってガチャして寝たいんだよなあ……。
正直今は、疲れ過ぎてアロナをぷにぷにできた喜びより、帰りたい欲のほうが強い。
「じゃ、じゃあ、そろそろ元の場所に返してくれるかい?明日も仕事があるから(大嘘)……」
「い、いけません先生!さっきはなんとか救助が間に合いましたが、次に同じことが起きたときにまたお守りできるかどうか……」
「……それに先生、最近は外のお仕事がお忙しいようで、あまり帰られていないのではありませんか?昨日もアロナ先輩にハンコをもらったらすぐ戻られてしまいますし」
「そうですっ!しばらくこちらでお休みしましょう!」
ログボだけもらってたのバレてたか……。
アロナとプラナにそう言われ、俺はごくりと唾を飲み込んだ。
そうやって瞳をキラキラさすなよなぁ……。こんな曇りなき眼は裏切れませんて。
「わ、わかったよ……ちょっとだけ休ませてもらおうかな」
俺の言葉に、アロナの顔がぱっと明るくなった。
よほどうれしいのか、ぴょんぴょん跳ね回っている。
こんなの見せられたら、さすがにこっちの心もぴょんぴょんしてしまうんじゃよ……。
「やったー!先生が帰ってきてくれましたっ!もう一生逃がしません!」
「はい、アロナ先輩。これでずっとなでなでしてもらえますね」
ちょっと流れ変わってない……?心なしか曇りある眼に代わった気がします。
「それではさっそく、シャーレの部室までお連れしますね! プラナちゃんっ!」
「はい、アロナ先輩。転移シーケンス、再起動します」
「えっ、ちょまっ、……のわあああああああ!」
プラナが両手を広げると、空中にいくつもの光の粒子が舞い上がり、視界が真っ白に変わった。
同時に急激な浮遊感が体を襲い、気づくと見覚えのある部室の机にうつ伏せになっていた。
「こ、ここは……?」
『シャーレの執務室にお連れしました!先生、お帰りなさい!』
声が聞こえる方向を見ると、俺が持っていたタブレットが机に置かれており、画面にアロナとプラナが映っていた。
「そ、そうなんだ……ありがとね……」
俺がぼんやりと感謝を述べると、アロナは奥にある扉を指差した。
『さあ先生!あちらが
なんということでしょう。
言われるがままに扉を開けると、そこには驚くほど広々とした寝室があった。
キングサイズのベッド、ソファセット、大きな窓からはキヴォトスの街並みが見渡せる。なんというか、高級ホテルのスイートルームのよう。
部屋の隅には俺の物と思われるプレ〇テやsw〇tchまで置いてある。ゲーム中の先生はこんなリッチな部屋つかってたんか……?!
「こ、こんなに立派な部屋が……?」
『はい。先生に快適に過ごしていただくために、アロナ先輩とクラフトチェンバーで家具を作っておきました』
『(こっそり先生が貯めてたキーストーンとクレジットをほとんど使っちゃいましたけど……)ボソッ』
おい今なんか聞こえたぞ。まあ、ええか。
社畜として疲弊しきった体には、この贅沢な空間がひどく染み渡る。
「じゃあ、遠慮なく……」
俺がベッドに倒れ込もうとした、その時だった。
『あっ、そうだ先生(唐突)!その前に、緊急の案件がありまして!』
アロナが突然、表情を切り替えて俺を引き留めた。
何だお前……(素)休ませてくれるんとちゃうんかい。
「緊急案件?……今じゃないとダメかなぁ?」
『ダメです(無慈悲)! 実は、アビドスの地区でカイテンジャーがテロを行っているみたいで、救援要請が届いているんです!』
アロナがタブレットの画面を切り替えると、そこには戦隊ヒーローのような姿をしたやつらが、街中で暴れ回る映像が映し出された。
『現在、対策委員会の皆さんが対応に当たっていますが劣勢のようで、応援要請が繰り返されている状態です!』
『先生、事態は急を要します。回線をつなぎますので、戦闘指揮をお願いします。』
せ、戦闘指揮ぃ?!ゲームならまだしも、リアルで指揮なんてできっこないぞ!
そうアタフタしていると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
『……ザザッ……あっ!やっと繋がった!ちょっと先生、いままで何してたのよ!』
このアホっぽいツンデレボイスは……セリカの声だ!
画面に切り替わった映像には、カイテンジャーたちが、アビドス対策委員会のメンバーと交戦している様子が映し出された。
どうやら指揮をしないとマズイらしい。こうなりゃヤケだ!ヤッテヤロウジャネェカヨコノヤロウ!!
せんせい
和名:センセイオンナタラシ
せいそくち:
現実 → シャーレ(どこにでも出没)
せつめい:
アロナによってブルアカ世界へ救出(拉致)された一般人。
連勤明けになぜか先生をやらされることになった悲運な生き物。
この後に指揮官やドクターをやらされることになるとはまだ知らない。
もちもの
主人公補正:とてもモテるぞ!
シッテムの箱:女の子を指揮したりチャットしたりすることができるぞ!他のゲームにログインすることも……?
大人のカード:つよつよな子にヘルプして戦力をデリバリーすることができるぞ!