AI作句の見分け困難 妖怪川柳コン今年で終了
妖怪をお題に世相や流行を詠む「妖怪川柳コンテスト」が、作品を募集中の第20回を最後に終了することになった。主催する境港観光協会は、人工知能(AI)の発達で妖怪川柳を簡単に作れるようになり、人間が考えた句と見分けることが難しくなったためとしている。 「第19回妖怪川柳コンテスト」入賞作品 同コンテストは2006年、漫画家水木しげるさん(故人)の出身地・境港を妖怪のまちとして全国にアピールする取り組みの一環でスタートし、毎年途切れることなく開催。日本全国や海外から応募があり、ピークの14年は8335句が寄せられた。「妖怪川柳大賞」など入賞作品を選考し、発表している。 近年は漫画家の弘兼憲史さんが特別審査員を務め、前回は約2500句の応募があった。ただ、AIの影響で岐路に立たされていたという。同協会の古橋剛シニアマネジャーは「境港をPRする一定の成果を達成し、20回の節目で幕を下ろすことにした。参加者に境港に来てもらえる体験型の新たな企画を検討している」と話した。 応募作品は12月15日まで、境港観光協会のホームページで受け付けている。
日本海新聞