あの夏、英語を教えてくれた「先生」は殺された 解決願う教え子たち
遠藤美波 長妻昭明
中学2年の夏休みだった。東京から来る大学生が英語を教えてくれる。学校の先生にこう誘われ、会社員の丸山亮太さん(45)は当時、5日間の「講義」に参加した。
毎夏、上智大学のサークルが新潟県を訪れ、中学生にボランティアで英語を教えているという。自分の班の担当は、順子さん。
「まだ18歳という若者だから、先生なんて呼ばないでね」
自作のテキストに、きちょうめんな文字が並んでいた。ハスキーな声と、なめらかな英語の発音をよく覚えている。
みんなで英語劇を披露したり、カーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」を歌ったり、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を一緒に見たり。
明るい順子さんの授業に夢中になり、5日間で英語を話すことが好きになった。少しずつ成績も上がり、学校の先生が驚いていた。
■「アメリカに留学することに…
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