夜勤専従の介護職の手取りはいくら?年収の目安や仕事内容、働くメリット

介護の仕事 2025年8月8日
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この記事のまとめ

「夜勤専従の介護職の手取りはいくら?」と気になる方もいるのではないでしょうか。夜勤専従で働く介護職の手取り額は、時給だけでなく深夜手当や夜勤手当、資格手当などによって変動します。この記事では、夜勤専従の介護職の手取り目安を保有資格別に解説。夜勤専従の介護職に支給される主な手当や仕事内容、1日のスケジュールもご紹介します。夜勤専従で年収をアップさせる方法にも触れているので、転職の参考にしてください。

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目次

夜勤専従の介護職の給料

夜勤専従の介護職は、日勤を行う介護職よりも給料が高い傾向があります。夜勤のみで働く介護職の給料について、以下で確認してみましょう。

【資格別】夜勤専従の介護職の日給・月収・年収の例

夜勤専従として働く介護職の給料は、時給だけでなく深夜手当や夜勤手当、資格手当などの支給額によって変動します
ここでは、夜勤専従の介護職の給料を保有資格別に分けてご紹介。公的データはないため、夜勤専従で働く無資格者の時給を1,200円、初任者研修保有者は1,300円、実務者研修保有者は1,400円、介護福祉士は1,500円と仮定した場合の給料を算出します。

以下の表は、夜勤専従の介護職が、午後4時~翌日午前9時(うち1時間休憩)の勤務を月10回行った場合の日給・月収・年収の参考値をまとめたものです。
なお、資格手当は介護職員初任者研修の保有者が3,000円、介護福祉士実務者研修の保有者が5,000円、介護福祉士が10,000円と仮定。夜勤手当は夜勤1回につき5,000円とし、そのほかの変動手当はなしで計算しています。

保有資格なし初任者研修実務者研修介護福祉士
日給26,300円28,075円29,850円31,625円
月収263,000円283,750円303,500円326,250円
年収3,156,000円3,405,000円3,642,000円3,915,000円

※日給:(時給×9時間)+(時給×1.25(深夜割増賃金)×7時間)+5,000円(夜勤手当)にて計算
※月収:(日給×10回)+資格手当にて計算
※年収:月収×12にて計算

介護職は上位の資格を保有することで、給料が上がる傾向があります。前述の条件で夜勤専従で働く介護福祉士の場合、日給は31,625円、月収は326,250円、年収は3,915,000円です。残業手当や通勤手当、賞与といったほかの変動手当がある場合は、さらに給与が高くなるでしょう。

なお、夜勤専従の介護職の年収は、勤務地や施設形態、雇用形態、業務内容などによって異なります。上記はあくまで参考値なので、転職の際は応募先の給料や手当の額を事前に確認しましょう。

【資格別】夜勤専従の介護職の手取り給与の目安

前の見出しでご説明したのと同じ条件で働いた場合の介護職の手取り給与の目安を、資格別にまとめました。手取りとは、給与から所得税や住民税、社会保険料などを差し引いて手元に残る金額で、月収×0.8として目安の金額を算出しています。

保有資格なし初任者研修実務者研修介護福祉士
手取り月収210,400円227,000円242,800円261,000円
手取り年収2,524,800円2,724,000円2,913,600円3,132,000円

夜勤専従で働く介護福祉士の手取り月収は261,000円、手取り年収は3,132,000円程度と算出できます。無資格で夜勤専従の介護職として働く場合の手取り月収は210,400円、手取り年収は2,524,800円程度です。

なお、実際の手取り額は給与や控除の金額によって異なるので、上記の金額は参考程度にとどめてください。

【エリア別】夜勤専従の介護職の給料相場

働く地域によって、給料相場に差が出る場合もあります。例として、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県における、夜勤専従の介護職の給料相場を下記にまとめました。ご紹介するのは、転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)のキャリアアドバイザーにヒアリングした相場で、給料は職場によって異なるため、あくまで参考としてご覧ください。

パート職員の日給相場

以下は、パートタイマーとして働く介護職のエリア別の日給相場を、ショート夜勤とロング夜勤に分けてまとめた表です。

都道府県ショート夜勤の日給(8時間夜勤)ロング夜勤の日給(16時間夜勤)
東京都20,000円~25,000円25,000円~28,000円
神奈川県18,000円~22,000円21,000円~35,000円
埼玉県18,000円~25,000円23,000円~35,000円
千葉県18,000円~25,000円23,000円~35,000円

パートの介護職が関東の都市部で8時間夜勤を行う場合の日給は、18,000円~25,000円程度が相場で、手取り日給の相場は14,400円~20,000円程度です。また、約16時間のロング夜勤の場合の日給は21,000円~35,000円程度で、手取り日給は16,800円~28,000円ほどとなります

契約社員の月収相場

契約社員として夜勤専従で働く介護職の月収相場を、先述の都道府県別にまとめました。

都道府県月収
東京都200,000円~300,000円
神奈川県240,000円~300,000円
埼玉県260,000円~300,000円
千葉県250,000円~310,000円

関東の都市部において、夜勤専従の契約社員として働く介護職の月収相場は20万円~31万円程度で、手取り給与の相場は16万円~25万円程度のようです。各種手当の有無や金額、勤務時間数などによって給料は異なるため、月収の幅が広いと考えられます。
「施設形態ごとの給与相場が知りたい!」「自分の住んでいる地域の夜勤専従の給料ってどのくらい?」と気になる方は、レバウェル介護(旧 きらケア)を利用してみませんか?「レバウェル介護(旧 きらケア)」では、お住まいのエリアやご希望の施設の夜勤専従の給与相場・手取りをお調べできるので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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夜勤専従の介護職に支給される主な手当

夜勤専従で働く場合、夜勤手当や深夜手当などの手当が給与に加算されます。そのため、日勤と夜勤の両方に入る働き方よりも、夜勤専従で働いたほうが効率的に収入を得ることが可能です。夜勤専従の介護職に支給される主な手当を、以下で確認してみましょう。

深夜手当

深夜手当とは、労働基準法で定められた深夜割増賃金のことです。労働基準法第37条4項によると、午後10時~午前5時までの時間帯に職員を労働させた場合、事業所はその時間帯の労働に対し、通常の賃金に25%以上を上乗せした賃金を支払わなければなりません。深夜手当は、雇用形態に関わらずすべての職員に支払われます。

夜勤手当

夜勤手当は、夜勤に入った際に支払われる手当です。夜勤手当は職場が任意で設定する手当なので、支給の有無や金額は職場によって異なります。
夜勤手当の支給がある場合の金額についてレバウェル介護(旧 きらケア)が実施したアンケートの結果を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

夜勤手当の支給がある場合の金額についてのアンケート。詳細は以下

アンケート実施時期:2024年2月~3月

アンケート結果によると、1回の夜勤でもらえる手当は「5,000~6,999円」が31.1%で最も多く、次いで「7,000~8,999円」が30.0%という結果でした。また、「11,000円以上」と答えている介護職が4.4%いることから、職場によって夜勤手当の支給額は大きく異なることが分かります。

資格手当

資格手当とは、保有資格に応じて給料に上乗せされる手当のことです。夜勤手当と同様に、施設や事業所が任意で設定する手当なので、勤務先によって支給条件や支給額が異なります。

公益財団法人社会福祉振興・試験センターが2020年に実施した調査の「介護福祉士就労状況調査結果報告書(p.52)」によると、介護福祉士のうち「資格手当がある」と回答した割合は6割以上です。また、介護福祉士の資格手当の月額平均額は9,055円でした。

資格手当の相場に関しては、この記事の「上位の介護資格を取得する」の項目でご紹介するので、あわせてご一読ください。

そのほかの手当て

上記でご紹介した手当のほかにも、残業手当や休日手当、通勤手当、住宅手当などが支給される場合があります。支給される手当は職場によって異なるので、求人情報や施設のWebサイトなどで確認してみましょう。

介護職がもらえる手当に関しては、「【介護職の資格手当一覧表】相場はいくら?給料アップに繋げる方法を解説!」の記事でもご紹介しているので、詳しく知りたい方はチェックしてみてください。

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夜勤専従の介護職の働き方

夜勤専従とは、日勤には入らず夜勤のみのシフトに入る勤務形態のことです。夜勤専従の介護職は、24時間体制でサービス提供をする施設や、夜間の支援に対応する訪問介護事業所で働きます。「夜勤専従の仕事って何?」「夜勤専従の勤務スケジュールが知りたい」という方は、以下をご覧ください。

夜勤専従の介護職の仕事内容

夜勤専従で働く介護職の主な仕事内容は、次のとおりです。

  • 排泄介助や食事介助、更衣介助などの身体介護
  • 巡回・コール対応
  • 夜間の見守り
  • 緊急時の対応
  • 記録業務

夜勤専従の介護職は、夕方から翌朝にかけて利用者さんへ必要なサポートを提供します。夜間の主な業務は、巡回やコール対応です。巡回では、利用者さんの部屋の温度が適切か、眠れているかなどを確認します。また、排泄の介助や声かけ、見守りなども仕事内容です。

夜勤専従の介護職員の仕事内容については、「介護の夜勤専従は楽?きつい理由は?仕事内容や勤務時間、メリットを解説」の記事で紹介しているのでご一読ください。

夜勤専従の介護職の1日のスケジュール

夜勤専従の主な働き方は、2交代制(ロング夜勤)もしくは3交代制(ショート夜勤)で、シフト制です。2交替制の夜勤職員は夕方から翌朝にかけて働き、3交代制の夜勤職員は深夜から翌朝にかけて働きます。

2交代制(ロング夜勤)の場合

介護職における2交替制とは、日勤・夜勤に分かれた働き方です。2交代制の夜勤シフトに入る場合、労働時間は16時間ほどで1~2時間程度の休憩があります。

時間業務内容
午後4時出勤、日勤者からの申し送り・引き継ぎ
午後5時夕食準備、食事介助、服薬介助、口腔ケア
午後7時利用者さんとのコミュニケーション
午後8時就寝準備、更衣介助、排泄介助
午後9時~消灯、巡回・コール対応
排泄介助、体位変換、記録業務、事務作業
休憩・仮眠
午前6時起床介助、更衣介助、排泄介助、バイタルチェック
午前7時朝食準備、食事介助、服薬介助、口腔ケア
午前8時記録業務、日勤者への申し送り・引き継ぎ
午前9時退勤

2交代制は拘束時間が長いため、身体的負担を考慮して夜勤明けの翌日を休みにしている施設が多いようです。2交代制で夜勤専従として働く場合、出勤回数は週に2~3回、月に8~10回ほどになるでしょう。

3交代制(ショート夜勤)の夜勤の場合

介護職の3交代制とは、日勤(早番)・遅番・夜勤の3つに分けた働き方のこと。3交代制の夜勤シフトの労働時間は8時間ほどで、約1時間の休憩があるのが一般的です。

時間業務内容
午後11時出勤、遅番の職員からの引き継ぎ・申し送り
午後11時30分~巡回・コール対応
排泄介助、体位変換、記録業務、事務作業
午前1時休憩
午前6時起床の声かけ、更衣介助、排泄介助、バイタルチェック
午前7時朝食準備、食事介助、服薬介助、口腔ケア
午前8時記録業務、日勤者への申し送り・引き継ぎ、退勤

3交代制の労働時間は2交代制と比べて短く、1回の勤務における負担が比較的軽いというメリットがあります。なお、勤務する時間帯や細かい業務内容は職場によって異なるため、上記のスケジュール例は参考としてご覧ください。

2交代制と3交代制の夜勤の違いについては、「16時間の夜勤はきつい?8時間の場合は?働くメリット・デメリットを解説」の記事にもまとめています。

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夜勤専従で年収をアップさせる方法

ここでは、介護職が夜勤専従で年収を上げる方法をご紹介します。「夜間専従に転職して年収を上げたい!」という方は、参考にしてみてください。

事業所の給与体系について情報収集する

年収アップを目指して夜勤専従の職場を探す場合、手当を含めた総合的な収入を調べたり、介護職員等処遇改善加算を取得しているか確認したりしましょう。

手当を含めた総合的な収入を調べる

夜勤専従に転職して年収を上げるには、基本給や時給だけでなく、総合的な収入を把握して比較することが大切です。先述したとおり、夜勤手当や資格手当は、職場によって支給の有無や金額、条件が異なります。ほかにも、交通費や住宅手当の有無などによって年収が変わることもあるでしょう。

基本給や時給が低めでも、手当が手厚いと年収が上がる可能性があります。そのため、転職活動では、さまざまな視点から求人を比較することが大切です。

介護職員等処遇改善加算を取得しているか確認する

気になる介護施設や事業所があれば、介護職員等処遇改善加算を取得しているか確認しましょう。介護職員等処遇改善加算とは、介護従事者の給与の引き上げや労働環境の改善のために国が作った制度です。処遇改善手当は、基本給に上乗せされたり賞与として支給されたりします。

介護職員等処遇改善加算の届出をしている施設や事業所は、加算を活用して介護従事者の給料の引き上げを行っているのが特徴です。介護職員等処遇改善加算はI~IVに分かれており、最も加算率の高いIを取得している事業所は、特に職員の賃上げに積極的な可能性があるでしょう。

介護職員等処遇改善加算については、「介護職員等処遇改善加算の対象職員は?配分ルールや要件、旧加算との違い」の記事で解説しているのでチェックしてみてください。

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処遇改善手当とは?介護職員はいくら支給される?もらえる条件を解説

夜勤手当が多く支給される施設を選ぶ

夜勤専従に転職して年収を上げたい場合、夜勤手当が多く支給される施設を選ぶ選択肢もあります。たとえば、介護老人保健施設(老健)は、夜勤手当が比較的高い傾向があるようです。

日本医療労働組合連合会の「2024介護施設夜勤実態調査(p.28)」によると、2交代夜勤を実施している施設の正規職員の夜勤手当のなかで、介護老人保健施設の夜勤手当の平均額が最も高い7,684円でした。老健の夜勤手当の最高額は13,000円で、ほかの施設に比べて高い結果です。なお、職場によって夜勤手当の有無や支給額は異なるため、入職前に確認しましょう。

▶介護老人保健施設の求人一覧はこちら

正社員として働く

介護職が夜勤専従で年収をアップさせるには、正社員として働く方法があります。正社員は、賞与があったり福利厚生が充実していたりする傾向があるため、パートや派遣の働き方よりも年収アップを目指せる可能性があるでしょう。また、正社員には、比較的安定して働けたり、昇給やキャリアアップにつながりやすかったりする魅力もあります。

ただし、夜勤専従の求人は、パート・アルバイトや契約社員、派遣などが中心で、正社員の求人は少ないようです。夜勤専従の正社員求人を探す場合、転職活動の期間が長くなる可能性もあるので注意しましょう。

給料水準が高い地域で転職活動をする

転居に抵抗がない方は、給料水準が高い地域の施設に転職する選択肢もあります。都市部は地方に比べて最低賃金や給与水準が高い傾向にあり、介護職の給与も高めに設定されていることが多いようです。そのため、同じような業務内容でも、勤務地を変えることで高収入を目指せる場合があります。

もし、近くの自治体で自分が住む地域よりも給料水準が高いところがあれば、転職を検討するのも良いでしょう。ただし、引っ越しを伴う転職を行うと、家賃や交通費が高くなってしまう可能性があるため、給料だけを見ずに総合的に判断することが大切です。

上位の介護資格を取得する

上位資格を取得すると、資格手当が高くなり年収アップを目指せる可能性があります。資格手当があるかどうかは職場によって異なるため事前に確認しておきましょう。
資格手当で支給される金額について、レバウェル介護(旧 きらケア)が行ったアンケート結果を紹介します。

介護職員初任者研修保有者の資格手当の相場

レバウェル介護(旧 きらケア)が、介護職員初任者研修を保有する介護職員109人に行った資格手当に関するアンケートによると、介護職員初任者研修の資格手当の相場は3,000円程度です

介護職員初任者研修を保有する介護職員109人に行った資格手当に関するアンケート。詳細は以下

調査時期:2023年10月~11月

介護職員初任者研修の保有者は、「資格手当なし」が59.6%で最も多いことが分かります。次いで、「3,000円未満」「3,000円以上5000円未満」がともに11.0%、「5,000円以上10,000円未満」が8.3%という結果でした。

介護福祉士実務者研修保有者の資格手当の相場

レバウェル介護(旧 きらケア)が、介護福祉士実務者研修を保有する介護職員69人に行った資格手当に関するアンケートによると、介護福祉士実務者研修の資格手当の相場は5,000円程度です

介護福祉士実務者研修を保有する介護職員69人に行った資格手当に関するアンケート。詳細は以下

調査時期:2023年10月~11月

介護福祉士実務者研修の資格手当は初任者研修と同じく「手当なし」が一番多く、53.6%です。次いで「5,000円以上10,000円未満」が15.9%、「3000円以上5,000円未満」が13.0%、「3,000円未満」が11.6%という結果でした。介護職員初任者研修に比べ、上位資格である介護福祉士実務者研修は、資格手当の支給額が高い傾向があることが分かります。

介護福祉士の資格手当の相場

レバウェル介護(旧 きらケア)が、介護福祉士を保有する介護職員179人に行った資格手当に関するアンケートによると、介護福祉士の資格手当の相場は10,000円程度です

介護福祉士を保有する介護職員179人に行った資格手当に関するアンケート。詳細は以下

調査時期:2023年10月~11月

介護福祉士の資格手当は「5,000円~9,999円」が最も多く30.7%です。次いで「5,000円未満」が18.4%、「10,000円~14,999円」が13.4%という結果でした。また、資格手当なしの方がいる一方で、「30,000円以上」と回答している方もいます。
介護福祉士は、初任者研修や実務者研修よりも資格手当の支給率が高く、金額も高い傾向があるようです。

ほかの仕事と掛け持ちする

夜勤専従の仕事とほかの仕事を掛け持ちするのも、介護職が年収アップを図る方法の一つです。日中の仕事だけではなく、別の夜勤専従の仕事とのダブルワークも可能でしょう。

夜勤専従の掛け持ちについては、「介護の夜勤専従は掛け持ちできる?メリット・デメリットや注意点を解説!」の記事で解説しているので参考にしてみてください。

ただし、仕事を掛け持ちするとハードスケジュールになる場合があるので、無理のない範囲で働くことが大切です。また、就業規則で掛け持ちについて定められている職場もあるため、事前に副業や兼業の可否を確認すると良いでしょう。

▶夜勤のみの介護求人一覧はこちら

介護職が夜勤専従で働くメリット

介護職が夜勤専従で働くメリットは、日勤より給与が高いことやプライベートの時間を確保しやすいことなどです。

日勤より給与が高い

夜勤専従で働く介護職は、日勤で働くより給与が高いというメリットがあります。夜勤を行うと深夜割増賃金が支給されるほか、職場によっては夜勤手当もあるため、同じ労働時間でも日勤より給与が高い傾向があるでしょう。夜勤手当が手厚い職場であれば、より効率的に収入を得られます。

ただし、夜勤専従に転職して正社員からパートになる場合は、賞与や福利厚生などの待遇を受けられなくなる可能性も。雇用形態を変えると年収が下がる場合があるため、注意が必要です。

プライベートの時間を確保しやすい

夜勤専従は、プライベートの時間を確保しやすいのが魅力です。2交代制の職場は夜勤明けの翌日を休みにしていることが多く、夜勤明けと翌日の休みを活用してプライベートの時間を長時間確保しやすくなります。拘束時間が長い分、出勤回数は10回前後と少ないため、「休みが多く感じる」と感じる方もいるようです。

「夜勤を中心とした働き方が向いている」「連続したプライベートの時間がほしい」という方は、夜勤専従は働きやすいと感じる可能性があるでしょう。

生活リズムが一定になる

夜勤専従はシフトが夜勤に固定されているため、日勤と組み合わせて働くより一定の生活リズムを保ちやすいといえます。ある程度決まった時間に睡眠や食事を取れるので、体調管理がしやすいでしょう。普段寝ている夜間に仕事をするという大変さはありますが、日勤と夜勤の両方に入るシフトよりも働きやすさを感じる方もいます。

副業のスケジュールが組みやすい

夜勤専従として働く場合、副業のスケジュールを調整しやすくなります。職場によっては、日中の時間を使ってほかの仕事をすることも可能です。副業で収入をアップしたい人にとって、夜勤専従は魅力的な働き方でしょう。

介護職が夜勤専従で働くデメリット

介護職が夜勤専従で働く場合、人員の少なさによる負担があったり、友人や家族と予定を合わせにくかったりするなど、デメリットを感じることもあります。

人員の少なさによる負担を感じる

夜勤専従で働くうえでは、人員の少なさによる負担を感じる場合があるでしょう。施設形態にもよりますが、夜勤の人員配置の基準は日勤より少ない傾向があります。スタッフが少ないと業務を分担できないため、負担が大きいと感じる人もいるかもしれません。
また、夜間にトラブルが生じた際に、上司やほかのスタッフにすぐに相談できないという精神的なストレスを感じる人もいるようです。

友人や家族と予定を合わせにくい

夜勤専従で働く場合、友人や家族との予定を合わせにくい可能性があります。夜勤明けは、日中寝て過ごすことも多いでしょう。昼夜逆転の生活になり、日中仕事をする友人や家族と出掛ける予定を立てにくい場合があります。

体調を崩しやすくなる場合がある

夜勤専従で働くと、寝不足などが原因で体調を崩しやすくなる可能性があるでしょう。特に、夜勤専従で働き始めて間もないときは、生活リズムが乱れて睡眠の質が下がることも考えられます。
休日に十分な休息が取れないと、疲れが溜まり体調不良につながってしまうかもしれません。また、日光を浴びる時間が少なくなることにストレスを感じる可能性もあります。

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拘束時間が長い

夜勤専従のデメリットとして、拘束時間が長いことが挙げられます。2交代制勤務の労働時間は16時間ほどが一般的で、一度の拘束時間は日勤の倍程度です。緊張状態が長時間続くことで、疲労やストレスが蓄積してしまうかもしれません。

とはいえ、先述したように、長時間労働を考慮して夜勤明けの翌日は休みとしている職場が多い傾向があります。転職の際はメリットとデメリットを比較して、自分に合った働き方を選びましょう。

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働きやすい夜勤専従の職場を見極めるコツ

「働きやすい職場で効率的に収入を得たい」と考える方もいるのではないでしょうか。どのような職場が働きやすいと感じるかは人によって異なるため、転職活動では「自分に合っているかどうか」を考えることが大切です。

働きやすい夜勤専従の職場を見極めるコツを以下に挙げたので、職場選びの参考にしてみてください。

  • 1ヶ月間の夜勤回数を調べる
  • 夜勤の人員配置が十分か調べる
  • 休憩時間の長さや休憩室の環境を確かめる

夜勤回数や人員配置、休憩の取りやすさなどをチェックしたうえで、無理なく働けそうかを考えてみましょう。思っていた働き方と違った場合、モチベーションの低下につながる可能性があるため、事前の確認が大切です。

夜勤専従の介護職についてよくある質問

ここでは、夜勤専従についてよくある質問に回答します。「夜勤専従で収入アップしたい!」「夜勤専従の介護職を目指したい」という方は、参考にしてみてください。

介護職の夜勤専従で月30万稼げる?

介護職は、夜勤専従で月収30万円を目指せる場合があります。2交代制の夜勤専従の場合、夜勤に月10回ほど入るのが一般的なので、1回の勤務で3万円近く得られれば、月収30万円を達成できる可能性があるでしょう。たとえば、時給1,600円の職場で16時間勤務を10回すると、256,000円です。さらに、夜勤手当が1回5,000円だとすると、給与は306,000円という計算になります。介護職の夜勤専従は、時給や夜勤手当が高い職場を選ぶことで、給与が30万に届きやすくなるでしょう。
「介護職で月30万円稼ぎたい!」という方は、「介護職が月30万以上稼ぐには?給料アップの方法と将来性を解説」の記事もチェックしてみてください。

介護職の夜勤専従で日給35,000円の求人はある?

夜勤専従で日給35,000円の介護職の求人を探す場合、都市部などなら見つかる可能性があります。地方より都市部のほうが給与水準が高い傾向があるため、収入アップのために夜勤専従の働き方を検討している方は、働く地域を変えるのも有効です。ただし、転居を伴う場合は生活費なども考慮する必要があります。
夜勤専従で年収を上げる方法については、この記事の「夜勤専従で年収をアップさせる方法」をご覧ください。

まとめ

介護職が夜勤専従で働く場合の給与や手取りは、職場によって異なります。
たとえば、関東の都市部でパートタイマーとして夜勤専従で8時間勤務した場合、日給の相場は18,000円~25,000円程度で、手取り日給は14,400円~20,000円程度が目安。約16時間のロング夜勤をした場合、日給の相場は21,000円~35,000円程度で、手取り日給は16,800円~28,000円程度が目安です。

関東の都市部において、夜勤専従の契約社員として働く介護職の月収は20万円~31万円程度で、手取り月収は16万円~25万円程度が相場になります。
なお、上記は給与相場に0.8を掛けて算出した手取りの目安です。夜勤専従の介護職の給料は、夜勤手当や資格手当など各種手当の有無や支給額、時給、勤務地といったさまざまな条件によって異なるため、あくまで参考程度にご覧ください。

夜勤専従の介護職が年収を上げたい場合は、手当を含めた総合的な収入額を調べるなど、事業所の給与体系について情報収集すると良いでしょう。都市部など給料水準が高い地域で転職活動をするのも、年収を上げる方法の一つです。

「手取りアップを目指せる夜勤専従の職場はある?」「夜勤専従で正社員って可能?」と気になる方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。「レバウェル介護(旧 きらケア)」は介護業界専門の転職エージェントです。経験豊富な専任のキャリアアドバイザーが、幅広い選択肢から希望条件に沿った求人をご紹介します。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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