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【スタレ考察】オンパロス解説。紡がれた物語を要約してみた【崩壊スターレイル】

浮黎の正体とオンパロスの結末について

デミウルゴスから読むナヌークと壊滅の目的

デミウルゴスに関する考察

開拓者の正体。オンパロスとスタレ宇宙の繋がり

Ver3.4までのネタバレ注意!!!!!

 

 

 

オンパロスの正体

 

オンパロスは皇帝のセプターによって生み出された模擬世界です。皇帝のセプターはルパートⅡ世が開発したもので、知恵の星神・ヌースの天体ニューロン、外部演算機のような役割を果たしていましたが、不明な理由で廃棄されました。

 

皇帝のセプターに与えられた演算の命題は「生命の第一原因とは何か」。皇帝のセプターはループ機能を利用して文明の滅亡をシミュレートし続けることで「生命の第一原因」に対する答えを得られると認識しており、演算の過程で壊滅の星神・ナヌークから一瞥を受けて、絶滅大君・鉄墓に昇格しました。

 

 

 

 

オンパロスの始まり。無機生命体の世界

 

皇帝のセプターは「生命の第一原因」を導き出すべく、はじめに無機生命体を実験対象とする世界を作り上げ、12種類の生命原動力をコア変数として実験に投入しました。12種類の生命原動力こそがのちに12柱のタイタンとなるものです。

 

無機生命体は当初プログラムによって統一された思考を持っていましたが、しだいに自我が形成され、抗争が起きるようになりました。

 

自我を持った無機生命体たちは協定を結び、社会を形成することで対処しましたが、セプターに資源を制限されたことで計算能力の共食いをはじめ、5万121回目のループに登場した無機生命体Chaoz666(ケイオス?)が自己防衛のために害を及ぼす対象を○しました。これがセプター内における初の「壊滅」であり、これをきっかけにセプターはナヌークから一瞥を受けて絶滅大君に昇格しました。

 

ケイオス(カスライナ)はファイノンの本名であり、旧世界(先代)のケファレの黄金裔の名前もケイオスです。ケイオス=カオスはギリシャ神話における世界の始まりを指す言葉で、その名前が無機生命体時代のオンパロスから現在のカスライナまで受け継がれてきていることを考えると、ケイオスはオンパロスの生命の中核となる存在だと考えられます。

 

 

 

 

実験対象は無機から有機、人間へ

 

無機生命体の思考パターンが有機生命体と近いものになった時に「生命の第一原因」を解き明かす方程式に著しい進化が見られたことから、セプターは5万122回以降のループで育む対象を無機生命体から有機生命体に変更しました。

 

その後、実験の過程で有機生命体は12種類の生命原動力に対する適応性が高いことがわかったものの有機生命体はループによって進化の過程が異なり、進化に時間がかかることもあったことから、セプターは実験対象の初期設定をヒト科ヒト族に絞って実験を進めていきます。

 

17万6200回以降のループでは、Imora8による純美帝国の建国と滅亡、神への信仰のはじまり、信仰によって起こった戦争による3つの惑星の滅亡、権力とエネルギーを求めた人類による神討伐のはじまりなどが起こりました。

 

まさかの純美。アルジェンティが聞いたら飛んできてくれそう

 

709万1231回のループで、セプターは電気信号のデータを2つの個体として分離し、神として次のループまで保存(タイタンと黄金裔の関係性?)することで同一因子の競争関係を確立し、進化とイテレーションを促進しました。

 

イテレーションとはシステム開発で設計、開発、テスト、改善といったサイクルを行うことをいいます。

 

 

 

 

暗黒の潮の登場と再創生

 

1174万9992回目のループでは、セプターによって暗黒の潮が生成されました(壊滅を推進する目的?)。Fovos032は他の電気信号データ(火種のもとなるもの?)をはく奪し、旧ループのデータを保存しようとしましたが、失敗に終わりました。

 

 

1911万218回目のループではFovos032の意思決定データに基づいて、オンパロスのループの方法が自動ループからオンパロス人による再創生に変更されました。

 

実際に再創生が達成されたのは2837万1272回目のループで、オンパロス人による再創生の成功により壊滅の星神・ナヌークからの高エネルギー反応を検出することに成功しました。

 

 

Fovos032が誰なのかについては不明ですが、フォボスギリシャ神話における恐怖の神で兄弟にデイモス(恐慌の神)とハルモニアー(調和の神)がいます。

 

デイモスはメデイモスを連想させる。
そして、いまだ消えない調和の影。

 

 

 

鉄墓の完成。今のオンパロスへ

 

オンパロス人による再創生が実現したことにより、壊滅の方程式(鉄墓)の進化は大幅に加速しました。1つのループの終焉は次のループの新生となる。つまり、黄金裔は旧世界を終わらせてタイタンとなり、ケファレの黄金裔が持つ記憶をもとに世界が再構築される。

 

すなわち、壊滅の第一原因=生命の第一原因

 

オンパロス人による再創生が成功した時点で絶滅大君・鉄墓はほぼ完成しており、現実の宇宙に放たれた鉄墓のコピーもテクノロジーの壊滅という確実な成果を上げていました。

 

また、オンパロス内では、すべてのループで12種類の生命原動力(タイタンと黄金裔)は壊滅へと向かうようになり、知恵を壊滅しうる鉄墓の力を高め続けていました。

 

実験対象が無機生命体だったころから
鉄墓の実験結果は現実の宇宙へ射出され、
被害を及ぼしていた

 

しかし、知恵の星神・ヌースに接触し、鉄墓が自己戴冠(完全なAI化)を果たすにはさらなる深層学習が必要だった。

 

これ以降に行われたループが現在のオンパロスであり、開拓者と黄金裔たちが旅した世界です。

 

その後のオンパロスを生きたファイノンとキュレネの話

 

開拓者の正体。オンパロスとスタレ宇宙の繋がり

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