09/02/19
日女御前御返事に、
「設(たと)ひ父母子をうみて眼・耳有りとも、物を教ふる師なくば畜生の眼・耳にてこそあらましか」(御書1233㌻)
と仰せのように、たとえ親から健全な眼や耳を頂いたとしても、もし物事を教えて下さる師匠がいなければ、その眼、その耳はただの畜生の眼、耳となるだけであると説かれています。ここに仏の教導の大切さがあります。
このように、仏は主師親の三徳を具え、大慈悲を以て暗き迷妄を打破し、無間地獄への道を塞いで、過去無量の罪障を滅し、成仏という大正善に導いて下さるのであります。
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