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立花孝志党首の逮捕に関して 元警視庁捜査1課刑事、高野あつしさん解説動画 個人的ポイント→勾留継続は厳しく審査されるため、48時間後までに釈放となる可能性は十分。 以下が要約です。 --- 【逮捕の概要】 * 対象:NHK党・立花氏 * 容疑:名誉毀損(兵庫県知事選後に自殺した竹内県議について「当局が翌日逮捕予定だった」と発言した趣旨) * 逮捕は数時間前に実施。高野氏(元捜査一課刑事)は「この類型での逮捕は極めて異例」と評価。 【名誉毀損での逮捕が“異例”な理由】 * 逮捕要件は①逃亡の恐れ②証拠隠滅の恐れ。 * 立花氏は活動実態・居所が明確で、任意出頭にも応じてきたため①は弱い。 * 発言の事実関係は自身の配信やSNS等に動画・音声が残り、②も通常は弱い。 → それでも令状が出たのは、「発言そのもの」以外の周辺事情(動機・情報源・共犯関係・真実相当性の有無)に関する証拠保全の必要性が裁判官に認められた可能性がある、というのが高野氏の仮説。 【操作(捜査)上の焦点と検討ポイント】 * 動機:なぜその発言に至ったか。 * 情報源:デマを鵜呑みにしたのか、何らかの“証拠”と称するものに基づいたのか。 * 関与者:共犯や情報提供者がいるのか。 * 真実相当性:発言を真実と信じた相当な理由があったか。 * これらに立花氏が黙秘・否認・回答拒否した場合、「関係者への働きかけ等による証拠隠滅の恐れ」が理屈上成立し、逮捕相当と判断された可能性。 【勾留・釈放の見通し】 * 逮捕後は最大48時間の身柄拘束。その後、検察が勾留(通常10日)を請求し、裁判所が「逃亡・隠滅の恐れ」の有無のみで可否判断。 * 近年は勾留の必要性を厳格に見る傾向があり、有名政治家でもある点を踏まえると「勾留請求却下→釈放」や、「検察が勾留請求を見送る→釈放」の可能性は十分あるとの見立て。任意段階で不明だった点(動機・情報源等)に立花氏が説明すれば、いっそう釈放に傾く余地。 【逮捕の“演出”から読み取れること】 * 日曜昼に任意呼出しの場で静かに逮捕。メディアに絵(任意同行の画)を取らせない運用。 * 以前の斎藤知事側コンサル関連(“メルチェ”案件)の家宅捜索も早朝・静粛で、派手なリークなし。 →「花火を上げない」運用から、高野氏は“逮捕はするが数日で釈放も視野”というシナリオを示唆。 【“痛み分け”仮説(検察のバランス志向)】 * 政治案件は検察にとって最悪の地雷原で、どんな結論でも政治的批判を浴びやすい。 * そのため「証拠があるものはやる/ないものはやらない」を同時並行で示す“痛み分け”を志向している可能性。 * 斎藤知事本人は“不起訴(ダメージ小)”の公算が大きく、一方で週刊誌に情報提供した職員など“証拠の堅い周辺者”は立件の可能性。 * そのバランスの文脈で、今回の立花氏逮捕が“上乗せ気味”に行われた可能性もある――と推測。 * この仮説が当たるなら、近く斎藤知事コンサル案件の不起訴発表が出る可能性にも言及。 【結論/見立て】 * 名誉毀損そのものの事実は映像等で固いが、通常は在宅で進む類型。 * 逮捕に踏み切った理由は、周辺事情(情報源・関与者・真実相当性)に関する証拠保全・隠滅防止という“理屈付け”が働いた可能性。 * ただし勾留継続は厳しく審査されるため、48時間後までに釈放となる可能性は十分。 * 検察は政治的中立の“見せ方”として、斎藤側案件と合わせた“痛み分け”の落としどころを探っているのではないか、というのが高野氏の総合的な読み。
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高野あつし(元警視庁捜査1課刑事·元外交官)
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