奈半利町のふるさと納税をめぐる汚職事件で受託収賄などの罪に問われ、10月に懲役2年の実刑判決を言い渡された被告の元課長が11月4日、高松高裁に控訴しました。

控訴したのは奈半利町の地方創生課の元課長森岡克博被告(51歳)です。
この事件は2018年から2019年にかけて森岡被告が、既に実刑が確定した元課長補佐と共謀し、ふるさと納税の返礼品を扱う水産加工業者から謝礼として約180万円の賄賂を受け取ったとして受託収賄などの罪に問われたものです。

森岡被告は、10月22日に高知地裁で開かれた差し戻し審の判決公判で賄賂を認定されて懲役2年の実刑判決を言い渡されましたが、判決を不服として11月4日付で、高松高裁に控訴しました。