旭川いじめ加担の元生徒が「傍観」後悔 ネットで「主犯格」と誤情報拡散 それでも「受け止めながら生きる」
【旭川】旭川市で2021年、いじめを受けていた中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん=当時(14)=が自殺した問題で、加害生徒の一人とされる男性(19)が北海道新聞の取材に応じた。いじめを傍観してしまったことが、広瀬さんの死の一因になったとして、謝罪と後悔の言葉を繰り返した。インターネット上で「主犯格」とされるなどの書き込みにより、職場や生活で長く苦しんできた実態も語った。
「最初はゲームの中だけの関係だった」
男性が広瀬さんと交流があったのは、広瀬さんが中学校に入学した19年4月から2カ月間ほどだったという。男性は当時、同じ学校の2年生。オンラインゲームを通じて知り合い、その後、ほかの友人と公園で遊んでいる時に顔を合わせるようになった。...
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