毎年恒例の良い生産技術者とは何かについて考える時期になってきました。
同じテーマで毎年見直し、新たに考えることで、自分の中の変化にも気づけて面白いのでおすすめです。
過去の投稿も見直しながら考えを整理中、メモメモ_φ(・_・
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製品に対しての3部門の立ち位置
設計:顧客要求を形式知にする(製品情報)
製造:決められた条件で再現する(作業・生産)
生技:その間にある「変換機構」を設計する
多くの若手・他職種が生技を誤解するのは、「業務内容」がバラけて見えるから。
治具も見る、ロボットも触る、工程能力も言う、レイアウトも口出す、システムも噛む。
ただ、良い生産技術者は、自分を「何でも屋」とは見ていない。
“間”を設計する専門家だと理解している。
・経営(投資回収・拠点戦略・リスク)
・設計(図面・仕様・安全要求)
・品質保証(規格・トレーサビリティ・監査)
・製造(作業性・段取り・タクト・人員)
これらを翻訳して1つの構造にまとめる。
ここで重要なのは、「翻訳してあげる優しい人」ではなく、
“矛盾する要求どうしを、成立する一点に収束させる設計者”として振る舞うこと。
だから良い生産技術者は、単に聞き役・調整役ではない。
「こう設計しないと全体が崩れる」と言い切る軸を持つ。
この「間を支配する覚悟」がない生技は、ただの手配屋になる。