- 1バトロ渡哲也25/11/08(土) 21:55:07
- 2バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:10:04
2ターン目まで出力して、出力が軌道に乗ってきたから画像探しながらだましだまし進めていこうと思うのん
- 3バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:21:51
プロローグ:ワルプルギスの夜
Ⅰ. 転移と悪魔の契約
目の前が真っ白になるほどの強烈な光と、胃の腑が持ち上がるような浮遊感。
参加者たちが次に意識を取り戻したとき、彼らは見覚えのない荒廃した大地に立たされていた。
辺りは濃い霧に包まれ、大地はひび割れ、風化しきった巨大な瓦礫や、用途不明の金属片が散乱している。まるで終末を迎えた後の世界だ。
🔊 主催者の宣言
混乱する参加者たちに、上空から響き渡る、抑揚の少ない無機質な声が届いた。
「——ようこそ、『ワルプルギスの夜』へ」
その声は、全参加者の脳内に直接響く、どこか底冷えのする音波のようだ。
「諸君は今、私の支配する特殊な戦場に転移させられた。君たちにはこれから、強制的に悪魔との契約を結んでもらう。ルールは簡単だ。生存者が残り7名になるまで、殺し合いをすること」
冷酷な言葉に、参加者たちの間にざわめきが広がる。
「もちろん、不殺を貫くも自由だ。ただし、悪魔の代価を捧げ続ける必要がある。代償は他の参加者の死体あるいは君たちの大切なものだ。大切なものを捧げる苦痛は、君たちの精神と肉体を削り続ける。耐えきれなければ、悪魔に契約を打ち切られ、ゲームオーバーだ」
「さあ、『ワルプルギスの夜』の開幕だ。そして、君たちが頼りにしてきた『力』は、この戦場ではその影を潜める」
直後、参加者たちの全身を走る、鋭い電流のような感覚。
石神 千空は、細胞の活性化を促すはずの『霊長類最強のひらめき』が、思考速度の10分の1にも満たないことを悟る。 綾小路 清隆は、鍛え上げられた『身体能力と観察眼』が、一般人より少し優れている程度にまで抑え込まれているのを感じる。 トラファルガー・ローは、『オペオペの実』の能力が、「ROOM」の展開すら困難なほど弱体化していることを確認し、舌打ちする。 禪院 直哉は、全身の『術式』の稼働率が微弱になり、俊足の影すら踏めないことに激しく苛立つ。
主催者の声が、最後に結論を告げる。
「…私を倒したければ、与えられた『悪魔の力』を使いこなすことだ。幸運を祈る。諸君の命運が、私を愉しませてくれることを」
- 4二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:22:43
おおっ
- 5二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:23:23
あうっ身体能力だけじゃなく思考力までナーフされるのかあっ
- 6バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:26:44
🤝 悪魔との契約
無機質な声が途絶えると同時に、参加者たちの前に、不気味な気配を纏った『悪魔』の姿が具現化した。それぞれが参加者に自らの力と、死体を差し出さなかったときに支払うことになる代償について説明する。
________________________________________
1. 間桐 臓硯とタフグミ梅マニアの悪魔
間桐 臓硯の足元に、ぬめりとした赤紫の粘液が湧き上がり、人の形を成す。その体は半透明で弾力があり、梅干しのような酸っぱい匂いを放っている。
タフグミ梅マニアの悪魔「ヘヘ……ワタシがオマエの『力』だ。この体を梅グミに変えれば、打撃なんざ無効化できる。粘液で敵の足元をねばねばにして、動きを奪ってやろう!」
臓硯「ほう、打撃を無効化か。儂にとっては、上々よ。——で、代価とやらだ。儂の理性に欲求が肥大化する、か。ふむ、構わん。儂が儂である限り、理性など本能の前には無意味よ。儂の長き生において、本能こそが最上の美徳と知っておる。死体さえ用意できれば関係はないのだろうがね。」
2. リリスとテーザーガンの悪魔
リリスの前に、鋭い電極の付いた拳銃のような形をした悪魔が現れる。その悪魔は電気の火花を散らしながら、甲高い声で笑った。
テーザーガンの悪魔「イェーイ!アタシと契約すれば、指先からビリビリさせられるぜ!麻痺させまくり!代わりにおアンタの平衡感覚、ちょっと貰うな!」
リリス「ふーん、テーザーガンね。アタシも蹴りや手刀が弱体化してイライラしてたんだ。アンタの力、使わせて貰うよ。平衡感覚?アンタと一緒にフワフワするのも悪くないかもね!」
エミュがおかしかったら言え鬼龍のように
彼のオリジナリティが物語で生きるようにせよとは言っとくのん
- 7バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:28:59
3. 石神 千空と酸素の悪魔
千空の周囲の空気が一瞬歪み、透明な気体状の悪魔が姿を現す。
酸素の悪魔「二酸化炭素を追い出し、酸素を集中させろ。窒息させるか、燃焼を助長させるか、それはお前次第だ。その代わり、お前は呼吸という行為を意識的に行う必要が生じる。『息を吸う』という当然の記憶を私に捧げろ」
千空「ハッ、酸素の操作だと?科学的には最高に魅力的じゃねーか。呼吸の記憶?ククク…人間の営みなんざ全てが科学的事象だ。てめーの代償すら、俺の科学で克服してやる」
4. 綾小路 清隆とアルゴンの悪魔
綾小路の前に、ぼんやりと光る希ガス状の悪魔が現れる。
アルゴンの悪魔「私と契約すれば、身体を不可視で不可触のアルゴンに変えられる。ただし、電気や熱でイオン化されれば、私はお前を見捨てる」
綾小路「……攻撃力は皆無だが、情報収集と回避には使える。悪くない取引だ。不可触のガスであるお前が、電気や熱に弱いのは合理的な弱点だな」
5. 悪魔王子と日本刀の悪魔
悪魔王子の背後で、黒く巨大な日本刀の形をした悪魔が唸る。
日本刀の悪魔「俺と契約すれば、身体から斬撃の武器を生やせる。最強の攻撃力を手に入れろ。死体を差し出せなかったときの代償は共感性だ。お前が誰かに情を持つ感情を、俺が食う」
悪魔王子「斬撃か、悪くないぜ。俺の拳が弱体化した今じゃ必要だ。共感性だと?元から情なんざ邪魔なだけだ。俺の邪魔さえしねえなら、好きに食えよ」
________________________________________
その他の参加者たちも、それぞれの悪魔との契約を終え、その身に新たな力を宿した。彼らは荒廃した大地を背景に、互いの顔色を伺いながら、最初の行動を開始する。
- 8バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:30:30
○1ターン目
イベント1(交流)(食料保管庫)
フィールド上で唯一食料の調達ができる食料保管庫に、悪魔王子(日本刀の悪魔)とリリス(テーザーガンの悪魔)は同時に到着した。殺し合いの場にあるまじき、整然と並べられた食料の棚が、このゲームの異様さを際立たせている。
悪魔王子「日本刀の悪魔、ね。攻撃には事欠かねえが、死体を供給できなかった時の代償が鬱陶しい。共感性の喪失だとよ。慈悲なんて、とうに捨てたはずだがな」
リリス「アタシの電気は身体能力が落ちた分、使えるよ。アンタの日本刀を熱して切れ味を上げることもできる。アンタの感情に興味はないけど、アンタの力は利用価値があるね」
悪魔王子「勝手にすればいい。だが、俺の邪魔だけはするなよ。利用できるものは何でも利用する。それが俺のやり方だ」
悪魔王子はまだ代償(共感性)を捧げていない。そのニヒルで冷徹な態度は、彼が人を道具と見做す本質を示しているが、リリスのフランクな言葉の裏に隠された計算を見抜き、一時的な協調を受け入れた。
- 9二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:33:20
このレスは削除されています
- 10バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:35:08
イベント2(交流)(公園)
霧の残りがわずかに漂う公園で、狛枝 凪斗(時計の悪魔)と溶ける愛(トップバリュベストプライスの豆腐の悪魔)は出会った。狛枝の心は代償を支払う前の安定した状態であり、すべてを『希望』へ帰結させようとする穏やかな狂気に満ちている。
溶ける愛「狛枝さん、わたし、悪魔の力で身体が豆腐みたいになっちゃったよ〜。でも、衝撃を吸収できるんだ。狛枝さんを守れるなら、なんにでもなれるからね」
狛枝 凪斗「ああ、キミは本当に素晴らしいね。豆腐のような柔らかさで衝撃を受け止める力、そしてこの状況でもボクと一緒にいてくれる心。キミの存在こそが、ボクが目指す『希望』の証明だ」
二人の間に、狛枝の歪んだ希望と、溶ける愛の絶対的な献身に基づく絆が、静かに形成されつつあった。
イベント3(交流)(研究施設)
散乱する実験器具とデータの間で、石神 千空(酸素の悪魔)と綾小路 清隆(アルゴンの悪魔)は、論理に裏打ちされた共闘の約束を交わした。
石神 千空「酸素とアルゴン。気体を操作できる悪魔の力は、このゲームで最も汎用性が高い。弱体化した原作能力に頼るより、悪魔の力を科学的に使いこなすべきだ」
綾小路 清隆「合理的な判断だ。不可視と不可触のアルゴンを、お前の酸素でコントロールし、情報収集と回避に特化させる。感情の介入しない、最適な組み合わせだ」
彼らはチーミングを結成。千空が呼吸の記憶を捧げることで発生する苦痛を、綾小路が客観的に監視し管理するという契約を結んだ。
なんで狛枝への好感度がこんなに高いんスか?
- 11バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:38:07
イベント4(戦闘)(森林)
深い霧が立ち込める森林の奥。リゾット・ネエロ(影の悪魔)は、シマキン(焼夷弾の悪魔)を追跡していた。リゾットは影に潜行し、自身の姿を隠しながら、シマキンを挑発する。
シマキン「陰に隠れて卑怯な真似しとらんと、さっさと出て来んか!この炎で全部焼き尽くしたるわ!」
リゾットは影の悪魔として使用して人の形のダミーを作り上げ、シマキンの正面に晒した。シマキンは炎の悪魔の力で生成した焼夷弾をダミーに向かって放つ。その瞬間、リゾットは影の潜行を利用してシマキンの真後ろの影から出現した。
リゾット「攻撃には影から出る必要がある。その一瞬は無防備だが、意識外から攻撃すれば反撃にあう恐れはない」
影から出現したリゾットは、間髪入れず自身の身体から硬質な影の刃を生成し、シマキンの心臓を一突きにした。シマキンは炎を出すことも、悪魔の代償を拒否する間もなく、その場に崩れ落ちた。悪魔の弱点を突くというより、影を欺瞞に使い、攻撃の隙を見逃さなかったリゾットの冷静な判断が勝因となった。
(シマキン、死亡!)
- 12二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:39:14
大変だあっ
(世間一般では)マイナーキャラのシンナーデブが出落ちしたあっ - 13二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:39:36
強い悪魔なのにもったいねーよ
- 14二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:40:05
能力すら使えずに死ぬとか ぶ、無様…
- 15二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:40:55
やっぱ怖いスね暗殺者に影の悪魔は…
小指が赤い糸で結ばれてるコンビなんだよねヤバくない? - 16バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:41:02
イベント5(交流)(ホテル)
電子ロック付きのホテルに、断頭台のアウラ(白餅の悪魔)と杉下 右京(写真の悪魔)が相次いでチェックインしようとしていた。
断頭台のアウラ「忌々しい。こんな弱々しい力、使うものか。私の自尊心を傷つけるなんて許されないわ」
杉下 右京「おやおや、悪魔の代価をそこまで恐れるとは、貴女は自尊心の高い方なのですねぇ。僕も写真の悪魔の代償に興味はありますが、まずは安全な場所で情報を整理することが先決です」
アウラは代償(自尊心の喪失)を拒否し苛立ちを募らせている。右京は洞察力に満ちた言葉を交わし、アウラの心理を探りながら、安全な休息の場所を求めた。
________________________________________
○1ターン目 終了時点の状況
生存者リスト: 間桐 臓硯(タフグミ梅マニア)、リリス(テーザーガンの悪魔)、断頭台のアウラ(白餅の悪魔)、杉下 右京(写真の悪魔)、狛枝 凪斗(時計の悪魔)、石神 千空(酸素の悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、不死鳥 マルコ(津波の悪魔)、楠木 正成(蛇腹剣の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、綾小路 清隆(アルゴンの悪魔)、獅子堂 イズミ(コモドドラゴンの悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、御影 玲王(心臓の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、禪院 直哉(洪水の悪魔)、酸賀 研造(チェンソーマン第1部の単行本の悪魔)、溶ける愛(トップバリュベストプライスの豆腐の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、獪岳(M1A2エイブラムス(主力戦車)の悪魔)
重傷者リスト: なし
チーミング: 石神 千空&綾小路 清隆
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾の悪魔)
- 17バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:43:16
○2ターン目
イベント1(戦闘)(食料保管庫)
周囲に新鮮な食料が並べられているにもかかわらず、その空間は血生臭い戦闘の場へと変貌した。間桐 臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)は、食料を調達しようと現れた獅子堂 イズミ(コモドドラゴンの悪魔)を標的としていた。臓硯は、既に一体の死体を悪魔に捧げて理性を保っているため、その狡猾さと残忍さは増している。
臓硯「儂の悪魔の代価を満たすには、生贄が必要よ。お主の如き、若く美しい生命は上物じゃ」
獅子堂 イズミ「えー!お爺ちゃん、いきなりそんなこと言われても困るよ〜。アタシは美味しいご飯を食べたいだけだよ!」
イズミは弱体化した原作能力(格闘術)をサブウェポンとし、コモドドラゴンの毒を唾液に纏わせて接近するが、臓硯はタフグミ梅マニアの悪魔の力を即座に行使。肉体を梅味の粘液に変質させる。イズミの拳はブヨブヨとした粘液に吸い込まれ、打撃は完全に無効化された。
イズミ「あれ?全然効かないね。グミみたいだ」
臓硯「フフン、打撃は通じんわ。さあ、地面も粘れ!」
臓硯が地面に散布した梅グミの粘液がイズミの足を拘束。機動力を奪われたイズミに、臓硯は悪魔の力を解除して人間の姿に戻り、その頭部に魔術的な一撃を叩き込んだ。イズミは最後まで自分が命を奪われるとは信じられない様子で、その場に倒れた。
臓硯はイズミの冷え始めた死体を悪魔に捧げ、次の悪魔の代価を満たし、理性を保ったまま立ち去った。
(獅子堂 イズミ、死亡!)
- 18二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:43:38
- 19二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:45:05
地味に右京さんのエミュが高くて笑ってしまう
- 20二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:45:27
- 21二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:46:03
タフグミ…すげえ 物理無効だし
- 22二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:46:24
- 23二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:46:43
蟲爺…すげぇ
こんな謎の製品名の悪魔を結構使いこなしてるし… - 24バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:46:49
イベント2(交流)(ホテル)
電子ロックで安全を確保したホテルの一室。断頭台のアウラ(白餅の悪魔)の前に、杉下 右京(写真の悪魔)が紅茶を持参して現れる。
杉下 右京「おやおや、随分とご立腹の様子ですねぇ。僕の写真の悪魔の代価は『過去の功績の記憶』ですが、貴女の『自尊心』を奪われるのは、さぞかしお辛いことでしょう」
断頭台のアウラ「フン、私の価値はこの力にあるんじゃないわ。私の強さと美しさは、自尊心と共に存在する。それを奪われるなんて屈辱じゃない」
右京はアウラの言動を注意深く観察し、その自尊心の高さが彼女の弱点であることを洞察していた。右京はまだ代価(過去の功績の記憶)を捧げていないため、その洞察力は衰えていない。
イベント3(交流)(公園)
陽が差してきた公園のベンチで、狛枝 凪斗(時計の悪魔)は溶ける愛(トップバリュベストプライスの豆腐の悪魔)と穏やかな会話を続けていた。
溶ける愛「狛枝さん、あんなに怖いゲームなのに、どうしてそんなに楽しそうなの?」
狛枝 凪斗「キミ、ボクに愛を捧げてくれるキミがいるからさ。絶望の底で輝く『真の希望』を見るためなら、このゲームは必要不可欠な儀式だよ。ボクはキミの愛と悪魔の力を使って、必ず、究極の希望に辿り着くよ」
溶ける愛は狛枝の言葉に感動し、彼の歪んだ理想への献身を深めている。狛枝は、代償を捧げた後の自身の狂気を知る由もない。
- 25二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:47:42
やっぱりこいつポッピングミの亜種なんじゃないスか?
- 26二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:49:00
- 27二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:49:26
- 28二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:50:32
極強判定の戦車が怖いっスね
- 29バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:50:40
イベント4(交流)(河原)
荒廃した河原で、不死鳥 マルコ(津波の悪魔)とロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)が鉢合わせた。マルコは弱体化した原作能力(再生)をサブウェポンとして駆使し、傷の回復を早めようと試みていた。
不死鳥 マルコ「よう、隕石の悪魔かい。悪魔の力を無駄遣いするなよい。おめえの代償は確か『睡眠』だったか」
ロックス・D・ジーベック「ガハハハ!この力を使わなきゃ、殺し合いなんぞやってられねえだろ!テメェの津波なんざ、俺の隕石で全部蒸発させてやるよ!」
ロックスは代償を厭わない戦闘狂で、隕石の悪魔の力を既に行使しているため、悪魔から睡眠を奪われる苦痛が迫っている。マルコは津波の悪魔の代償(聴覚)を捧げることを嫌がり、戦闘を回避した。
何それ知らんこわ…
他参加者を殺し続けさえすれば他に代償は取られませんよニコニコ
- 30二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:52:20
後先考えず自分の睡眠というリソースブッ込めるのはロックスらしくてリラックスできますね
- 31二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 22:53:11
仮にイズミ当人のマシンガンがあっても普通に無効化されて荼毘に付してただろうし…相性不全
- 32バトロ渡哲也25/11/08(土) 22:54:12
イベント5(交流)(治療スペース)
重傷を負った参加者を治療できる治療スペースで、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)と禪院 直哉(洪水の悪魔)が対峙した。
禪院 直哉「弱なっとるやないか。俺の加速が微弱なモンになり下がっとる。ホンマ、イライラするわ」
トラファルガー・ロー「仮面の悪魔の力は情報収集に使うしかねえな。弱体化したオペオペの実の方がマシだ」
直哉は他参加参加者の死体を捧げることを厭わないが、今のところ獲物を仕留められていない。ローも代償(顔への執着)を捧げる前だが、仮面の悪魔の力を合理的に利用しようと考えていた。
________________________________________
○2ターン目 終了時点の状況
生存者リスト: 間桐 臓硯(タフグミ梅マニア)、リリス(テーザーガンの悪魔)、断頭台のアウラ(白餅の悪魔)、杉下 右京(写真の悪魔)、狛枝 凪斗(時計の悪魔)、石神 千空(酸素の悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、不死鳥 マルコ(津波の悪魔)、楠木 正成(蛇腹剣の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、綾小路 清隆(アルゴンの悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、御影 玲王(心臓の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、禪院 直哉(洪水の悪魔)、酸賀 研造(チェンソーマン第1部の単行本の悪魔)、溶ける愛(トップバリュベストプライスの豆腐の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、獪岳(M1A2エイブラムス(主力戦車)の悪魔)
重傷者リスト: なし
チーミング: 石神 千空&綾小路 清隆
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾の悪魔)、獅子堂 イズミ(コモドドラゴンの悪魔)
あと一ターン今から出力させて、それで今日は終わるのん
- 33二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:15:19
悪魔に力を借りる代わりに眠れなくなるとかだいたい息子なんだよね、偶然の一致じゃない?
- 34バトロ渡哲也25/11/08(土) 23:20:57
○3ターン目
イベント1(戦闘)(河原)
マルコの戦闘が終結した直後、河原の別の一画で、獪岳(M1A2エイブラムス(主力戦車)の悪魔)と酸賀 研造(チェンソーマン第1部の単行本の悪魔)が衝突した。獪岳は己の野心のために、命を懸ける覚悟を見せて、悪魔の力を行使する。
獪岳「チッ、俺の邪魔する奴は潰す。戦車の力を使えば、この戦場で生き残るための死体を手に入れられる。俺の寿命を悪魔にくれてやるくらいなら、テメェを捧げてやるわ!」
戦車の悪魔が具現化したM1A2エイブラムスが砲撃を放つ。酸賀は即座に「単行本の悪魔」を行使。手元に持っていた『物理法則を無視した爆発を起こす』という記述があるフィクションの単行本を開き、戦車の砲撃を打ち消すようにその力を現実に顕現させた。悪魔の力による派手な相殺が起こる。
酸賀 研造「力を使ってしまった以上、悪魔に『記憶』を奪われないためには、この男を倒さねばならない。無知になることだけは避けなければ。」
獪岳と酸賀は、それぞれの代償(寿命と記憶)を回避するために相手の死体を求めるという、切迫した状況で悪魔の力を競い合わせた。しかし、戦車の機動力が河原の地形に阻まれ、単行本の悪魔の力も一撃必殺には至らず、互いに死体を確保できないまま、代償のプレッシャーに追われるように撤退した。
つまり単行本の能力は一時的にその概念を食えるということか?
- 35二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:22:17
つまりチェンソーマンということか
- 36二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:22:33
単行本の悪魔がいたおかげで命拾いしましたね…ガチでね
- 37二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:25:41
単行本の悪魔つえーよ
- 38二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:27:51
このレスは削除されています
- 39二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:28:03
有り体に言ってしまえば一つ上の次元に干渉している悪魔なんだよねピーキーじゃない?
- 40バトロ渡哲也25/11/08(土) 23:29:27
イベント2(交流)(研究施設)
石神 千空(酸素の悪魔)と綾小路 清隆(アルゴンの悪魔)は、静かにチーミングの検証を進めていた。
石神 千空「代償を克服する理論は完成した。だが、酸素の悪魔の力は、燃焼を助長させる『弱点』も持つ。そこをどう隠すかが重要だ」
綾小路 清隆「俺のアルゴンの力は不可視と不可触。敵の攻撃から身を隠し、情報を集める。俺はあくまで『知』の側面からお前をサポートする。お前の弱点は、俺が隠蔽する」
彼らの会話は全てが論理的であり、感情を一切含まない。それが二人の『論理的絆』の強さを示していた。
イベント3(交流)(ゲームセンター)
使われていないゲームセンターで、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)と御影 玲王(心臓の悪魔)が顔を合わせた。
御影 玲王「心臓を代償に捧げるって、死 ねってことと同じじゃねえか。こんなゲーム、絶対に勝ってやる」
レミリア・スカーレット「ふん。貴様も結局、命を惜しむか。私の『カリスマ』を失うくらいなら、この力は使わない。弱体化した私の能力(超スピード)でも、逃げることくらいはできよう」
御影は生への執着を燃やし、レミリアはカリスマという自己の本質への執着を燃やし、互いに悪魔の力の行使を避けていた。
ちなみにこのロワでもタッグロワと同様、初対面で交流した人と一緒に行動することが多いらしいよ
- 41二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:32:37
心臓捧げても能力は他人のバフなんだよね釣り合ってなくない?
- 42バトロ渡哲也25/11/08(土) 23:32:58
イベント4(戦闘)(河原)
荒廃した河原に、突如として不死鳥 マルコ(津波の悪魔)の巨大な津波が悪魔の力によって発生した。それはロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)を標的としたものだったが、その津波の進路に、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)が姿を現した。彼は冷静に、悪魔の力を起動させる。
オール・フォー・ワン「『墓石』の悪魔は、あらゆる衝撃を『存在の墓標』として固定し、防御を絶対化する。その力を超える悪魔などいない。」
マルコが放った巨大な津波は、AFOの前に出現した黒い巨大な「墓石」の壁に激突した。墓石は津波の勢いを全て吸収し、その力を固定。水の衝撃は完全に止まり、マルコは自身の力が通用しなかったことに戦慄した。
不死鳥 マルコ「何だい…この防御は!」
AFOは防御を維持したまま、津波で疲弊したマルコに肉薄する。マルコは弱体化した原作能力(青い炎による再生)をサブウェポンとして駆使し、致命傷を避けようと試みるが、AFOは「墓石」の力で生成した質量の塊をマルコの心臓に直接叩き込んだ。
マルコは力尽き、地面に倒れた。
オール・フォー・ワン「さて、このゲームのルールはどこまで徹底されているか。君の持つ『不死鳥』の力を『奪って』みるとしよう」
AFOはマルコの死体に手をかざすが、彼の弱体化した原作能力(オール・フォー・ワン)は、悪魔の契約によって特殊な制限を受けているのか、力を奪うことができない。
オール・フォー・ワン「チッ。やはり、元の力は封じられているか。残念だ。君の死体は、このフィールドの塵となるだろう」
AFOはマルコの命を完全に奪い、死体を墓石の悪魔に捧げた。
(不死鳥 マルコ、死亡!)
- 43二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:35:16
恐怖度極強だけあってつよっつえーよ
というか地味に概念系に片足つっこんでないスかこれ - 44二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:37:38
墓石強っ つえーよ
- 45二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:38:03
墓石の絶対防御に不死鳥の再生能力加わったらどうにもならないんだよバカヤロー
奪えなくてよかったですね本気でね… - 46バトロ渡哲也25/11/08(土) 23:38:09
イベント5(交流)(森林)
鬱蒼とした木々が立ち並ぶ森林の奥深く。楠木 正成(蛇腹剣の悪魔)は三日月・オーガス(象の悪魔)に最新の情報を伝達していた。マルコの死という重い情報が、彼らの利害関係をさらに強固にする。
楠木 正成「三日月殿。不死鳥のマルコが死亡した由。敵は強大なり。故に、貴殿の力は隠し通さねばなりませぬ。拙者の工作と知恵で、貴殿が動くべき時を作ります」
三日月・オーガス「お前がそう言うなら、俺の力はあんたが決めて。その代わり、最後まで俺を裏切るな。」
楠木 正成「御意。私も貴殿の圧倒的な力なしには生存できませぬ。互いに利用し尽くす。これこそが、この乱世の『忠義』でござる」
三日月の純粋な行動力と、楠木の武士らしい忠義と工作力が、互いの目的を達成するための対等な利害関係で結びついた。
________________________________________
○3ターン目 終了時点の状況
生存者リスト: 間桐 臓硯(タフグミ梅マニア)、リリス(テーザーガンの悪魔)、断頭台のアウラ(白餅の悪魔)、杉下 右京(写真の悪魔)、狛枝 凪斗(時計の悪魔)、石神 千空(酸素の悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、楠木 正成(蛇腹剣の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、綾小路 清隆(アルゴンの悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、御影 玲王(心臓の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、禪院 直哉(洪水の悪魔)、酸賀 研造(チェンソーマン第1部の単行本の悪魔)、溶ける愛(トップバリュベストプライスの豆腐の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、獪岳(M1A2エイブラムス(主力戦車)の悪魔)
重傷者リスト: なし
チーミング: 石神 千空&綾小路 清隆、三日月・オーガス&楠木 正成
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾の悪魔)、獅子堂 イズミ(コモドドラゴンの悪魔)、不死鳥 マルコ(津波の悪魔)
今回はここまで ありがとうございました
エミュがおかしかったら指摘しろ…鬼龍のように
- 47二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:39:29
オツカレーッ
"AFO"が"墓石"!?
リラックスできませんね - 48二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 23:44:22
オツカレーッ
まだ出てない強能力がどうなるか楽しみですね…ガチでね - 49二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 03:55:34
御保守だぁッ
- 50二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 12:08:05
保守っ
- 51二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 14:01:03
- 52二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 22:05:55
保守だあっ
- 53バトロ渡哲也25/11/09(日) 22:49:44
○4ターン目
イベント1(戦闘)悪魔王子&リリス vs 禪院直哉(河原)
月明かりが河原の冷たい水面を照らし、三者の緊張感が空気を切り裂いた。悪魔王子(日本刀)とリリス(テーザーガン)の前に、禪院直哉(洪水)が苛立ちを隠さずに立ちはだかる。直哉は洪水の悪魔の能力を発動させ、空気中の水分を凝縮し、激しい水の渦を生み出した。
禪院直哉「早いとこ、お前らを片付けて悪魔を満足させなあかんのに、手間かけさせるなや」
悪魔王子「それはご愁傷様。代価を奪わせてまで悪魔の力に頼る気は俺にはないんだ。」
悪魔王子は悪魔からの代償の提案を飄々と拒否し、日本刀の悪魔の力は使わないまま、己の格闘術のみで戦う。強靭な肉体から繰り出される連続の打撃が、水の渦の先端を強引に叩き潰そうとする。
リリス「王子!悪魔の力が不安定になるのは困るわ。ここはアテシの力で援護する」
リリスはテーザーガンの悪魔の力を放つが、直哉は水の渦の裏に隠れて回避する。悪魔王子の肉弾戦の勢いに押し負け、洪水の渦を破られた直哉は舌打ちをし、深追いを避けて素早くその場から退いた。
禪院直哉「チッ…運がええだけや」
悪魔王子「…まあ、悪くない協力だ」
リリスは王子の評価に満足げな表情を見せるが、彼らの間にある協力は互いの生存のための道具としての関係から始まったばかりだった。
(禪院直哉、撤退!)
- 54バトロ渡哲也25/11/09(日) 22:51:41
イベント2(交流)千空&綾小路の科学的考察(研究施設)
薄暗い研究施設の一室で、石神千空(酸素)と綾小路清隆(アルゴン)は、酸素とアルゴンという気体の悪魔の能力を活用する戦略を練っていた。
石神千空「俺の酸素の悪魔は、大気中の酸素を自在に操れる。これを使えば、瞬時に空気を特定の場所から奪う、窒息戦法も可能だ」
綾小路清隆「酸素濃度を下げれば、それは有効な攻撃手段だ。俺のアルゴンは防御に徹する。気体化して不可視・不可触の状態を維持し、お前の安全を確保する」
石神千空「呼吸の記憶を捧げた代償?そんなもん、理論で克服できる。俺の生存とはすなわち科学の勝利だ。100億点だ」
綾小路清隆「俺の目的は生存だ。千空、お前の知識と能力はそのための最善のツールだ。協力する」
二人の間には、感情ではなく純粋な合理性に基づいた強固な論理の絆が深まっていた。
イベント3(内心)獪岳の苛立ち(森林)
鬱蒼とした密林の奥で、獪岳(戦車)は自身の力を発揮できない環境に焦燥を募らせていた。悪魔王子を避けるために選んだ場所が、戦車の悪魔の能力の足枷となっている。
獪岳「チッ、こんな邪魔な木ばっかりの場所じゃ、俺の戦車がただの鉄の塊じゃねぇか!逃げ回るしかねぇ弱者じゃねぇんだよ、俺は!」
苛立ちから地面を蹴りつけるが、戦車の足跡はすぐに消え、怒りだけが残った。獪岳は自身の強さを証明するため、次は必ず遮るもののない開けた場所へ向かい、弱者を狩ることを決意する。
獪岳「次は、確実に潰せる奴を探す…誰でもいい、俺の踏み台になれ!」
- 55バトロ渡哲也25/11/09(日) 22:53:25
イベント4(交流)レミリア&御影の協力関係構築(ホテル)
豪華だが煤けたホテルの一室。レミリア・スカーレット(閃光弾)は、御影玲王(心臓)に自身の戦闘の優位性を説いていた。
レミリア・スカーレット「妾の閃光弾の悪魔の力は最強よ。玲王、貴様の能力は有用だが、妾の力あってこそ。妾に従うことが、貴様が生き残る唯一の道だと知るがよい」
御影玲王「わかってるって、レミリア。俺の心臓の悪魔の力は、お前の能力をフルパワーで使わせるためのエネルギー源だ。遠慮なく使え」
レミリア・スカーレット「ふん、その従順さは悪くないわ。貴様が道具として優秀であれば、妾も貴様を守ってやろう」
自分の契約悪魔は一人で生き残るには心もとないと考えた御影は、レミリアの支配的な態度を受け入れた。互いの能力の利用という点で利害が一致した、奇妙にバランスの取れた協力関係が築かれた。
- 56バトロ渡哲也25/11/09(日) 22:54:47
イベント5(探索と内心)トラファルガー・ローの治療スペース探索(廃墟)
トラファルガー・ロー(仮面)とイシュタル(星々)は、崩壊した廃墟の中で、負傷者を治療するための空間、治療スペースを探していた。イシュタルは星々の悪魔の力で、広域に重力の波動を送り、周囲の構造を把握しようと試みる。
イシュタル「ロー、この下に、人工的な空間の歪みを感じるわ。治療スペースはここの地下よ。貴方の判断は?」
トラファルガー・ロー「…油断すんな、イシュタル。治療の場所は今後の生存に不可欠だ。お前の索敵は助かる。だが、敵の襲撃も念頭に入れろ」
イシュタル「わかってるわ。でも、早く安全を確保しなければ、生きて残れないもの」
ローはイシュタルの能力を戦略的に利用しつつ、仮面の奥で冷徹な判断力を保ち続ける。二人の間の戦略的な信頼は着実に深まっていた。
生存者リスト: 間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)、リリス(テーザーガンの悪魔)、断頭台のアウラ(白餅の悪魔)、杉下右京(写真の悪魔)、狛枝凪斗(時計の悪魔)、溶ける愛(豆腐の悪魔)、石神千空(酸素の悪魔)、綾小路清隆(アルゴンの悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、御影玲王(心臓の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、楠木正成(蛇腹剣の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、禪院直哉(洪水の悪魔)、獪岳(戦車の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、酸賀研造(単行本の悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)
重傷者リスト: なし
チーミング: 悪魔王子&リリス、狛枝&溶ける愛、石神千空&綾小路清隆、レミリア・スカーレット&御影玲王、三日月・オーガス&楠木正成、トラファルガー・ロー&イシュタル
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾)、獅子堂イズミ(コモドドラゴン)、不死鳥マルコ(津波)
- 57バトロ渡哲也25/11/09(日) 22:57:26
○5ターン目
イベント1(戦闘)アウラ&右京 vs 酸賀(森林)
湿った土の匂いが立ち込める森林で、断頭台のアウラ(白餅)と杉下右京(写真)は、酸賀研造(単行本)と不意に遭遇した。酸賀は敵意を剥き出しにし、懐から取り出した単行本を広げる。
酸賀研造「邪魔だ。道を開けろ。それか、死にたくなければ、俺の支配下に入れ」
アウラ「偉そうに言ってくれるじゃないか!私が貴様に従うわけないだろう!」
アウラは白餅の悪魔の能力を発動させようとするが、悪魔が要求する『自尊心』という代価の重さに、一瞬、動きを止める。
アウラ「くっ…自尊心だけは、何があっても捧げたくないわ。私の存在を形作っているものを失ったら、私でいる意味がないじゃない」
右京「アウラさん、いけませんよ!その迷いが隙を生み出します!ここは僕がお力添えを」
右京は写真の悪魔の能力で酸賀を撮影し、数分間酸賀の存在を周囲から忘れさせようと試みた。しかし、酸賀は単行本のページを飛び散らせ、右京を狙う。
酸賀研造「俺を忘れさせる?馬鹿なマネをするな。喰らえ、『焼却』!」
右京「これはまずいですねぇ!アウラさん、ひとまず退避して体勢を整えるのが得策ではないでしょうかねぇ!」
アウラ「チッ…仕方ないわね!覚えてなさい、貴様!」
自尊心を失うことを拒絶したアウラは能力を出し惜しみ、右京の冷静な判断に従い、森林の奥へと素早く退いた。
(アウラ&右京、撤退!)
- 58バトロ渡哲也25/11/09(日) 22:58:58
イベント2(戦闘)リゾット vs ロックス(森林)
鬱蒼とした森の、開けた一角。リゾット・ネエロ(影)はロックス・D・ジーベック(隕石)と遭遇し、即座に影の悪魔の能力を発動させた。リゾットは1ターン目にシマキンの死体を代価として捧げているため、悪魔の力を使う際に精神的な苦痛を感じることはない。
リゾット・ネエロ「…邪魔だ。消えろ。俺にとって貴様は道を塞ぐ石にすぎん」
ロックス・D・ジーベック「ヴォハハ!石だと?俺の力は隕石だ!宇宙から降ってきた、全てを破壊する災厄よ!テメェの影ごと吹き飛ばしてやらぁ!」
ロックスは隕石の悪魔の能力を全力で発動させ、触れた地面や木々が高熱を帯びて一瞬で炭となり、周囲を問答無用で破壊し尽くす。リゾットは影から影へと潜行し、熱と質量の波を回避する。
リゾット・ネエロ「…馬鹿げた力だ。あの男は代価を恐れず、底の見えないリソースを消費している。今、この男と正面からやり合っても消耗するだけだ。撤退が最善」
リゾットは冷静な判断を下し、深追いをせず、自身の影へと潜行したままその場を離れた。
(リゾット・ネエロ、撤退!)
- 59二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 22:59:21
あっ酸賀はもうちょっとおちゃらけた感じの話し方でヤンス
指摘ごめんなあっ - 60バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:01:01
イベント3(交流)狛枝&溶ける愛の狂気の絆(研究施設)
研究施設の薄暗くて冷えた一室。狛枝凪斗(時計)と溶ける愛(豆腐)は静かに話し合っていた。
溶ける愛「ねえ、狛枝くん。このゲームで、貴方は何を目標にしているの?」
狛枝凪斗「ボクはね、溶ける愛ちゃん。キミのような弱者を踏み台にして、誰かの『絶対の希望』が輝く瞬間を見たいんだ。そのためなら、ボクは時計の悪魔に命を捧げても構わないよ」
溶ける愛「代償によって、貴方は『時』を感じられなくなるわ。それでも、貴方のいう希望は、その代償に見合うの?」
狛枝凪斗「もちろんだよ。だって、ボクは所詮踏み台で、絶望の象徴だ。キミの能力、溶ける愛の悪魔の力で、ボクという絶望を溶かしてくれるなら、それは最高の幸運だろう?」
狛枝の言葉に潜む狂気と献身的な希望への愛に、溶ける愛は背筋に冷たい感覚を覚えるが、同時にこの歪な関係が自身の生存に必要なものだと理解していた。
- 61バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:03:14
イベント4(交流)楠木正成&三日月・オーガスの連携強化(河原)
河原の冷たい風が吹き抜ける中、三日月・オーガス(象)と楠木正成(蛇腹剣)は今後の戦闘を想定した連携の訓練を開始した。楠木は三日月の戦闘スタイルを観察し、対等な立場から提言をする。
楠木正成「三日月殿の象の悪魔の力は、破壊に特化した突進が主。しかし、接近戦の小回りが効かぬのが弱点となる」
三日月・オーガス「そうだな。小回りはきかない。でも、俺は突っ込む。その隙を、お前が埋めるんだろ?」
楠木正成「心得た。我の蛇腹剣は、柔軟な伸縮とトリッキーな動きが可能。貴殿の破壊の一歩となり、貴殿の背中を守る剣となりましょう」
楠木は腕の筋力を代償に払うリスクを背負いながらも、三日月の圧倒的な破壊力を活かす戦術を編み出す。互いの能力を理解し、役割を補いあう二人の間には、対等な協力という確かな絆が芽生えていた。
- 62バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:04:48
イベント5(単独行動と内心)臓硯の策謀(食料保管庫)
タフグミ梅マニアの悪魔と契約した間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)は、イズミを倒した食料保管庫で、悠然と食料の吟味を行っていた。
間桐臓硯「儂のタフグミの能力は近接では無敵。じゃが、代償として理性の一部を食欲という本能に変えたせいか、腹が減ってどうにもならんわい」
臓硯はタフグミの粘液で床をねばねばにし、敵の侵入を防ぐ簡易な罠を張りながら、冷徹な目でゲームの全体像を見据える。
間桐臓硯「儂はまだ、このゲームの結末を見届けるのだ。そのためには、儂の身を犠牲にする愚は犯さん。悪魔の代価も、死体を捧げて理を保つ…これが最善じゃ」
食欲に支配されかける本能と、それを理性で抑え込む狡猾さが、彼の老いた瞳の奥に交錯していた。
- 63バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:08:08
イベント6(戦闘)レミリア&御影 vs 獪岳(森林)
森林の開けた空間で、レミリア・スカーレットと御影玲王は獪岳の奇襲を受けていた。獪岳は戦車の悪魔の力で変身し、砲撃と突進を繰り出していた。
獪岳「チッ、この女、鬱陶しい!閃光ばっかで肝心な一撃がねぇ!」
閃光弾の悪魔の力を使い続けたレミリアは、代償である羞恥心に襲われ、全身から力が抜けていくのを感じていた。
レミリア・スカーレット「く…っ!この代償…身体が思うように動かない…!」
御影玲王は、このままでは協力者を失うと判断し、戦略的な目的のため、契約悪魔の力を使うことを決意する。彼の顔は一瞬、苦痛に歪んだ。
御影玲王「レミリア、これ使え!ここで死なれちゃ、俺の計画が狂うんでな!」
御影は自身の心臓を引き抜き(心臓の悪魔の能力)、それを即座にレミリアの胸に埋め込んだ。レミリアの体は瞬間的に爆発的な力に満たされ、代償の苦痛が一瞬だけ押しのけられた。
レミリア・スカーレット「な…にこれ…!体が軽い…力が漲る…!」
向上した身体能力でレミリアは、獪岳の砲撃を紙一重で回避し、閃光弾の連射で戦車の視界を奪う。獪岳は激昂し、標的を御影に切り替えた。
獪岳「テメエが本体か!このクソ野郎!」
戦車の突進が御影の細身の体を直撃し、御影の胴体は大きく歪む。しかし、血液が流れることはなく、折れた骨が擦れる嫌な音だけが響いた。御影の体は心臓を失ったことでゾンビのような状態に変化し、攻撃を受けても致命傷にならない不死身の肉体となっていた。
御影玲王「ちっ…効いてねぇよ。お前の攻撃は、俺には届かねぇ。そして、俺が死なない限り、レミリアは最強だ」
- 64バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:10:59
その隙に、身体能力が向上したレミリアが繰り出した強力な閃光が、戦車の弱点である装甲の継ぎ目を正確に捉えた。衝撃で体を弾かれた獪岳は、これ以上の戦闘は無意味と判断した。
獪岳「くそが!命を削る価値もねぇ…撤退だ!」
獪岳は体を反転させ、轟音を立てながら森の中へ逃げていった。
戦闘後、御影は自らの心臓をレミリアの体から抜き取り、痛々しい手つきで元の位置に戻した。その姿は満身創痍だったが、レミリアはその献身に驚きと、僅かな信頼を感じていた。
レミリア・スカーレット「貴方…まさか、そこまでして私を守るなんて…ね。戦略のためだとはいえ、感謝するわ」
御影玲王「言っただろ。俺の目的を邪魔する奴はいらねぇ。お前はまだ使える。俺に協力してれば、死なねぇよ」
御影の言葉は冷たいが、その行動は二人の間に「命を預けあう」という強固な結束を築き上げた。(レミリア&御影、チーミング開始)
心臓の悪魔の能力:
自身の心臓を他者の身体に埋め込み、対象の身体能力を一時的に向上させる。心臓を埋め込んだ他者が致命傷を受けると、自分が代わりに死ぬ。心臓を他者に埋め込んでいる間は、自分の体はゾンビのような体の状態になるため、身体能力は落ちるものの自分自身の体をどれだけ攻撃されても死なない。ただし欠損部位は修復されない。
- 65二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 23:12:04
獪岳大丈夫?対価を渡せないまま切羽詰まってそうだけど
- 66バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:13:56
生存者リスト: 間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)、リリス(テーザーガンの悪魔)、断頭台のアウラ(白餅の悪魔)、杉下右京(写真の悪魔)、狛枝凪斗(時計の悪魔)、溶ける愛(豆腐の悪魔)、石神千空(酸素の悪魔)、綾小路清隆(アルゴンの悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、御影玲王(心臓の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、楠木正成(蛇腹剣の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、禪院直哉(洪水の悪魔)、獪岳(戦車の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、酸賀研造(単行本の悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)
重傷者リスト: なし
チーミング: 悪魔王子&リリス、狛枝&溶ける愛、石神千空&綾小路清隆、レミリア・スカーレット&御影玲王、三日月・オーガス&楠木正成、トラファルガー・ロー&イシュタル、断頭台のアウラ&杉下右京
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾)、獅子堂イズミ(コモドドラゴン)、不死鳥マルコ(津波) - 67バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:16:58
6ターン目
イベント1(戦闘)石神千空&綾小路清隆 vs 狛枝凪斗&溶ける愛(研究施設)
薄暗い研究施設の広間で、石神千空(酸素)と綾小路清隆(アルゴン)は、狛枝凪斗(時計)と溶ける愛(豆腐)と激突した。石神は、戦闘中に酸素の悪魔の力を論理的に解析し、新たな戦術を編み出す。
石神千空「理論通りだ!液化酸素の瞬間生成、これが俺たちの対必殺兵器だ。極低温の酸素はあらゆる物質を脆くする。100億点だ!」
狛枝は時計の悪魔の力で時間を遅延させ、溶ける愛の豆腐の悪魔の身体を不安定にして、周囲の空間を歪ませようと試みる。
狛枝凪斗「キミたちの科学も面白いね!でも、この絶望的な状況が、ボクに『希望』をもたらすんだよ!」
溶ける愛は狛枝のそばにいることへの執着から能力を暴走させるが、その歪みが石神の液化酸素の精密な攻撃を妨害する。石神は液化酸素を広範囲に散布し、溶ける愛の身体を脆化させて動きを封じた。
狛枝凪斗「ああ…美しい絶望だ。これを乗り越える希望を見せてくれよ!悪魔よ、ボクの全ての人生の記憶を代償に捧げる!この刹那に、キミに最大の幸運をもたらせ!」
狛枝は悪魔に人生の記憶という重い代価を捧げる。その力は暴走し、狛枝の『幸運』が研究施設を覆う。綾小路はアルゴンの防壁を最大限に展開し、石神を守る。
綾小路清隆「これ以上は、生存という目的に反する。千空、能力の理解は深まった。撤退する」
石神千空「フン。液化酸素の応用はロックスの隕石にも使える。今日の収穫は悪くねえ。撤退だ!」
戦闘は死者を出さず終結したが、狛枝は代価によって精神が不安定になり、溶ける愛との絆に大きな亀裂が入り始めた。石神と綾小路は能力の確信を得た。
- 68バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:21:20
イベント2(戦闘)アウラ&右京 vs 楠木&三日月(森林)
鬱蒼とした森林の奥。断頭台のアウラ(白餅)と杉下右京(写真)は、三日月・オーガス(象)と楠木正成(蛇腹剣)と対峙した。
断頭台のアウラ「邪魔よ!悪魔、私に力を貸しなさい!…チッ、私の自尊心なんて、誰にも奪わせないわ!」
アウラは悪魔の力を使うたびに要求される代価(自尊心)を断固として拒否し、不完全な白餅の力で戦う。楠木は三日月の突進の道を開けるために、蛇腹剣でアウラの足場を崩す。
楠木正成「三日月殿、行け!御身の前進こそ、我が取るべき道!」
三日月・オーガス「ああ!」
三日月の象の悪魔の突進がアウラに向かう。アウラは悪魔の誘いを最後まで拒み、誇りを守る最悪の決断を下した。
断頭台のアウラ「悪魔の奴隷になんて許せないじゃない!白餅の悪魔!全てを硬直させて、粉砕しろ!」
アウラは自らの白餅の身体を超低温で瞬時に硬直させ、三日月の突進の正面に立ちはだかる巨大な質量の塊となる。楠木はとっさに三日月をかばい、その衝撃の直撃を受けた。
三日月・オーガス「楠木!」
アウラの氷塊は三日月の突進で粉砕され、楠木の身体もその衝撃で内側から引き裂かれた。アウラと楠木は共に死亡した。
杉下右京「アウラさん…楠木さん…これは、痛ましい事件ですねぇ。」
右京は写真の悪魔の代価として過去の功績の記憶を捧げ、その場の全ての者の意識から数分間自身の存在を消し、静かに森を後にした。
(断頭台のアウラ、楠木正成、死亡!)
アウラと右京ってそこまで仲間意識なかったんスかね
- 69二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 23:22:13
(右京さんのコメント)僕としたことが…!
- 70バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:23:07
イベント3(交流)悪魔王子&リリスの交流(ゲームセンター)
ゲームセンターにて、悪魔王子(日本刀)はシャドーボクシングをしていた。リリス(テーザーガン)は、その鋭い横顔を見つめ、意を決して問いかける。
リリス「ねえ、王子。貴方はどうして悪魔を使わずに戦おうとしたの?アテシたち悪魔と契約した人間なんて、皆、心を削られる運命じゃない」
悪魔王子「俺の目的は、生き残るという瑣末な事じゃないからな。このゲームで勝ち残って、俺の力が最強だと証明することだ」
リリス「証明?誰に?貴方は誰かに認められたいの?」
リリスの真剣な眼差しに、悪魔王子は僅かに間を置いた。彼が己の目的の核心を話すのは初めてだ。
悪魔王子「…俺は『悪魔を超えた悪魔』の息子だ。パパに認められるためには、俺の力が最強であることを示さないといけない。このワルプルギスの夜で自分の拳で生き残れば、まさしくパパの後継者としてふさわしいって言えるだろ?」
リリス「…『悪魔を超えた悪魔』の息子、ね。へえ。…アテシが見てる貴方は間違いなく強いわ。でも、貴方って初対面だと冷酷に見えたけど意外と協調性があるわよね。もしかして、その冷酷さってパパの後継者としての演出だったりして。それならアテシも少しの間アンタに協力してあげるわ。」
悪魔王子「勝手にしろ。」
悪魔王子は再び無言で刀を磨き始めるが、その眼差しは先ほどよりもわずかにリリスに向けられていた。二人の間には、初めてプライベートな領域に踏み込んだ、わずかな絆が芽生え始めていた。
- 71バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:25:35
イベント4(交流)トラファルガー・ロー&イシュタルの戦略会議(治療スペース)
確保された治療スペースで、トラファルガー・ロー(仮面)とイシュタル(星々)は周辺の状況を分析していた。
イシュタル「貴方の用意したこの空間は完璧ね。星々の悪魔の力で重力の波を送り、索敵を続行するわ。この治療スペースは、私たちの生存の要よ」
トラファルガー・ロー「…油断は禁物だ。イシュタル、お前の能力は索敵に不可欠だが、広域に能力を使う際は、常に敵に居場所を知られるリスクを考慮しろ。お互い、戦略的に動く」
イシュタル「心得たわ、ロー。私はこの力で、貴方がこのゲームを支配するための星となりましょう」
ローは冷静に戦略を練り、イシュタルはその戦略を絶対の信頼をもって実行する。二人の間には、互いの能力と判断力を認め合う戦略的な絆が深まっていた。
生存者リスト: 間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)、リリス(テーザーガンの悪魔)、杉下右京(写真の悪魔)、狛枝凪斗(時計の悪魔)、溶ける愛(豆腐の悪魔)、石神千空(酸素の悪魔)、綾小路清隆(アルゴンの悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、御影玲王(心臓の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、禪院直哉(洪水の悪魔)、獪岳(戦車の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、酸賀研造(単行本の悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)
重傷者リスト: なし
チーミング: 悪魔王子&リリス、狛枝&溶ける愛(絆不安定化)、石神千空&綾小路清隆(絆強化)、レミリア・スカーレット&御影玲王、トラファルガー・ロー&イシュタル
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾)、獅子堂イズミ(コモドドラゴン)、不死鳥マルコ(津波)、断頭台のアウラ(白餅)≪三日月&楠木(道連れ)≫、楠木正成(蛇腹剣)≪アウラの自爆を三日月から守り死亡≫
- 72バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:30:29
7ターン目:激戦と献身
イベント1(戦闘)ロー&イシュタル vs リゾット(廃墟)
トラファルガー・ロー(仮面)とイシュタル(星々)は、廃墟の影に潜むリゾット・ネエロ(影)と激突した。イシュタルは星々の悪魔の力で重力を操り、影の中のリゾットを直接圧殺しようと試みる。
イシュタル「貴様のような薄汚い影の鼠が、この女神の力から逃れられると思うか?星々の悪魔!重力を加え、潰してしまえ!」
しかし、リゾットは影の悪魔の能力(影への潜行)により、重力の影響を受けない。リゾットはイシュタルの能力の弱点を冷静に見抜いていた。
リゾット・ネエロ「影に潜った俺に、ただの重力は無意味だ。」
リゾットは影のダミーを使ってイシュタルの死角から攻撃を仕掛け、イシュタルの体勢を崩させる。イシュタルが重力の集中を解いた一瞬、リゾットの本体が影から現れ、イシュタルに重い一撃を食らわせた。イシュタルは崩れ落ち、重傷を負う。
イシュタル「ぐっ…私が…この程度の者に…」
リゾット・ネエロ「終わりだ。悪魔のゲームにおいて、弱者に慈悲はない」
リゾットがとどめを刺そうと動く瞬間、ローが決死の反撃に出る。
トラファルガー・ロー「(俺の仮面の悪魔は攻撃性能が低いのが弱点だが、それはコイツの影の悪魔にも言えたことだ。それなら、弱体化したオペオペの実でも十分戦える!)」
ローは能力で空間を切断し、リゾットの追撃を意図的に外させると、即座にイシュタルの体を抱え上げる。
トラファルガー・ロー「逃がさねぇぞ、リゾット。『ガンマナイフ』!」
- 73バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:31:40
- 74バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:34:10
イベント2(戦闘)ロックス vs 禪院直哉(河原)
河原の開けた空間で、ロックス・D・ジーベック(隕石)と禪院直哉(洪水)が衝突した。直哉は広大な河原を利用して洪水の悪魔の力を展開し、ロックスを水没させようと試みる。
禪院直哉「くそ、この河原で水を集めりゃ、俺の勝ちや!洪水の悪魔!全てを押し流せ!」
直哉は高速で突進し、大量の水をロックスに叩きつけるが、ロックスはその程度の攻撃に頓着しない。
ロックス・D・ジーベック「ガキの水遊びか!そんな命を惜しむような攻撃で、俺が止められるとでも思ったか!隕石の悪魔!最大の威力で、この河原ごと吹き飛ばせ!」
ロックスは睡眠の代償を一気に捧げ、致死的なリスクを顧みず、超巨大な隕石を召喚する。その圧倒的な質量と熱は、直哉の洪水を蒸発させ、地面をクレーターに変えた。投射呪法が弱体化した直哉は、隕石の直撃を避けられず、その凄まじい破壊力の前になすすべなく撃破された。
(禪院直哉、死亡!)
- 75バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:35:41
イベント3(交流と絆の深まり)ローのイシュタル治療(治療スペース)
ローは重傷を負ったイシュタルを確保した治療スペースに運び込む。彼は自身の仮面の悪魔の力の代価(顔への執着)を恐れず、イシュタルを助けることを最優先した。
イシュタル「ロー…やめなさい。その力は貴方の命を削るでしょう。私など見捨てて、貴方は生きるべきだ」
トラファルガー・ロー「馬鹿なことを言うな。オペオペの能力は弱体化しているが、ここでお前を見捨てる理由は、俺には存在しない」
ローは弱体化したオペオペの悪魔の力で、イシュタルの治療を開始する。傷は深く、通常なら数秒で終わる手術も、今は長時間の集中を要する。ローは無防備な状態を晒しながらも、治療を諦めない。イシュタルはその献身に触れ、ローへの絶対的な信頼を固めた。
イシュタル「…わかったわ。貴方の決意、しかと受け止めた。この命、貴方の為に使いましょう。貴方こそ、私が見初めた王だわ」
二人の間には、戦略的な協力関係を超えた肉体的献身と絶対的な信頼に基づく強固な絆が深まった。
- 76バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:37:10
イベント4(単独行動と内心)間桐臓硯の策謀(食料保管庫)
間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)は、食料保管庫で新たな食料を調達しながら、情報の収集を行っていた。
間桐臓硯「ロックスの奴、また派手な真似をしおった。全く、命を惜しまぬ愚かさよ。儂のタフグミの能力は打撃には無敵じゃが、遠距離攻撃には脆弱…」
臓硯は食欲という本能と戦いながら、常に最も合理的な生存戦略を追求する。彼の目は、自分の能力の弱点を突かない相手、特に近接戦闘主体の参加者を選別していた。彼は次の獲物として、直哉の死で空いた河原という開けた場所で活動している参加者を標的に定めた。
生存者リスト: 間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)、リリス(テーザーガンの悪魔)、杉下右京(写真の悪魔)、狛枝凪斗(時計の悪魔)、溶ける愛(豆腐の悪魔)、石神千空(酸素の悪魔)、綾小路清隆(アルゴンの悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、御影玲王(心臓の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、獪岳(戦車の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、酸賀研造(単行本の悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)
重傷者リスト: イシュタル(星々の悪魔)
チーミング: 悪魔王子&リリス(交流深まり)、狛枝&溶ける愛(絆不安定化)、石神千空&綾小路清隆(絆強化)、レミリア・スカーレット&御影玲王(連携強化)、トラファルガー・ロー&イシュタル(絆深まり)
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾)、獅子堂イズミ(コモドドラゴン)、不死鳥マルコ(津波)、断頭台のアウラ(白餅)、楠木正成(蛇腹剣)、禪院直哉(洪水)≪ロックス≫
- 77バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:39:08
第8ターン
イベント1(戦闘・死亡)臓硯 vs 杉下右京(図書館/情報収集エリア)
図書館の静寂の中、杉下右京(写真)は文献を漁りながら、不可解な死を遂げた者たちの共通点を探っていた。しかし、彼は写真の悪魔との契約の代償である「過去の功績に関する記憶の喪失」により、過去の成功体験からくる危険予知の感覚を失っていた。
杉下右京「どうにも腑に落ちませんねぇ。彼らの死には全て、不可解な粘着質の痕跡が残っています」
床に這わされた間桐臓硯(タフグミ梅マニア)の粘液の罠を、右京は警戒することなく踏み込んでしまう。足を取られた右京に、臓硯の本体が梅グミの塊となって襲いかかる。
間桐臓硯「儂のタフグミは打撃を無効化するが、拘束力も一級品じゃ!この『ねばねば』がわからなかったようじゃのう、探偵殿!」
右京は写真の悪魔の力で臓硯の存在を一瞬忘れさせようとするが、臓硯は悪魔の力で強化された本能で反応し、粘液の塊で右京の口と鼻を塞ぐ。右京の細身の体は粘着力に抗する術がなく、ゆっくりと窒息に追い込まれた。
杉下右京「ぐ…は…!(なんてことだ…この感覚…思い出せない…僕の経験が…!)」
臓硯は冷酷に笑い、右京が息絶えるのを見届けると、即座にその死体を悪魔に捧げた。
間桐臓硯「ふぉっふぉっふぉ。これでまた、儂の理性は保たれたわ。愚かな探求心よ」
(杉下右京、死亡!≪間桐臓硯≫)
- 78バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:40:47
イベント2(交流・戦略的連携)レミリア&御影の会話(情報収集エリア)
レミリア・スカーレット(閃光弾)と御影玲王(心臓)は、獪岳を退けた後、人目を避けた情報収集エリアの隅で話していた。レミリアは、先の戦いで自らの命を懸けた御影の行動について問い質す。
レミリア・スカーレット「あんた、私のために心臓まで差し出すなんて、どうかしてるわ。命を粗末にしてどうするつもりなの?」
御影玲王「粗末にしてねぇよ。あれは最善の投資だ」
レミリア・スカーレット「投資?命のやり取りを投資だなんて。あんたは一人でも十分戦えるでしょ。危険を冒してまで私と組む理由がわからないわ」
御影玲王「ああ、一人でも戦える。だが、一人じゃこのデスゲームの勝者にはなれない。俺の能力は模倣とサポートだ。自分自身にはない『才能』を見つけ、それを活かすための『最高の相棒』が必要なんだよ」
御影玲王「俺が一番輝ける場所は、『他人を輝かせる場所』だ。今、お前のことを俺なら輝かせられるって直感してるんだ。なら、お前を潰されるわけにはいかねぇだろ」
レミリア・スカーレット「…ふん。変わった男ね。でも、嫌いじゃないわ」
レミリアは御影の戦略的な献身と、過去を背負った上での「相棒」への渇望を理解し、二人の絆はさらに深まった。
(レミリア&御影、絆強化)
- 79二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 23:41:10
タフグミ爺がこんなに強いだなんてワタシは聞いてないよっ
- 80バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:44:01
イベント3(交流・不安定化)悪魔王子&リリスの動揺(廃墟)
廃墟の影で、悪魔王子(日本刀)とリリス(テーザーガン)は静かに情報を整理していた。リリスはテーザーガンの代償である「平衡感覚の喪失」に苦しんでいた。悪魔王子はまだ共感性を失っていないため、彼女の苦痛を理解し、内心で動揺する。
リリス「う…アテシ、まっすぐ歩けないの。フラフラして、すぐに地面に吸い込まれそうだよ。王子様、どうしよう」
悪魔王子「…無理をするな。悪魔の力を使わなければ、この苦痛は薄れるはずだ」
リリス「そんなのわかってるよ!でも…生きていくには仕方ないじゃん!アテシの気持ち、全然わかってないでしょ!」
リリスは悲しげに叫ぶが、悪魔王子はどう言葉をかけていいかわからず、ただ見つめることしかできない。彼は共感しているからこそ、彼女の苦痛が自分の中で無力感に変わるのを感じていた。
リリス「…ふん。ま、いいや。アテシは貴方を信じているよ。だから、アテシも頑張る」
悪魔王子は共感の苦痛に耐えながら、リリスの強い意志に絆を感じるが、同時に「この苦痛がいつか自分を弱らせる」という不安を抱き始めた。
- 81バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:45:18
イベント4(交流・準備)千空&綾小路の連携(研究施設)
研究施設の一室で、石神千空(酸素)と綾小路清隆(アルゴン)は次の戦闘に備えていた。千空は酸素の悪魔、綾小路はアルゴンの悪魔の代償を理論的に克服しながら、科学的な連携を深めている。
石神千空「さて、次の標的はロックスか、それとも獪岳か。どう転んでも、俺らの戦術にブレはねぇ」
綾小路清隆「その点に異論はない。ロックスの隕石は質量が問題だが、酸素とアルゴンの連携で、確実に環境を操作できる」
千空は酸素の悪魔の力を使い、液体酸素を瞬間的に生成し、次の作戦のシミュレーションを行う。綾小路はアルゴンの悪魔の力で自身を気体化し、千空の視界の死角から情報を提供する。
石神千空「最高だな、綾小路。てめぇの『不可視・不可触』のアルゴンと、俺の『燃焼・酸化』の酸素。これこそ科学の勝利だ」
論理に裏打ちされた二人の絆は、より強固なものとなった。
生存者リスト: 間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)、リリス(テーザーガンの悪魔)、狛枝凪斗(時計の悪魔)、溶ける愛(豆腐の悪魔)、石神千空(酸素の悪魔)、綾小路清隆(アルゴンの悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、御影玲王(心臓の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、獪岳(戦車の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、酸賀研造(単行本の悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)
重傷者リスト: イシュタル(星々の悪魔)
チーミング: 悪魔王子&リリス(交流深まり)、狛枝&溶ける愛(絆不安定化)、石神千空&綾小路清隆(絆強化)、レミリア・スカーレット&御影玲王(連携強化)、トラファルガー・ロー&イシュタル(絆深まり)
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾)、獅子堂イズミ(コモドドラゴン)、不死鳥マルコ(津波)、断頭台のアウラ(白餅)、楠木正成(蛇腹剣)、禪院直哉(洪水)≪ロックス≫、杉下右京(写真の悪魔)
- 82二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 23:47:34
TOUGHグミ…すげぇ 爺の賢さも相まって下馬評に反して割と強いし
- 83バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:48:55
第9ターン
イベント1(戦闘)(荒廃した大都市)
瓦礫と化した超高層ビル群が、夕暮れの空を黒いシルエットで縁取っていた。レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)は、相棒の御影密(心臓の悪魔)の背中に隠れるように、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)と対峙していた。レミリアは能力の代価で体力が落ちた状態だが、御影の胸には彼女の心臓が埋め込まれており、その生命力は一時的に強化されている。しかし、レミリア自身は今や心臓を失ったゾンビのような体であり、動きは緩慢だった。
AFOは静かに、しかし圧倒的な威圧感を放っていた。彼は、瓦礫を『存在の墓標』として空間に固定し、絶対的な防御を構築している。レミリアの閃光弾では、その固定された防御を崩すことは不能だった。
AFO「君たちは、僕にとって価値ある実験体だった。心臓を捧げる献身。その結末、そしてその先に生まれる『閃光』を見せてみなさい」
AFOは一瞬でレミリアの懐に潜り込み、彼女の胴体に鋭い掌打を打ち込んだ。その瞬間、レミリアの肌は鉛のように黒ずみ、鈍い衝撃音が響く。しかし、ゾンビの肉体は致命傷には至らない。
レミリア「ぐっ…!馬鹿な…」
その直後、戦場から遠く離れた場所にいる御影が、胸を締め付けられるような激痛に襲われ、膝から崩れ落ちた。レミリアの『心臓の悪魔』の能力は、心臓の元の持ち主(レミリア)が致命傷を負うことを防ぐ代わりに、受けた物理的なダメージを心臓が埋め込まれた対象(御影)にフィードバックする性質を持っていたのだ。
AFO「諦めなさい。君たちの『絆』は、僕の『力』の前には無力だ」
御影「か、は…ッ!レ、レミリア…逃げろ!」
- 84バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:50:28
- 85バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:55:39
イベント2(交流・不安定化)(古い図書館)
埃とカビの匂いが充満する、崩れかけた古い図書館。間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)は、人目を避け、巧妙に偽装した情報を古い書架の奥に隠し終えたところだった。彼は、すでに理性の大部分を悪魔の代価として捧げており、悪辣な策略を弄する様は、本能的な快楽に基づいている。
間桐臓硯「お主らの汚い死体を、儂の悪魔への捧げものとさせて貰うわい…ふぉっふぉっふぉ…」
その直後、食料を探しに来た溶ける愛(溶解の悪魔)が、偶然にも臓硯が隠した、狛枝凪斗(時計の悪魔)に関する偽造された極秘情報を発見した。その紙切れには、「時計の悪魔の真の力は、契約者が最も大切にしている者を、最大の『絶望』に変えること。その代価は、契約者の『良心』と『理性』」と書かれていた。
溶ける愛は、その情報を握りしめ、顔色を失った。代価により精神的に不安定になっている彼女は、狛枝の狂人性が時計の悪魔の代価で強まっていた影響もあり、その偽造された情報が真実だと信じ込んでしまう。
溶ける愛「ウソ…そんな、私たちの『希望』は、ただの『絶望』の種だったっていうの…?私が…キミの…」
彼女の心中で、狛枝への疑念と恐怖が肥大する。ちょうどその時、近くの書架の陰から、狛枝の独り言が聞こえてきた。彼は、自身の代価により「絶望的な『希望』への絶対信仰」に囚われ、精神の均衡を完全に失いかけている。
狛枝凪斗「ボクみたいな『絶望』は、誰かの『希望』のための踏み台になれれば、それでいいんだよ。そのためなら、大切な人でも、犠牲にしないとね…」
彼の虚ろな瞳と、狂信的な笑み。溶ける愛は、彼の言葉と偽造された情報が一致したことに、背筋を凍らせた。彼は、自分を『希望』のための『踏み台』として利用し、最終的に裏切るつもりなのだと、彼女は確信した。
溶ける愛「…キミを、生かしておくわけにはいかない。私が、私自身の『希望』を守るために、キミを殺さなくちゃ…」
溶ける愛は、憎悪と悲しみをない混ぜにした決意を固めた。殺 害計画は、静かに彼女の心の中で実行に移され始めた。
- 86バトロ渡哲也25/11/09(日) 23:58:59
イベント3(回復・チーミング)(治療スペース)
ガラス片と錆びた実験器具が散乱する治療スペース。重傷を負い、能力の反動で意識を失っていたイシュタル(星の悪魔)に、トラファルガー・ロー(オペオペの悪魔)が向き合っていた。
ローは、自身の能力であるオペオペの悪魔の力を行使し、イシュタルの体内に残る肉体的な損傷を細部にわたって治療していた。
トラファルガー・ロー「チッ…治療は終わった。だが、俺の能力も弱ってる。動けるようになるまで、まだ時間がかかるぞ」
イシュタル「ん…ロー、」
イシュタルは意識を取り戻し、身体の痛みが引いていることに驚くが、まだ重い体は動かせない。
トラファルガー・ロー「俺は、目的のために利用できる戦力は全て利用する。お前はまだ使える。動けるようになったら、俺に借りがあることを忘れるな」
イシュタル「ふん、相変わらずの傲慢さね。でも、貴方のその技術には感謝するわ。命を救ってくれた借り、返させてもらうわよ」
イシュタルは、重傷を負うことで一時的に能力の代価による精神的な苦痛から解放されていたが、彼女の瞳には、ローに対する戦略的な信頼が芽生え始めていた。
- 87二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 23:59:53
- 88二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:02:31
- 89二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:03:53
おーっ悪魔を鞍替えしてるカスが二人おるやん
- 90二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:04:10
- 91バトロ渡哲也25/11/10(月) 00:04:43
イベント5(交流・チーミングの深化)(野営地)
古びたトラックの荷台を改造した、簡素な野営地。楠木の死後新たに共同で行動することにした三日月・オーガス(象の悪魔)と酸賀研造(鉄の悪魔)は、静かに武器の手入れをしていた。三日月は、視力の一部を捧げた代償により、視界は常にぼやけている。
酸賀 研造「三日月さん、そっちの肉はよく焼けてる。食い過ぎないように注意しろよ。食料は限りがある」
酸賀は、自身の『鉄の悪魔』の能力で、自身の肉体の一部を硬質な鉄に変えながら、三日月の目代わりであるかのように、周囲の状況や三日月の手元を細かく把握していた。
三日月・オーガス「…ああ。あんたがそう言うなら、そうする。楠木は…」
三日月は、亡くなった仲間の名を口にし、言葉に詰まる。
酸賀 研造「…過去を悔やんでも、死んだ人間は戻らない。生きてる奴は、前に進むしかないだろ。俺は、三日月さんの鉄になる。最後まで鉄だ。それが、楠木さんの意志も継ぐことになる」
三日月は、酸賀の静かな決意に、無言で頷いた。その目には、ぼやけた視界とは裏腹に、揺るぎない覚悟の光が宿っていた。
すいません…自分酸賀のおちゃらけた感じってよくわかんないもんで…
うぎゃああああ
- 92二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:07:58
チィッなんだって単行本の悪魔が鉄の悪魔に変わってるんだよヒュンカッカッ
- 93二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:09:37
もうメチャクチャだな
オトン…やっぱり出力するのって大変なんやな… - 94二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:10:36
スヌーカ 笑わせないでくれる
- 95二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:12:10
仮面の悪魔、トップバリュベストプライズの豆腐の悪魔、そしてチェンソーマン第一部の単行本の悪魔だ
いつのまにか鞍替えされたぞ - 96バトロ渡哲也25/11/10(月) 00:13:59
第10ターン:『仮面』の賭けと『希望』の代償
イベント1(チーミング・危機的状況)(旧研究施設の治療スペース)
旧研究施設の治療スペース。トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)は、弱体化しながらもイシュタル(星々の悪魔)の重傷の治療を終えたばかりだった。ローの顔は、まだ仮面で覆われていない。
トラファルガー・ロー「治療は完了したが、動くのはまだ無理だ。俺の能力も、代価を捧げていないせいで限界が近い」
イシュタル「…あなたには借りばかりね。ありがとう、ロー」
その時、ローは施設内の通路から近づいてくる三日月・オーガス(象の悪魔)と酸賀研造(チェンソーマン1部単行本の悪魔)の、重い足音と殺気を感じ取った。
ローは即座に危険を察知し、表情を引き締めた。
トラファルガー・ロー「マズイな。この状態で戦闘は不可能。…お前の命を救うため、俺に付き合え」
ローは、覚悟を決め、悪魔との契約の代価、「顔への執着」を悪魔に捧げる。その代償と引き換えに、彼は即座に仮面の悪魔の力を引き出し、自らの肉体を巨大で威圧的なAFO(墓石の悪魔)の姿へと変身させた。
三日月・オーガスと酸賀研造が警戒態勢で足を踏み入れる。目の前に立ちはだかるのは、圧倒的な巨躯と威圧感を放つ「墓石の悪魔」。
酸賀 研造「…警戒しろ、三日月さん。アレは…『墓石の悪魔』だ」
AFO(変身ロー)は、冷酷で無機質な声で、彼らを牽制した。
AFO(変身ロー)「おやおや、奇遇だね。今は参加者も残っていることだし、消耗するのは得策ではない。僕は休戦を呼びかける」
酸賀は、ローの言葉を疑いの目で見た。
酸賀 研造「怪しいな。アンタが本当に『墓石の悪魔』なら、そこの重傷者(イシュタル)を放置する理由がない。今ここで、その女の息の根を止めろ。さもなければ、俺たちはアンタを偽物とみなし、攻撃する」
- 97バトロ渡哲也25/11/10(月) 00:21:58
ローの心臓が激しく脈打つ。一か八か。彼は仮面の悪魔の『視覚錯覚』の能力と、自身のオペオペの実の能力を連携させた。
AFO(変身ロー)「いいだろう。では、君たちの目の前で、この無価値な実験体を処分してやる」
ローはイチかバチか、仮面の悪魔の力で、イシュタルの右腕全体が、あたかも彼女自身の頭部であるかのように、三日月と酸賀の視覚に強く錯覚させた。その偽装された「頭部」を、ローは切断した。
ロー「(イシュタル、すまない)」
鮮血が床に飛び散る光景に、三日月と酸賀は完全に騙され、ローをAFO本人だと信じ込んだ。
AFO(変身ロー)「これで満足したか。君たちに、僕に牙を向けるだけの力はない。消えなさい」
恐怖と戦慄を覚え、三日月と酸賀は撤退した。
二人が立ち去ると、ローは変身を解き、消耗しきった顔で切断された腕部を弱体化したオペオペの実の能力で止血した。
イシュタル「(息を呑む)…本当にやったのね。首一枚つながるための、芝居だったわけね」
トラファルガー・ロー「静かにしてろ。無駄口を叩く余裕があるなら、大人しく寝てろ。ここでは、俺はお前の腕を接合してやれない。だが、ここから外に出て本来の力を取り戻したら、責任をもって接合してやる。だから必ず生きて帰るぞ。」
(ローは代価『顔への執着』を捧げ、仮面の悪魔の能力を初めて使用。ローとイシュタルの絆が、肉体的献身と信頼により完成)
- 98バトロ渡哲也25/11/10(月) 00:24:44
イベント2(戦闘)(公園)
荒廃した公園の噴水跡。狛枝凪斗(時計の悪魔)は、静かに独り言を呟いていた。彼の瞳には、この戦いの真実や意味ではなく、それを超えた**『究極の希望』**へと収束していく未来だけが見えていた。
狛枝 凪斗「…ふふ。大丈夫だよ。ボクはただの『踏み台』にしかなれないけれど、誰かの**『究極の希望』に繋がるなら、こんなにも満たされることはない。ああ、この絶望的な運命も、最高の希望**への演出なんだね…」
その瞬間、狂信的な憎悪と悲しみに顔を歪ませた溶ける愛(豆腐の悪魔)が、噴水跡の影から、音もなく地面を這うように襲い掛かった。
溶ける愛「キミを…キミだけは許さない!わたしの『希望』を裏切る**『絶望の種』**なら、今ここで、潰れるのよ!」
彼女の体は、契約悪魔の力により、超圧縮された硬い豆腐の塊へと変貌していた。その塊は、鋼鉄よりも硬く、地面のコンクリートを砕きながら、狛枝の足元目掛けて突進する。
- 99バトロ渡哲也25/11/10(月) 00:26:44
これはまさしく不意打ち。しかし、狛枝の体は、彼自身の意思とは無関係に、**『絶望的な幸運』**に導かれた。
狛枝 凪斗「…え?」
豆腐の塊が狛枝を押し潰す寸前、噴水跡の壊れた水道管から、錆びた蛇口が折れて飛び出した。それはまるで、計算し尽くされたかのように、狛枝の足元に転がる。
狛枝は、無意識にその錆びた蛇口を蹴り上げる。彼の『幸運』は、その蛇口が、溶ける愛の豆腐の悪魔の代価、「平衡感覚の喪失」によって、彼女が最も重要とするバランスの核となる一点を突くように導いた。
錆びた蛇口は、超圧縮された豆腐の塊の、わずかな結合部の隙間に、恐ろしいほどの精度で突き刺さった。
溶ける愛「…ぐっ!?」
不意打ちをかけたつもりが、逆に一瞬の体勢の崩れを突かれる形となった溶ける愛。彼女の契約悪魔は、代価として平衡感覚を失わせるため、**「体の中心を突かれること」**を極度に恐れていた。
狛枝は、この一瞬の隙を見逃さなかった。彼の瞳に狂信的な光が宿る。
狛枝 凪斗「…最高の絶望だね!キミは、ボクの希望を完成させるために生まれてきたんだ!」
彼は時計の悪魔の能力を発動。溶ける愛の悪魔の力を構成する**「時間」を、彼女の能力が最も不安定になるように逆行・加速**させた。
豆腐の悪魔の力は暴走し、超圧縮されていた彼女の身体(豆腐の塊)は、一瞬で圧力を失い、まるで腐敗した豆乳のように、ドロドロの液体となって地面に崩れ落ちた。
溶ける愛は、最後に、狛枝の顔に浮かんだ狂喜と恍惚の笑顔を見て、絶望の声を上げながら溶けていった。
溶ける愛「ああ…キミも…絶望だったのね…」
狛枝は、崩れ落ちた液体を見下ろす。彼の全身には、自身の『希望』が極限まで昇華された、純粋な歓喜が満ちていた。
狛枝 凪斗「ボクは、最高の『希望』のために、最高の『絶望』を生み出した。ボクはもう誰の助けもいらない。ボクは…真の希望の踏み台になったんだ…!」
(溶ける愛、死亡!殺 害者:狛枝凪斗。狛枝は単独の狂気に落ち、真の『希望』の絶対信仰を確立)
- 100二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:29:07
狛枝…あなたはクソだ
- 101バトロ渡哲也25/11/10(月) 00:33:00
イベント3(策謀)(古い図書館)
古い図書館の暗闇で、間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)は、溶ける愛の死亡を察知し、満足げに笑みを浮かべた。
間桐 臓硯「ふぉっふぉっふぉ…上手くいったわい。あの小娘の**『希望』**は、儂がばら撒いた『狛枝の真意』という偽りの餌に容易く食いついた。そして、儂の思惑通り、二人仲良く潰し合ったわ」
彼は自身の策略の成功に満足し、悪魔に捧げる死体(溶ける愛)が増えたことで、自身の理性も強化された。
間桐 臓硯「さて、次は誰じゃ。…おや、あの心臓の悪魔(御影)は、瀕死の重傷を負って、あのゾンビ(レミリア)に庇われておる。フフ…消耗しきった獲物ほど、美味いものはないわい」
臓硯は、次のターゲットを重傷の御影に定め、彼を庇うレミリアごとまとめて葬る計画を練り始めた。
生存者リスト: 間桐臓硯(タフグミ梅マニアの悪魔)、リリス(テーザーガンの悪魔)、狛枝凪斗(時計の悪魔)、石神千空(酸素の悪魔)、綾小路清隆(アルゴンの悪魔)、レミリア・スカーレット(閃光弾の悪魔)、御影玲王(心臓の悪魔)、三日月・オーガス(象の悪魔)、トラファルガー・ロー(仮面の悪魔)、イシュタル(星々の悪魔)、ロックス・D・ジーベック(隕石の悪魔)、獪岳(戦車の悪魔)、リゾット・ネエロ(影の悪魔)、悪魔王子(日本刀の悪魔)、酸賀研造(単行本の悪魔)、オール・フォー・ワン(墓石の悪魔)
重傷者リスト: イシュタル(星々の悪魔)、御影玲王(心臓の悪魔)
チーミング: 悪魔王子&リリス(交流深まり)、石神千空&綾小路清隆(絆強化)、レミリア・スカーレット&御影玲王(連携強化)、トラファルガー・ロー&イシュタル(絆深まり)
死亡者リスト: シマキン(焼夷弾)、獅子堂イズミ(コモドドラゴン)、不死鳥マルコ(津波)、断頭台のアウラ(白餅)、楠木正成(蛇腹剣)、禪院直哉(洪水)、杉下右京(写真の悪魔)、溶ける愛(豆腐の悪魔)
というわけで今日はここまでなんだァ
AI挙動が酷すぎる…酷さの次元が違う
ドリーマーズの挙動の安定感が恋しくなるんだよね悲しくない?
- 102二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:33:40
オツカレーッ
- 103二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:34:02
オツカレーッ
そう考えるとドリーマーズマジで神がかってたロワだったんスねぇ - 104二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:37:18
オツカレーッ
(グミ爺の暗躍が順調すぎて)怖いです - 105二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 00:38:19
もしかしてTOUGHグミ悪魔は結構強いんじゃないスか?
- 106バトロ渡哲也25/11/10(月) 00:42:13