ネームなのに固有名詞ダメ……?
プレイヤーは人。(カテゴリ) ネームは名前。(翻訳) よってプレイヤーネームは人名。
しかし、そんな普通は名前を入れるだろうプレイヤーネームに、人物名を含む固有名詞が含まれているというだけで、変更をお願いされてしまう状況が存在するらしい。
今回は、そんな状況を紹介する。
変更をお願いされるらしい状況
リアル段位道場 (太鼓の達人)
リアル段位道場とは、太鼓の達人の「段位道場」モードにスタッフさん立ち会いのもと挑戦し、合格すれば認定証を入手できる、というイベントである。
その「基本ルール」に、以下の記述がある。
ドンだーネームに公序良俗に反する文言が含まれている場合、実在する会社名・店舗・人物・宗教・団体名などの固有名詞が含まれている場合、他社の著作権に抵触する文言が含まれている場合は、店舗より変更のお願いする場合があります。お願いをご了承いただけない場合、認定証の授与や合格者掲示はできません。
「公序良俗に反する文言」「他社の著作権に抵触する文言」が含まれているとよくないというのは、それはそうだろう。(「他社の」ということは、著作権を持っているのが個人の場合は対象外なのかな?)
しかし、固有名詞が含まれているだけで変更のお願いの対象になるというのはいただけない。
「他者の」「使用許可の無い」「商標権などの権利を侵害する」「個人情報である」などの条件もなく、ただ固有名詞というだけで対象である。
そもそも、「ドンだー」とは太鼓の達人シリーズのプレイヤーのことであり、それは通常は人である。
(まだロボットがプレイする場面は少ないだろう。犬や猿などは……教えればワンチャンあるか……?)
従って、「ドンだーネーム」を素直に解釈すれば、プレイヤーの名前、すなわち人物名を入れる場所だと思うのが自然だろう。
にもかかわらず、リアル段位道場に参加する場合は、この解釈を無視し、「ドンだーネーム」にプレイヤーの名前ではない何かを入れろ、ということになりそうである。
「ドンだーひろば」の利用規約を見てみると、
本サービス内でお客様が不適切な情報を登録した場合、当社はお客様に事前に通知することなく、該当の情報を変更または削除することがあります。ただし、当社は該当の情報を変更または削除する義務を負うものではありません。不適切な情報とは、卑猥語、ワイセツ語、差別語、プライバシーに関わる情報(電話番号、メールアドレスや名前など個人が特定できる情報)、公序良俗に反する内容、他人に対するいやがらせ、悪口、脅し、不快な内容、商業目的、広告目的、著作権者の許可を得ていない著作物が該当します。また、当社がこれらに該当すると判断したものが該当します。
とあるものの、登録する情報に固有名詞が含まれるだけでダメ、的な規定は見当たらなかった。
また、これから参照されている
にも見当たらなかった。
よって、太鼓の達人を普通にプレイするだけであれば「ドンだーネーム」にプレイヤーの名前 (個人が特定できる本名ではなく、ニックネーム) を入れておいてよく、リアル段位道場に参加する際のみ変更のお願いの対象になりうるようである。
とはいえ、「基本ルール」上、ドンだーネームに固有名詞が含まれている場合変更のお願いする場合があるというだけで、必ず変更のお願いをされるとは限らない。
運用上、個人情報やなりすましなど、一般によくないと思われるドンだーネームのみが変更のお願いの対象になるかもしれない。
まずは普段のドンだーネームのままリアル段位道場に参加し、変更のお願いを喰らってしまったらどうするか考えるのがいいだろう。
(ドンだーネームとしてかわりに設定する文字列を思いつかない場合などは、認定証を諦めてお願いを了承しない、という選択肢もある)
『アイドルマスター TOURS』RHYTHMLIVETOURNAMENT 2025
公式大会 RHYTHM LIVE TOURNAMENT 2025 |【ツアマス】アイドルマスター ツアーズ 公式サイト【アケマス】
これは、アイドルマスター TOURS の大会で、もうすぐ決勝大会が開催される予定である。
その注意事項には、以下の記述がある。
出場者のプレイヤー名に公序良俗に反する文言が含まれている場合、実在する会社名・店舗・人物・宗教・団体名などの固有名詞が含まれている場合、他社の著作権に抵触する文言が含まれている場合は、店舗より変更のお願いをさせていただきます。また、大会事務局の判断により、店舗予選以降にプレイヤーネームの変更をお願いする場合があります。
「他社」の著作権が条件に使われているのも含め、リアル段位道場の基本ルールにあったのと似た文言である。
しかし、「変更のお願いする場合があります」にとどまっていたリアル段位道場とは違い、こちらは「変更のお願いをさせていただきます」となっており、運用でカバーする余地が無くなり、さらに厳しくなっている。
さらに、大会規約にも
・参加者は、以下に該当するものをプレイヤーネームに使用することはできません。
(中略)
② 実在する会社名、店舗名、人物名、団体名などの固有名詞が含まれるもの。
とあり、固有名詞が含まれるプレイヤーネームの使用が明示的に禁止となっている。
なお、「注意事項」で固有名詞が含まれていると変更のお願いをするとされているのは「プレイヤー名」である一方、「大会規約」で固有名詞が含まれるものを使用できないとされているのは「プレイヤーネーム」である。
また、「注意事項」で大会事務局の判断により変更をお願いする場合があるとされているのも「プレイヤーネーム」である。
この「プレイヤー名」と「プレイヤーネーム」が同じものを指すかどうかは、これらの注意事項や大会規約からはわからなそうだ。
おわりに
次回以降の大会では、固有名詞が含まれるというだけで禁止というルールは廃止になり、自分の名前で出場できるようになるといいですね。あ、でもそもそも大会に出なければ・出ようとしなければあまり関係ないか……


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