「自動運転」の機能付き車椅子を開発 大垣工高生に地元企業が協力
■岐阜新聞提供
大垣工業高校(岐阜県大垣市南若森町)電子機械工学科の生徒たちが、車椅子製造の松永製作所(養老町大場)の協力で、自動運転機能が付いた車椅子を開発した。生徒たちが同社を訪れ、松永紀之社長らに成果を報告した。
西濃地域の高校生が地元企業と持続可能な開発目標(SDGs)や地域の課題を考える「環境SDGsおおがき未来創造事業」で同社社員による講義を聴き、車椅子に関心を持ったことがきっかけ。同科3年の柴﨑壮さんと須藤剛さんが外装やモーターなどの製作、古山真也さんと吉田葵瑠彪(きるあ)さんが人工知能(AI)カメラのプログラミングなどを担当し、同社が車椅子を無償で貸し出した。
2万円という予算内で、既存のプログラムや安価な基板を活用。カメラに映った人を検知して、前進や停止の指示を車輪を動かすモーターに伝える仕組みで、さまざまな大きさの車椅子に取り付けられるよう、アルミフレームにスライドレールを採用するなど工夫した。
生徒たちは「目標に向かって仲間と取り組むことにやりがいを感じた」、「課題を一つ一つ解決する過程が面白かった」などと振り返り、貸与に感謝した。自動運転を体験した松永社長は「自分たちの技術で誰かを幸せにするというテーマで取り組み、形にできたことが素晴らしい」と生徒たちの頑張りを評価した。
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