転生先はエーテリアス~外伝~   作:YEX

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思いつき出始めたネタです、どうか生暖かい目で見守ってください


アーマーハティ編
転生先がハティってどゆこと?


真っ暗な視界が広がり、とある人物が目が開く。

 

──ここは何処だ?確か俺は...

 

視界に広がっているのは、所々廃墟化した建物に黒色の結晶が至るところにある場所だった。

 

──何かこの結晶、見たことあるんだよな....というか何か()()()()()()()

 

そう思い、反射で写るもので自分を確認すると──()()()()()()ワームホールのような顔を中心に鉱物が装着され、まるでライオンのような姿だった。

 

──なっ、なっ、なっ.....何ぃぃぃぃっ!!

 

その姿を見た人物は心底驚く。

無理もない人間だったはずなのにいきなりこんな怪物のような姿になっていたのだ。

 

──これあれじゃん!最近はまってるゼンゼロの敵の『アーマーハティ』じゃねぇかぁぁぁっ!!しかもなんか『ワンワン』としか言えねぇぇぇ!!

 

口に出しているがそれでも『ワンワン』などの犬らしき言葉でしか発音できない。

 

──あかんどうしよう...というか何で俺ここのいるんだっけ?

 

そう思った人物──義来 剣(ぎらい つるぎ)は必死に思い出そうとするが....()()()()()が思い出せない。

 

──ンアー!!どうすればいいか分かんないよー!

 

そう嘆いていると、何処からか怯える声と怒鳴る声が聞こえてくる。

 

──何だ?一応行ってみるか.....

 

その声に導かれるように走って行く剣であった....

着くとそこにいたのは一人の小さいマスコットのような見た目の『ボンプ』が数人のならず者らしき人物に取り囲まれていた。

 

「ンナナ!」(誰か助けてー!)

 

「もう逃げられねぇぞ!」

 

「大人しくパーツを寄越せ!」

 

──うわぁー...世紀末だな...どうしよう、見捨てるのも何だかな....しょうがない、行くか。

 

ドサッ

 

「あっ?何だ?」

 

「っ!リーダー!エーテリアスだ!エーテリアスが出ましたよ!?」

 

──おらぁ!かかってこいやぁー!

 

剣が雄叫びをあげ、ならず者たちに威嚇する。

 

「どうしやしょうリーダー!?」

 

「落ち着け、そんなときのためにこれを用意したのだ!」

 

ならず者のリーダーらしき人物が何かを起動する。

そこに現れたのは、人型のメカで、方に拡声器を装着し、いかにもガラクタで補強したジャンクな見た目の機械──『怒れる男』が現れる。

 

──なぁにこれ★

 

あまりにもごちゃごちゃ過ぎて唖然とする剣。

いやダサッ...

 

「こいつは偶然にもいい素材で作り上げたメカでな...いくらエーテリアス一人だとしてもこいつに勝てるわけないだろ!ハーッハッハ!」

 

──邪魔。

 

 

バコォォォォンッ!!

 

 

「ハッ──」

 

剣は思いっきり、怒れる男を殴り飛ばすと、バラバラにぶっ壊れる。

というか、耐久性ゴミ過ぎん?

 

「「「.....」」」

 

──んで?どうすんの?やんの?

 

怒れる男を倒したあと、剣はならず者を睨む。

 

「に....逃げろぉぉぉぉ!!」ピュピュピュピーン

 

「「「ひぇぇぇ!?」」」

 

するとならず者達は圧倒的な強さに逃げるのであった。

 

──逃げた...まぁいいや、大丈夫君?

 

「ンナ!?」(こっ....こっち見た!?)

 

逃げたならず者を見えなくなるまで見つめたあと、一人のボンプへ目を向けた。

その様子はまだプルプル震えていた。

 

「ンナナ...」(ぼ、僕を食べても....美味しくないよ!!)

 

──んー...ワンワンしか言えないから、意思疎通が難しいな....どうするか。

 

人語が話せない剣は、怯えるボンプをどうにか落ち着かせたいと考える。

 

──あっそうだ。

 

ふと、剣が思い付くと、ボンプの目の前で伏せをする。

 

「ンナ?」(えっ?伏せ?)

 

──ほらほらどうよ?無害だぜ?

 

と、尻尾をフリフリしながら、ボンプを見つめる。

 

「ンナナ?」(もしかして、僕を食べない?)

 

──食べない、食べない。

 

剣がそう頷くと、ボンプはホッと一息ついた。

 

「ンナナ...」(よっ、良かった~...暴漢に襲われるわ、エーテリアスに出会うわで...もうダメかと思った....)

 

――不運すぎんだろ....よく無事だったな。

 

と、低い声で呆れるように鳴く。

すると、ボンプはとあることをお願いする。

 

「ンナっ」(あの....もしよければこのままホロウの出口まで護衛してもらえますか?もしかしたらまた、暴漢達やエーテリアス達が襲われると思うので)

 

――ええで、ほないこかー。

 

剣が頷くと、ボンプと一緒にホロウの出口まで護衛する。

 

~~~~

 

「ンナナっ!」(ありがとうございます!おかげで無事に帰れます)

 

――良かったな、次は気をつけろよ。

 

剣は返事をすると、ボンプはホロウの空間から脱出した。

 

――にしてもボンプがいたとは....やっぱりここは『ゼンゼロ』の世界で間違いないな....

 

ボンプを見送った後、これからについて考える剣だった。

 

――なんで転生したらエーテリアスになってるかは知らんけど....今頃、母さんたちはどうしてるんだろうか....

 

そんなことを考えている剣はフルフル頭をふり、ネガティブな考えを消す。

 

――やめよう、虚しくなるだけ....これからはこの姿として生きていくしかないんだ.....

 

そう思い、剣は不安や寂しさを誤魔化すために、狼のようにホロウをバックに雄たけびを上げる。

 




義来 剣(ぎらい つるぎ) 転生したらエーテリアスになっていた男
デュラハンではなくアーマーハティに転生したことにより人語が話せないが、デュラハンよりステータスはちょいと高め
長年この姿で生活すると犬らしさがより高くなる。

剣は誰に飼われる?

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