“デマ拡散”NHK党・立花孝志党首を逮捕 「ほっとした感じ」亡くなった元県議の妻が胸中を吐露
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竹内氏と妻はともに、早稲田大学の政治サークル「鵬志会」のメンバーだった。 その先輩が、今年9月に他界した元衆院議員、石川知裕氏。がんで闘病中だった石川氏は、4月に兵庫県姫路市の竹内氏宅を「鵬志会」の仲間と訪れた。 「英明、本当につらかっただろう。県議を辞めたときに俺が来ていればよかった」 と仏前に語り掛けた石川氏は、竹内氏宅を辞する時、同行していた私に目配せし、 「ちょっと2人で、話をするから」 と竹内さんの妻と向き合った。 石川氏はこの日、弔問だけでなく、竹内氏の妻に立花氏を告訴するよう提案しようとしていた。私は、事前に石川氏からこんな話を聞いていた。 「英明は立花氏からありもしないむちゃくちゃなことを街頭演説やSNSで広められ、死に追い込まれた。かたき討ちをしなきゃいけない。俺もかつて冤罪(陸山会事件)で逮捕された。説得するのはそういう経験がある自分しかない。立花氏がまた何をしてくるか、SNSで拡散するか、わからないが、動かないと一生、悔いが残るはず」 竹内氏の提案に竹内氏の妻は、 「はい、わかりました」 と即答。5月になって、郷原信郎弁護士が竹内氏宅を訪れて打ち合わせをし、刑事告訴が決まった。 ■「ハードルが高かった死者への名誉毀損」 今回の逮捕容疑には、竹内氏が亡くなった後の立花容疑者の発言、つまり死者に対する名誉毀損容疑が含まれている。郷原弁護士はこう話す。 「SNSをチェックすると、立花容疑者の竹内氏への誹謗中傷、名誉毀損とみられる発言は膨大にあった。その中で、精査したものを告訴事実としました。一般的に、死者への名誉毀損というのは、過去に判例がないものと思われます。兵庫県警、神戸地検と告訴内容のことで話をしたときも、ハードルが高いという感じはあったが、それを乗り越えて竹内氏が生前のものと、死後のもの、どちらも立件してくれたのは、よくやったと思います」
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